文╱中国の大法弟子
【明慧日本2017年10月22日】「法輪功は本当に凄い、本当に素晴らしい。義理の息子は魂が入れ替えられたようだ。大法の師父だけはアイツを押さえ付けることができる。さもなければ、強情であの意地っ張りなヤツは誰の手にも負えないよ」と義理の父親が言いました。
以前の僕は義理の父親の悩みの種でした。今から考えれば本当に恥ずかしくて仕方ありません。僕は気性が激しく怒らせると、大人であろうが子供であろうが、家族であろうが誰であろうが、とにかく徹底的にやっつけ、決して相手を許しませんでした。妻にもよく暴力を振るい、義理の父親にも逆らって喧嘩をし、本当に皆にすまないと思いました。僕のこの性格をよく知っている人達は、皆僕のことを敬遠しました。
一方、僕には弱い者の味方をするような義侠心があり、検察官であろうが村の幹部であろうが、不公平な事を目にしたら、僕は立ち上がって強い者と闘いました。一度、弟を庇(かば)うため包丁を持って、検察官の事務室に行き、包丁を机の上に投げ出し検察官を指さして、「お前は検察官として、率先して法を犯しているじゃないか! 本日、俺はお前と白黒をはっきりさせるぞ」と脅かしました。検察官はびっくりして慌てて、「まあ、落ち着きなさい。先に一緒に食事にでも行こう、食べてから話そう」と言いました。また一度、郷政府の副書記は権力を行使して、村人をいじめました。それが許せない僕は、思い切ってその副書記にビンタを食らわしました。彼は何一つ文句を言いませんでした。
僕は相当めちゃくちゃな人生を送ってきたため、39才の時、腰椎椎間板ヘルニアになり、胸膜炎から結核になり、体が完全にダメになりました。悲しみのあまり死にたいと思いました。それ以来、僕は仕事が出来ず、人と喧嘩する事も出来なくなり、25キロの物も持ち上げられず、小麦粉を作っても近所の人に運んでもらわなければなりませんでした。その辛さは本当に言葉にならないほど辛いものでした。しばらく入院をしましたが、病状はまったく好転せず医者から、「この病気の場合、静養して体調を維持して行くだけで、それ以外の治療法はありません」と言われました。それを聞いてあきれ返り、このように静養を続けても、ただの金の無駄使いじゃないか。その金を我が子に残して、自分は死んだ方がましだと思いました。
窮地に陥った時、ある親戚が見舞いに来ました。以前、彼女はよく僕をいろんな病院に連れて行き、多くの医者を紹介してくれました。彼女にも病気があったからです。しかし、彼女は今とても元気になり、法輪功を煉功して、病気が完治したとのことでした。それで法輪功を紹介してくれ、煉功を勧めてくれましたが、僕は「こんなに手足を伸ばして煉功するだけで病気が治るならば、病院はもうとっくに倒産しているじゃないか?」と言って、まったくそれを信じず、逆に頭がおかしいと嘲笑しました。しかし、この親戚は面倒がらず、何度も遠くからやって来ては僕を説得しました。
ちょっとすまないと思いました。彼女の顔を潰さないように、僕は煉功のふりをして、彼女のまねをしました。第2式の抱輪の最初の二つの動作をやらず、最後の二つの動作だけを煉りました。やっと終わったと思ってオンドルに腰を掛けたら、突然「ええ、どうしてこんなに簡単に座れたのか」と不思議に思いました。今まで、座ろうとすれば、まずゆっくりと体を下ろして、手で支え、寄りかかってからやっと座ることが出来たのに、今日はどうしてこんなにすぐに座れたのだろうか? しかも、少しも痛くありませんでした。この功法は実に不思議なものだと思いました。僕はたちまち元気になり、法輪功を煉功しようと決心しました!
それから本があると知り、急いで本を取り寄せて読みました。読んで見たら、「なるほど、健康保持と病気治療に素晴らしい効果があるのは、心性を修めなければならない。そして、徳を重んじで心性を修め、真・善・忍に基づいて良い人にならなければ病気は治らない。なぜなら、病気は全部自分の業力だからだ」と分かりました。今までの人生を振り返って考えると、自分のやることなすことが本当に人間以下で、とても正常な人の行為ではないと恥ずかしく思いました。それから、どうすれば良い人になれるかがやっと分かりました!
法輪大法は僕を生まれ変わらせてくださり、まったく別人にして下さいました。そして、人間の生きる真の意義が分かりました。義理の父親は「お前は魂が入れ替えられたようだ。以前、いつも暗い顔をして、笑顔を一つも見せなかったのに、今は人相も変わって、いい表情になった」と褒めました。
大法の佛光を一身に浴びている僕は心から喜びを感じ、毎日楽しくて仕方ありません。師父は時々刻々弟子を見守って下さいました。一度、僕はスクーターに乗って山の下り坂を走っていた時、スピードを出しすぎたため、スクーターがものすごい勢いで山を下って行きました。ブレーキはもう利かなくなりました。ある曲がり角に来た時、カーブを曲がり切れず、スクーターごと崖に向かって一直線に走って行きました。僕は大声で「師父、助けてください!」と叫んだら、スクーターは崖ぶちで奇跡的に止まりました。師父のご加護がなければ、僕はとっくに交通事故で死んでしまったでしょう。この事を思う度に、涙が流れ落ちました。偉大な師父に感謝します! 師父は僕を地獄から救い上げてくださり、浄化してくださり、新しい体を与えて下さいました。そして、僕を生まれ変わらせ、良い人に、さらに良い人になれるように導いて下さいました。その上、「真・善・忍」の基準に合致できる修煉者にまで仕上げて下さいました。師父、本当にありがとうございました!!