【明慧日本2017年10月22日】河南省三門峡の法輪功学習者・陳少民さん、陳孝民さん兄弟は昨年6月、身柄を拘束され、市留置場に拘禁された。今年7月、不当な判決を宣告され、拘禁されたが、判決の年数や拘禁場所は公開されていない。
陳さん兄弟が連行された後、70代の母は毎日迫害で死んでしまった長男のことを思い、長男の嫁が不当な裁判の判決を宣告されたことを心配した。さらに今はまた、2人の息子までが連行され、毎日泣き暮らし哀絶しているという。
陳さん一家は4人の兄弟がいる。長男・陳躍民さん、妻・李発英さん、次男の陳少民さんと四男の陳孝民さんはみな法輪功を学んでいる。躍民さんはかつて地元の補導員で、2回不当な判決を宣告され、刑務所で拷問を受け、さらに不明薬物を注射された。その結果、家に帰った後、毒が全身に広がり無力となり、腰が痛くなり、2年後他界した。
1999年の7.20以降、少民さんと孝民さんは上京し、陳情したという理由で身柄を拘束された。父親はショックを受け、あっちこっちを尋ね回り息子の行方を探した。その結果、2年後死亡した。少民さんはかつて2回労働教養処分に処せられたことがある。2回目の時、洛寧県留置場に拘禁され、毎日手枷と足枷を掛けられていた。
躍民さんの妻・李さんは法輪功の資料を配布した時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報され、連行されて、2014年に懲役4年の不当な判決を宣告され、新郷女子刑務所に拘禁されている。唯一残された娘が1人で出稼ぎに出て暮らしを立てているという。
昨年6月6日、7日、孝民さんと少民さんは、それぞれ職場で地元の警官に同時に連行された。孝民さんのデスクトップ式パソコン1台、ノートパソコン1台、プリンター1台、現金が押収され、少民さんのノートパソコン1台が押収された。情報筋によると、2人は警官ら5、6人に取り押さえられ、連行されたという。
2人は市留置場に拘禁されたが、拘禁されていた1年の間、家族との面会を一切禁じられ、音信が絶えた。情報筋によると、今年7月にすでに不当な裁判をかけられ、判決を宣告されたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)