張久海さん 判決に直面し 危篤の父の世話できず
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 【明慧日本2017年10月13日】北京市平谷区行宮村の法輪功学習者・張久海さん(50)は、今年の5月に不当に連行された。情報筋によると、張さんは不当な判決に直面しており、危篤状態の父親の世話をする人がいないという。

 今年5月8日の夜、路上で運転中の張さんは連行された。5月9日午前、平谷区鎮羅営派出所の警官は、張さんの家に行き、箪笥を開けて、ベッドを取り外し、ノートパソコン、プリンターと法輪功の資料を押収した。また、6月、張さんの父親は転んで、寛骨が折れた。

 張さんの父親は動くことができず、自力で生活ができなくなり、家では世話をする人がいないため、全身の大半の皮膚が潰爛(かいらん・やぶれただれること)した。家族の生計を支える桃は、管理者がおらず畑に腐ったまま放置された。数カ月後の9月3日、善意のある人が張さんの父親を病院に運び、手術をさせようとしたが、皮膚がひどく潰爛し、所々にはウジムシまで這い出ており、それが原因ですぐに手術ができず、現在、張さんの父親は危篤状態に陥っている。

 今年6月14日、張さんに対する逮捕令状が発布され、8月、公文書は検察院より平谷裁判所に送られた。

 1999年7.20、江沢民が法輪功を迫害して以来、張さんは4回も不当に労働教養を強いられ、累計7年間にわたり様々な拷問により苦しめられ、九死に一生を得た。張さんは、かつて拷問により4本の肋骨が打ち折られ、右顔の頬骨にひびが入った。また、血尿がで、不明な薬物を無理やりに灌入(注ぎ込まれること)され、野蛮に灌食され、殴打されたことがある。張さんの両親も不当に労働教養を強いられたことがあり、母親は圧力に耐えられず、亡くなった。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/17/353814.html)
 
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