山東刑務所で学習者が不明薬物を注射される
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 明慧日本2017年9月28日】山東省刑務所第11管区は今年8月18日午後、王忠実さん、伊向陽さんなどの法輪功学習者9人に不明薬物を注射しようとしたが、拒否された。それでもなお、管区長、刑務所医院長及び同管区の警官らは、5、6人の強盗を犯した囚人と手を組んで、上述の9人の法輪功学習者に暴力を振い、殴ったり、蹴ったり、無理矢理引き摺り出して、不明薬物の注射をしようとした。

酷刑演示:打毒针
毒物の入った薬物を注射する拷問の一つ

 学習者らは「法輪大法は素晴らしい」と叫んだりして抗議した。馬登州という強盗を犯した囚人が、毛布を縄に編んだもので学習者の首を強く締め、他の複数の強盗を犯した囚人らは学習者の足を必死に引っぱり、3人の学習者は口から血を流し、死にそうになるまで迫害をした。

 蘇さんは薬物の注射を拒否し、医院長に真相を伝えようとした。しかし、医院長は他の囚人に蘇さんの手足を押さえさせ、強制的に不明薬物を注射した。王さん、安さんも医院長に真相を伝え、迫害を止めようと説得したが、まったく聞く耳を持たず相手にしてもらえなかった。

 8月23日夜、出席を取る時に、王さんは迫害に抗議するために協力しなかった。そのため、翌朝、鉄の椅子に縛られていた。夜になると、監視カメラのない風呂場に引き連れられ、そこで一晩中手錠、足かせを嵌められ、鉄の椅子に縛られ、睡眠が取れなかった。

中共酷刑示意图:铁椅子
鉄の椅子に座らせ、身動きできない拷問

 25日午後、王さんはまた厳管隊に連れて行かれ、拷問された。

 陸さんは今年4月から2回にわたって断食した。現在、いまだに病院内で迫害されている。

 複数の学習者は迫害された後、身体が不自由になり、自己管理できなくなった。地元・陝西省の馬福建さんは2年前からずっと断食して迫害に反対しており、いまだに新康病院にいて痩せこけており、点滴や灌食によって命を維持している。黄敏さん(73)は元ジャムス大学の講師で、テレビを通して真相を伝えたため、懲役20年の実刑判決を下された。2002年に刑務所に入ってから、様々な迫害を受けた。現在、刑務所医院におり、迫害により身体が不自由になり、生活が自己管理できなくなった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/25/354148.html)
 
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