【明慧日本2017年10月9日】(香港=明慧記者・鄭語焉)2017年10月1日は中国共産党(以下・中共)が政権を強奪して68周年である。大勢の法輪功学習者達は午前11時30分から、九龍長沙湾遊具場公園で、中共組織からの三退を声明した中華の子孫2億8千500万人の勇気ある行動を声援する集会を開き、午後2時、中共の法輪功に対する迫害制止パレードを行った。
多くの民主派政治家が集会で、「『10・1』は建国記念日ではなく、殉国記念日だ。中共は18年もの長きにわたる法輪功に対する残酷な弾圧に加えて、天も驚愕する法輪功学習者への生体臓器狩りの罪を犯し、中華民族を空前の危機と災難に陥れた」と述べた。
香港法輪大法佛学会のスポークスマン「中共を解体してこそ真の天下太平が訪れる」
香港法輪大法佛学会のスポークスマン・簡鴻章氏は、「目下、中国において、多くの法輪功学習者が依然として迫害を受けており、中共は国内で普遍的に法輪功学習者から生体臓器狩りをやっている。江沢民集団は断末魔のあがきをみせ、各地でやりたい放題をしており、未だ天下太平が訪れていない」という。「根本は私のため、自我のためであり、伝統を破壊したことで、道徳を失い赤い血に染まった中共が中華の大地を略奪し、全世界まで毒害している。中共の法輪功および各界の市民への迫害が続いている現状を打破し、中共が解体されるまで、この迫害制止の活動は一日も止まることはない」と語った。
簡氏は「法輪功に対する迫害の停止、法の下で江沢民、曾慶紅、梁振英などの国に禍をもたらし、香港を乱した者を裁くことだ」と述べ、迫害を真に終結させ、中華の文化を復興させるためには、平和的に中共を解体する必要があり、全面的に中共政権、および中共文化の毒害を取り除き、中華五千年の伝統文化や道徳と正しい気風を復興させ、普遍的な価値のある正道に帰ることだという。「悪を取り除き、善を広げ、伝統に回帰することで、真の天下太平が訪れる」と呼びかけた。
政治家からの支持
香港支聯会副主席の蔡耀昌氏で香港自由聯盟スポークスマンの韓連山氏と、前香港区議会議員の林咏然氏は集会に出席して声援を送った。蔡氏は、中共の強権に直面して特効薬がなく、法輪功が十数年来弛まぬ迫害反対を堅持している精神に敬服しているという。「我々は強権の下で堅持する人こそ、最終的に勝利を得ると信じている」と述べた。
香港自由連盟スポークスマンの韓連山氏は、『10・1』は、建国記念日ではなく、殉国記念日だという。「共産党は建国して68周年になるが、権力によって統治し、暴政をもって国を治め、自由がなく、人権がなく、国民は苦難に満ちた生活を強いられ、凶暴政治の迫害を受けている。中共は人心を得られず、金銭でごろつきの支持しか買収できないために、あちこちででたらめを散布している」、「法輪功に対する迫害、生体臓器狩りの凶暴な行為は、全世界で知られている」と、中共が絶えず自国民を迫害していることを指摘した。
前香港区議会議員の林咏然氏は、法輪功学習者が巨大な迫害を受けている下で、依然として香港、台湾や世界各地で迫害反対の活動を行っていることを称賛した。「彼らは真・善・忍を用いて周りの人々を呼び覚ましている」と話した。また、法輪功の迫害反対の活動は民衆を鼓舞し、知らず知らずのうちに感化する作用を果たしていると、身をもって深く感じるという。「毎回、整然としたパレードの隊列が、弥敦通りや香港の街道を通りかかる際、沿道両側の市民は拍手をり、その中には中国国内からの観光客が含まれている。彼らは不思議に思ったはずだ。中共が統治する香港で、中共の非を直訴できるとは!」と述べ、人々は知らず知らずの内に感化され、中共が滅びる日が必ずやってくると認識しているという。
立法会議員、中共の生体臓器強奪の罪を譴責する
多数の民主派立法会議員が録音で、法輪功への迫害制止を呼びかける活動を支持するメッセージを送った。民主党主席で立法会議員の胡志偉氏は、中共の法輪功に対する迫害を譴責した。「中共の魔の手の下で、生体臓器狩りが発生し、いかなる文明社会にも受け入れることのできない行為で、中共政権は世界で非難され訴えられ、国家や民族の訴えに直面している」と述べ、国際社会がともに中共の生体臓器狩りの犯罪に注目し譴責しなければならないと呼びかけた。
民主派立法会議員の林卓氏は、中国の法輪功学習者が中共の非常に残酷な弾圧に遭い続けており、中共政府は人権に反する犯罪を必ず即時に停止し、法輪功学習者に対する弾圧を停止しなければならないと呼びかけた。同時に国際社会に対して、中共の生体臓器強奪の犯罪を徹底的に調査し、その人道に反する犯罪責任を追究するよう呼びかけた。
立法会議員の梁耀忠氏も、中共が人民を迫害していることを譴責した。特に法輪功に対する迫害について各国が共に中共の生体臓器狩りを譴責するよう呼びかけた。「生体臓器狩りはとても残忍で人道に反する行為であり、みんなが全力でこの中共政権を譴責しなければならない」と話した。
前香港政府高官「中共は邪悪で、真・善・忍を恐れている」
前データファイル局長の朱福强氏は、法輪功の迫害反対活動を支持している。彼は法輪功学習者が平和的で理性をもって煉功し、修養を重視しているにもかかわらず、中共がなぜ迫害しなければならないのか理解できない、唯一解釈できるのは中共が法輪功を恐れていることである。「法輪功の真・善・忍の精神が彼らには恐怖であり、法輪功を打撃するのは完全に怯えであり、惰弱の現れなのだ」と述べた。彼は法輪功学習者が早かれ遅かれ、必ず邪悪に打ち勝つと信じているという。
全世界・中共からの脱退センターの易蓉さんは、インターネットを通して、「今、依然として中共邪党に幻想を抱いている、中共の各レベルの党、政府、軍の官員や中国人に、急いで中共の党員、青年団員、少先隊員から脱退して、明るい未来を選択するよう呼びかける」というメッセージを送った。
中国国内からの観光客は震撼し、パレードを撮影して持ち帰るという
10月1日の天気はとても不安定で晴れたり、雨が降ったりの繰り返しだったが、活動は予定通りに行われた。香港や海外からきた法輪功学習者約900人が、長沙湾遊具場公園で煉功を行った。彼らは黄色い上着を身に纏い、ゆったりとした美しい煉功音楽に従い、整然と法輪功の五式の動作を煉った。正午の集会のあと、パレードの隊列は午後2時に天国楽団を先導に、長沙湾遊具場公園を出発し、九龍の繁華街を通り、目的地の尖沙咀天星フェリー乗り場に到着した。
法輪功学習者のパレードの隊列は、大型の横断幕や各種ののぼり旗によって、法輪功の「真・善・忍」の素晴らしさ、ならびに法輪功の真相を沿道の市民や観光客に届けた。中国国内からやってきた観光客はこの場面に驚愕し、携帯電話で写真撮影した。彼らは、法輪功の「真・善・忍」が人々を善に向かわせることを教えているのは間違っていないといい、このパレードと情報を国内の親戚や友人に伝えるという。
深圳からきた夏さんは、友人と一緒に初めての香港旅行で、法輪功のパレードに出会い、「このような大規模なパレードに震撼を受けた。国内ではこのようなことはできない。香港は比較的に民主的で開放されていると感じた」と話した。彼女は「真・善・忍」の精神を認めており、撮った写真を国内に持ち帰り、親戚や友人と分かち合うという。
張さんは広東省佛山市から初めて買い物に来て、法輪功のパレードに出会い、震撼を受け、携帯電話を取り出して写真を撮った。「香港は比較的に言論が自由だ。国内ではこのようなことはとても許されない」、「真・善・忍はよいものだが、国内では敏感な話題になっている」という。
湖南省から来た朱さんは、以前観光で香港に来たことがあり、今回は父親との旅行だった。初めて法輪功のパレードに出会い、香港には言論の自由があると感じ、異なる信仰を持つ人々が、自分たちの意見を自由に表現ができることはよいことだと話した。