北京市の李蘭強さんは実刑3年を下される
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 【明慧日本2017年11月8日】北京市の房山区裁判所は10月27日午後、法輪功学習者・李蘭強さん(53歳男性)に懲役3年の実刑判決を下したことを李さんの代理弁護士に電話で通知した。

 李さんは1993年、海淀区太平路中学校に就職し、数学の教師になった。1997年10月、李さんは法輪功を学び始め、「真・善・忍」に従うことを自分に要求し、不整脈などの病気が完治し、三つのクラスの数学を担当した。兼ねて数学教学研究グループのリーダーにもなり、さらに熱心に仕事を取り組んでやり遂げ、上司や同僚、保護者にまで広く認められた。

 しかし、1999年7.20、江沢民が法輪功への迫害を引き起こした。そこで李さんはその年の8月下旬、天安門広場に行き、法輪功への迫害を抗議しようとしたが、「法輪功を学んでいるのか」とある人に聞かれ、「はい」と答えただけで派出所に連行され、15日間拘留された。

 2001年12月の初め、李さんは洗脳班に連行され、20日間拘禁された。

 2002年2月、警官は李さんの家を家宅捜索し、李さんに1年6カ月の労働教養処分を科した。李さんは「どのような根拠で労働教養処分なのですか」と聞くと、「処分は処分だ」と警官は理由を言えなかった。

 2004年11月、李さんは職場で警官に連行された。「数枚の法輪功DVDを持っている」という理由で、李さんは再び、労働教養処分2年6カ月を宣告された。

 次から次へと迫害をされたことで、幼い娘もいるため、李さんの妻は耐えられなくなり、李さんと離婚してしまった。李さんの父親もかなりショックを受け、李さんが2回目労働教養所から出て7日目に、亡くなった。

 そして、2015年8月2日、当局の迫害を受けてきた李さんは、法輪功迫害を引き起こした江沢民を最高検察庁に告訴した。

 しかし、昨年4月20日、李さんは家で房山区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)や拱辰派出所の警官に連行され、家宅捜索を受けた。5月26日、房山区検察院に逮捕状を出された。

 同年10月13日、李さんは房山区裁判所に不当な開廷をされた。法廷で李さんは公訴人の回避を求めたが、裁判官は休廷と宣言した。

 今年2月9日午前、裁判所は李さんに対して臨時に開廷した。開廷前、裁判所は開廷のことを弁護士にしか通知しなかった。法廷で裁判官は李さんの回避の要求を許可しなかったため、李さんは行政不服審査を求めた。裁判を終えて留置場に戻される前、李さんはその場にいる司法関係者に「お前、勝手に話すな」と言われ、「どの法律の規定で、話をしてはいけないと書かれているのですか」と反論したら、「法律のことを口に出すな。俺が法なのだ」と司法関係者が怒鳴った。

酷刑演示:电棍电击
拷問の再現 :スタンガンで電気ショックを加える

 それから、その人が自分の本性を暴露されたことに怒って、警官に指示を出し、スタンガンで李さんに電気ショックを加えた。李さんはその場で倒れ、頭を壁にぶつけて出血し、また右の胸部に重い傷を負った。3月21日、弁護士は李さんに面会したとき、その傷跡がはっきり残っていた。

 3月22日、1年近く拘禁された李さんは3回目の裁判を受けた。法廷で、李さん本人は自己弁護し、さらに弁護士2人も法律に基づき、李さんの無罪を主張した。

 しかし、裁判所は法律を無視し、最終的に李さんに3年の判決を言い渡したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/10/29/356047.html)
 
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