広東省茂名市複数の学習者が 不当に連行
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 【明慧日本2017年9月29日】先日、広東省茂名市の610弁公室の警官、居委会の役人などが結託して、現地の複数の法輪功学習者たちを不当に連行した。

  茂名市の法輪功学習者・朱石雄さん(52歳男性)は今年9月20日午前11時ごろ、自宅の店で市610弁公室、警察署、派出所の警官及び現地の居委会の役人らに不当に連行された。610弁公室の警官ら十数人は2組に分かれて、朱さんの自宅を家宅捜索をし、法輪功関連の書籍を1箱押収した。

 朱さんは家電修理の職人で、技術力が高く、修理代も安くて現地ではかなり有名で、毎日忙しかった。朱さんは小さい時に足の骨が懐死する病気に罹ったことがあり、後遺症があった。1998年に法輪功を修煉した後、後遺症が無くなり、性格も優しくなり、常に善意をもって物事に対処できるようになった。2005年、朱さんは法輪功の真相を伝えるポスターを貼っただけで、懲役3年の実刑判決を下され、陽江刑務所で3年にわたって迫害を受けた。2015年7月、朱さんは江沢民を告訴する書類を最高検察院、最高裁判所に郵送しただけで、それから常に警察署、居委会、派出所の警官により嫌がらせをされていた。妻も「江沢民告訴の件に今後、参与しないという保証書を夫に代わってサインしてくれ! さもなければ、お前は勤務先に除籍されるぞ」と警官に脅かされた。朱さんの携帯電話は長年の間、監視されているという。

  学習者・梁叔さん(60歳代)は9月19日に連行され、留置場に入れられた。周其雪さん(女性)は9月20日に連行された。呉有清さんは9月19日午後4時ごろ、人民病院の近くでバイクを検査するという理由で、警官に呼び止められて停車すると連行された。そして、携帯電話などの持ち物が押収され、家宅捜索され、翌日高州市拘留所に拘禁された。22日午前、呉さんの家族は拘留所へ行き、呉さんに会いに行って、10日間拘留されることがわかった。

 警官は学習者・王英さんの勤務先にまで駆けつけて来て、王さんを探していたが、先に王さんの夫に不意に出会った。それを見た王さんはそこから逃げた。現在、王さんは放浪中で、帰宅できないでいる。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/26/354190.html)
 
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