【明慧日本2017年9月24日】遼寧省朝陽県の法輪功学習者・李桂霞さんと謝宝鳳さんの2人は、朝陽県公安局、検察院、裁判所に連携され、それぞれ懲役4年と懲役5年の不当な判決を下された。2人の学習者は共に朝陽市中級裁判所に上訴した。
保育士の李さんは、かつて末期の乳癌患者であった。1996年6月24日から法輪功を学び始め、間もなく、李さんの体内の腫瘍が消え体は回復した。李さんは自らの体験をもとに、人々に法輪功の不思議な効果を伝え、何度も連行された。
2002年、李さんは朝陽県裁判所に懲役5年の判決を宣告され、瀋陽大北刑務所に拘禁された。そこで、李さんは乱暴な灌食をされ、スタンガンで電気ショックを与えられ、手のひら大の小さな腰掛けに座らされ、真冬に冷たい水をかけられ、睡眠を許されず、独房に閉じ込められるなどの残忍な拷問を受け、迫害された。
昨年9月30日、李さんと謝さんは二十家子の市場で、人々に法輪功の迫害の真相を伝えたため、二十家子派出所の警官に県公安局の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)まで連行された。
朝陽県国保大隊長の梁士武は、李さんを朝陽市留置場に入れようとしたが、李さんに高血圧の症状が現れ、生命の危険があるため留置場に拒否された。梁は他の策略を用いて強行に李さんを留置場に拘禁した。
昨年に11月、李さんに対する不当な逮捕令状が発布された。期間中、李さんは乳房あたりに結核があると診断された。家族は情況を知った後、梁を訪ねて解放を求めたが、梁はそれを無視し、李さんを解放しないだけでなく治療をさせず、家族との面会も許さなかった。
今年4月27日午前9時、朝陽県裁判所で李さんと謝さんに対する裁判が行われ、2人の弁護士は法廷でそれぞれ、無罪であると弁護を行った。にもかかわらず、朝陽県裁判所は李さんに懲役4年、謝さんに懲役5年の不当な判決を下した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)