河北省衡水市6人の法輪功学習者に不当な裁判
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 明慧日本2017年9月30日】河北省衡水市法輪功学習者・董(とう)華新さん、趙暁梅さん、厖立涛さん、毛雅寧さん、王永昌さん、劉千里さんの6人は、桃城区裁判所に不当な裁判をかけられた。董さんは懲役9年の実刑が下され、3万元の罰金を科された。他の5人はそれぞれ懲役1年6カ月から懲役6年6カ月の刑が下され、数万元の罰金がそれぞれに言い渡された。上記の学習者はすでに2年間あまり不当に拘禁されている。

 2015年8月末、衡水市在住の1人の法輪功学習者は、家を家宅捜索され、警官はパソコン、プリンター、法輪功迫害の真相資料、銀行の通帳、車など個人所有の財産や家財までも押収された。

 2015年8月20日、董さんと妻の趙さん夫婦、衡水市交通局監理所の職員・厖さんが不当に連行された。また、4日後の24日の早朝、中国農業銀行衡水市西城支店の職員・王さんが連行された。ほぼ同じ時間帯に衡水市桃城区在住の毛さんは桃城区公安局の警官に連行され、家宅捜索を受けた。理由は法輪功の迫害真相資料を配布したことだという。同年11月17日、冀州市在住の学習者・劉さんも連行された。

 董さんを含む数人の学習者は最初、衡水市の思想改造施設に拘禁され、その後、衡水市留置所へ移送され拘禁された。この事件の翌年の2016年1月、案件は桃城区検察庁に送られたが、学習者たちの依頼を受けた弁護士は、検察庁に案件資料の閲覧を求めた際、難癖を付けられ、さらに数時間身柄を拘束された。衡水市留置所側は弁護士と学習者の面会を拒否した上、弁護士の資格証明書を取り上げた。弁護士は関係部署へ訴えたあと、返してくれた。

 昨年9月19日、董さんを含む6人の学習者は桃城区裁判所で裁判を受けた。董さんは自己弁護の際、現在中国の法律においても、法輪功の修煉は違法であるという根拠となるものは何もないと主張し、法輪功学習者が法律に違反した証拠を提出するよう要求したが、検察側は黙って回答しなかった。衡水市公安局の隊長と国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の副隊長は、裁判所と裏でグルになって、派出所の警官に弁護士を連行させ、裁判の弁護を阻止するように指示した。

 昨年12月15日午前、6人の学習者たちは桃城区裁判所で2回目の裁判を受け、董さんは再び自己弁護し、無罪を主張した。弁護士は提出されたいわゆる「新しい証拠」に対して、法律上、成立しないものであると反論した。

 学習者の劉さんは裁判中、体調を崩し、救急車で搬送されたため、一時、休廷した。裁判後、桃城区裁判所側は裁判の結果を出さなかった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/26/354186.html)