シドニーで 2017年オーストラリア法会開催
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 【明慧日本2017年10月22日】(オーストラリア=明慧記者)法輪大法修煉心得交流会が9月10日、シドニーのオリオンセンターで行なわれた。各地から千人余りの法輪功修煉者が参加した。23人の中国人と西洋人学習者は、法を正す時期の大法弟子として、どのように師を手伝い法を正し、衆生を救い済度する使命と責任を行うか、そして、法に従って心を修め、自我を絶えず放下し全体に協力し、いかに修煉の道を正しく歩むかを分かち合った。

图:二零一七年九月十日,澳大利亚法轮大法修炼心得交流会在悉尼的The Orion Centre隆重举行
オーストラリア法輪大法修煉心得交流会が9月10日、開催された

学员发言

学员发言
学習者が修煉経験を分かち合う

 自分を修め 全体が一つになり法力の超常を表す

 今回の法会の最大の特徴は、発言が具体的なプロジェクトの中での修煉に比較的力が入れらており、同修との強烈なトラブルと衝突の最中に、すぐ自分が学習者だと気づくことができ、法に従って自分の言行を照らして、自分を正してはじめて同修とうまく協力できる、ということがわかったという。師が法を正す事を手伝う時に、いつも純粋な心を持てば、大法の圓容不破の法理が展開するというのである。

 孫さんは昨年末、オーストラリア各地の同修と一緒に「自動車の旅」という形で大小の多くの都市を訪問し、その間、多数のオーストラリアの各階層の人々に真相を伝え、大法の素晴らしさと、中国共産党により法輪功が迫害されている真相を、オーストラリアにあまねく伝えられた感動的な出来事を語った。

 出発する前、協調人の孫さんは、もともと食事と宿泊の手配に満足していたが、旅館に着いたばかりの時からさまざまな心性の錬磨に直面した。たとえば、地方の議員、およびメディアに真相を伝えた時、同修が真相を伝えるように手配したが、しかし、同修に信用されず、毎日、繰り返し衝突する中で、孫さんは少しずつ「自分の意見に固執する」執着を取り除いた。

 学習者が一緒に仕事をする時、どのようにすればうまくいくかを重点的に考え、全員が一つになり、強い正念で担当者を応援すれば、誰でもうまく説明できるようになる事がわかり、表面的には私たちがやるが、実際に成功させてくださるのは師父だと悟った。

 翟さんも着実に修めることを重んじた。今年繁華街で神韻のポスターを貼った時、人心を放下し、心を修め内に向けて探し、大法に従い自分の恐れる心と観念を正し、執着心の放下と心性の向上に従い、効果もだんだんよくなり、師父が助けてくださり、縁のある人を救い済度することができたと話した。

 翟さん自身の言葉によって傷つけられることを恐れる心は、「花崗岩のような執着」となり、華人の商店があると逃げてしまっていた。その後、常人の神韻への誤解と、翟さんに対する言葉に善がないのは、共産党が宣伝したデマにより生じたものであり、常人自身が被害者であり、大法弟子こそ常人たちが救い済度される唯一の希望であると悟った。このことを悟った後、この花崗岩のような執着の多くが師父によって取り除かれた。それから、ポスターを貼るのに適さない華人の商店であっても、店に入り、神韻のチラシと雑誌を手渡せるようになったという。

 師父のご加護の下で救い難い人を済度した

 交流の中で、李さんは普段観光地で真相を伝える時、「三退を勧めるのに数分間から数十分で人々を三退させることができるが、自分のよく知っている人や、共産党の嘘に深く毒害された人を三退をさせることは、確かに旧勢力の度重なる妨害を突破しなければならず、相当な難度がある」と語り、大法弟子は真・善・忍を実行しながら大法弟子の素晴らしい風格を表してはじめて、縁のある人を救い済度することができる、と悟った。 交流の中で、李さんは実際に自分が6、7年、あるいは7、8年、甚だしきには、17年という年月を使っていかに3人の生命を三退させることに成功したか、衆生を救い済度できた時の喜びは言葉に表せない、と語った。

 若者が修煉の道に戻った 

 今年、オーストラリア法会の突出した特徴は、多くの若者が大法の修煉の中で、さらに、法を実証するプロジェクトの中で、だんだんと大切な役割を果たすようになってきたことだ。これらの若者のほとんどは幼いころから両親に従って修煉してきた者たちであった。大法に対する浅い認識から、法輪功が迫害を受けてきたこの十数年の中で、若者たちは成長し、多くの人が世の中の強大な誘惑の中で迷い、社会に踏み入った後、若者たちは心の中の最も深い渇望が何であるかを知り、修煉に戻ってから、師父のご加護のお陰で暗い迷いの中でも、方向を失わずに済んだことを感謝した。

 20代のある大法弟子は、1997年に6歳の時、母と一緒に中国で法を得たが、母親が迫害されたために、11歳の時に修煉しなくなり、利己的になって、世の中の若者のように分別の付かない生活を送ってしまった。その後のある日、吐きそうになって、全身が死にそうに感じ、若者が追求する物事がうっとおしいと感じてしまった。母が師父の説法の録音を聞かせ、その後『轉法輪』の20ページを読むと、すぐ元気が戻った。そしてその後、修煉に戻った。集団の環境に戻って、大法に従い自分の一言一行を正すと、性格も明るくなり、他人のために考えることを学んだ。自分の修煉の道での成長は、師父の指導と慈悲深いご加護から少しも離れることはできないと語った。

 自分の才能を重視する心を取り除き 全体を円融する 

 法会では、多くの学習者が真相を伝える時、自分を修め、個人の才能を重視しすぎることを取り除き、全体をよく円融することについて語った。

 何さんはメディアの仕事をしており、各方面の能力が高いので、多くの役割を担当し、顕示心が生まれた。仕事の調整で、自分の一部の仕事がほかの同修に按排されると、何さんに嫉妬心が生じた。『オーストラリア学習者への説法』のビデオを見て、涙が流れ、「だれがどんな仕事を行っても、すべての人にそれぞれの役割があり、社長や部長、社員であろうと関係がない。仕事は、責任や名刺に書いてある肩書に違いはあるかもしれないが、それぞれの修煉の要求は同じであり、基準も同じだ」ということを意識した。そして、二度と呆然自失になることはなかったと語った

 王さんは大法弟子が経営するメディアに入りセールスマネージャーになる前に、常人の会社で管理職に就き、豊かな経営管理の経験を持っていた。営業の仕事の中で、利益心、党文化の観念、顕示心などの執着心を取り除き、全体で協力し、チームワークで協調することについて交流した。

 同僚と一緒に中国ブランドの代理商と今までで最高金額の広告を契約し、この得意先に神韻を推薦した。しかし、初回の広告を出して暫くして、得意先から電話がかかり、「警告を受けて恐れている」と言われた。王さんは相手と直ちに面会し、穏やかな心で得意先と深く交流し、自分が修煉してから8年目の心と体の大きな変化や、オーストラリアでの生活と仕事の経験について分かち合い、得意先が受け入れられる契約の継続方法を提案し、得意先の心配を打ち消すことに成功したという。 

 今回の経験により、大法弟子の慈悲と正念、普段積み重ねてきた常人の経験が、邪悪の妨害を取り除く作用を果たしたことを、王さんは再度体験した。

 リアムさんは臨床心理士で、今年のニューヨーク法会への参加要求を見た後、強い心のショックを受け、棒喝を受け、内に向けて深く探した。そして、自分の同修に対する恨みや怒りの心、口実を設けて集団学法に参加しない心、走馬灯のようにプロジェクトを変えて、地元のプロジェクトへの参加から逃げようとする心、他の人より優れていると思う心、などを見つけ出した。すべての根源は、私(し)に対する執着にあったことに気づいたという。

 内に向けて探す過程で、リアムさんは自分の患者に対峙するかのように内心を見極めると、同修への怒りや不満が長い間にたまり、その状態がまったく正しくないということがわかった。そして、身体に警告が現れ、手に早期の皮膚ガンのかたまりが出て、内心の冷たく硬い執着を反映していた。

 そこで、リアムさんは自分が前に進むことを妨害している執着心を取り除くことを決心した。正念がだんだん高まり、自分がこれまでに傷つけてしまった同修に対する後ろめたさが生じて、オーストラリアで負うべき責任を負っていなかったことを意識したという。 

 同修の無私の助けはリアムさんの心を暖め、リアムさんに再び元気を取り戻させた。リアムさんは多くの純粋な心を感じ、自分の心の扉を開いた。 

 交流文章を書き終えたとき、手の皮膚ガンのかたまりがほとんど消え、以前あったエネルギーが体に戻ってきたことを感じた。最後の段階で残された時間をよりよく利用し、師父に手伝い法を正すことを誓ったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/11/353619.html)
 
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