AU連邦議員 生体臓器狩りシンポジウムを開催
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 【明慧日本2017年10月13日】(オーストラリア=明慧記者)オーストラリア(AU)各地から集まった法輪功学習者は9月11日と12日の両日、首都キャンベラの国会前で集会を開き、政府に中国共産党(以下中共)の法輪功に対する迫害、ならびに法輪功学習者を殺害する、生体臓器狩りの犯罪に関心を寄せるよう呼びかけた。

 11日午前、スコット・ブッフホルツ(Scott Buchholz)連邦議員の主催で、国会内で中共によって法輪功学習者への生体臓器狩りが行われていること、および中国への臓器移植ツアーについてシンポジウムが開催され、各党派の下院議員、法曹界、医学界、一部の法輪功学習者が参加した。

 まずはゲストが、中共の法輪功学習者や良心の囚人からの生体臓器狩りに関する最新調査報告、および各国政府のこのことに関する措置ならびに立法の現状について報告した。その後、国会でどのような立法を作るのか、医療の角度でこの生体臓器狩りをどのように暴き制止するのか、あるいはオーストラリア居住民がこの違法な臓器売買や、海外での臓器移植手術の防止などの問題について積極的に討論した。

 出席したオーストラリア法輪大法佛学会会長の趙氏の話によると、参加した法曹界と医学界の人たちが中共の臓器強奪を指摘した。調査を行った著名なベテラン記者・イーサン・ガットマン氏が、連邦議員に中共が直接参与する法輪功学習者に対する生体臓器狩りについての指摘し、その調査結果、近年来幾つかの国や政府が、自国民の中国への観光を目的とする臓器移植ツアーを禁止し、違反者は処罰されることについて詳しく紹介した。出席した連邦議員、あるいは公務の都合で出席できなかった議員は、中共の法輪功学習者から生体臓器狩りが行われていることに高い関心を持ち始めているという。

 連邦議員「私は無数の被害者のために声をあげる」

 司会者のスコット・ブッフホルツ議員は、「本日、私は議員と下院議員のために、不道徳な生体臓器狩りと、臓器移植ツアーについての討論会を司会できることを嬉しく思います。ゲストのイーサン・ガットマン氏、アンドレア・トカジ氏、ソフィアブライスキン氏が、豊富な情報を提供してくださったことに心より感謝します。重要なことは、我々がこの問題に対して関心を持ち続けることです。私は生体臓器狩りで命を失った無辜(むこ・何の罪もない)の人々のために声をあげます」と述べた。

国际人权倡导和宣传组织律师托卡吉(Andrea Tokaji)女士。
アンドレア・トカジ弁護士

 国際人権活動家のアンドレア・トカジ(Andrea Tokaji)弁護士は、シンポジウムで講演し、彼女は取材電話で以下のように語った。「調査記録で明らかですが、オーストラリアの国民が海外へ臓器移植ツアーに行っており、主要な目的地は中国で、オーストラリア人が所在する国際区域で人権犯罪にかかわっている可能性を物語っています。なぜなら証拠が実証しており、中国は信仰団体や少数民族に対して迫害を行っています。人々は不法に拘禁され、残酷な拷問を受け、強制的に血液検査や尿検査をさせられ、臓器の適合の確認に使われているのです。中国の病院は広告の中で、短時間内に臓器を見つけることができるといい、甚だしきに至っては数時間で見つかるということは、明らかに臓器の供給庫がなければできるものではありません」

 同氏は、先進国として、何かをする責任があると話す。まず、もっと多くオーストラリア人に死後、臓器のドナーになるよう奨励すること。第二に、臓器移植ツアーの登記システムを造り上げること。海外への臓器移植希望者に対して登記を行わせ、不法な臓器取引を禁止し、人権犯罪国での臓器移植を禁止すること。第三に、オーストラリアは多くの国際人権協議の署名国として、自国が人権公約に違反しないことを確約し、被害者の権益を守り、被害者のために声をあげなければならない。このような犯罪がオーストラリアの地で発生することを防止することであるという。

 国民は法輪功学習者の辛抱強い 迫害停止を呼びかける精神を支持する

 今回の活動期間中、多くの国民が異なる方式で学習者が18年にわたり、絶えることなく真相を伝える辛抱強い精神を支持し称賛した。車で通りかかる人は、車窓を開けて支持の口笛を鳴らしたり、クラクションを鳴らしたり、親指を立てたりして賛同した。また活動現場を通りかかった人は、あなたたちは良くやっています! 堅持し続けてください! 成功をお祈りしますと、応援のメッセージを送った。

堪培拉社会工作者阿曼达(Amanda Rison)女士赞扬法轮功学员坚韧不拔的反迫害精神
アマンダ・リソンさん(左)

 キャンベラでソーシャルワークの仕事をしているアマンダ・リソン(Amanda Rison)さんは、「私は知っています。中共の法輪功に対する迫害は長く続いています。15年前にキャンベラに引っ越してから、法輪功を見かけたことがありました。彼らは毎日、中国駐キャンベラ大使館の入口前で真相を伝えています。私は法輪功学習者が平和的に抗議する辛抱強さとその精神を称賛します。私は、ますます多くのオーストラリア国民が正義を支持し、法輪功を助けて一日も早く迫害を制止することを確信しています。同時に私たちの呼びかけが、欧州政府を動かし法律を設定して、中共の長期にわたる法輪功への迫害を制止することを希望します。最後まであなたたちが努力を堅持し、最高の成功をお祈りします」

从德国来澳洲旅游的尼克·特克(Nicky Turk)女士支持法轮功反迫害
ドイツから訪れたニッキー・タークさん

 ドイツから訪れたニッキー・ターク(Nicky Turk)さんは、キャンベラに住む友人に勧められて、国会の前での法輪功学習者の活動を見た。

 彼女は煉功する学習者の横でしばらく見て、「私は法輪功学習者が善い人たちだとわかります。彼らはあのように穏やかで自然体です。私は、学習者がここでオーストラリア政府に対して、中共の迫害を譴責し、迫害の早期停止を呼びかける活動は良く出来ていると思います。私は中共の生体臓器狩りを聞いて非常に驚きと興味をもってここにやってきました。中共は残忍で恐ろし過ぎると思います。彼らのやっていることは人権に対する冒涜であり、民族ジェノサイドです。中共の法輪功に対する迫害は残忍で、私は全力であなたたちを支持します。中共の生体臓器狩りを私のフェイスブックにシェアーし、私のすべての友人にこのことを知ってもらい、迫害反対の手助けをしてほしいです。あなたたちの成功を希望します!」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/15/353770.html)
 
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