子供弟子は大法の中で幸せに成長する
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文╱中国の大法子供弟子

 【明慧日本2017年11月19日】僕は15歳の子供弟子です。大法弟子の家庭に生まれた僕は、小さい時から母について法を学び煉功し、大法の中で日々幸せに成長しました。

 学校に行くようになると、母はいつも僕に、「学校では、友だちに優しく、思いやりを持って接してね。損をしても人に譲らなければならないよ。何事も他人のために考え、真・善・忍の教えに基づいて行ない、大法の子供弟子らしくしなさいね」と言いました。学友にいじめられ、不当な扱いを受けた時、僕はいつも母が言った、「我慢するのですよ」を思い出し、友達と言い争いをしませんでした。

 一、補助金を返却

 一度、学校は生活に困っている家庭の学生に800元の補助金を支給することになりました。友人達は皆補助金を欲しがっていました。先生は僕に、「お宅は生活に困っていますか?」と聞いたので、僕は、「困っています」と答えました。先生が母に電話をすると、母は修煉者ですから、「困っていません」と言いました。先生は父にも電話をしました。父は修煉者ではないので、補助金を欲しがり、自ら学校に駆けつけました。先生から、母が補助金を断わった事を聞いて、父は書類を役所に持って行き、サインやらはんこやらをもらって来ました。数日後、先生は僕を事務室に呼び出し、800元の補助金を支給してくれました。僕はお金を受け取ってから、「このお金をもらってよいのか? 悪い結果につながらないのか?」とずっと考えました。

 ある日、学校で給食費を徴収した時、僕の1日1食分の給食費はなんと1日3食分と計算されて徴収されました。放課後、僕は母と一緒にこの事を考えました。母は「やはりあの800元の補助金をもらうべきではない」と言って、翌日、母は800元を持って学校へ行き、担任の先生に返しました。そして、先生に、「大法の師父は私達に利益の心を放下するように、うまい汁を吸わず、得になることをせず、他人を先に自分を後にするように教えて下さいました」と話し、法輪功真相をたくさん話しました。担任の先生はとても興味津津に聞き、最後に、「なるほど、ものをむさぼらない、うまい汁を吸わない、法輪功は本当に素晴らしいですね。もし中国の人々が、皆あなた達のような学習者になれば、どんなに良いことでしょう」と言いました。

 それから、担任の先生は僕にとても優しく、親切で、いろんなところで便宜をはかってくれました。担任の先生が、大法の真相を知ったからそうしてくれたのだと分かっています。私も先生の命が助かった事をとても嬉しく思いました!

 二、大法は私によい歌声を下さった

 僕は歌を歌うのが好きです。しかし、僕は音痴で、歌を歌うと音程が外れ、よく友達に笑われました。

 2015年、正式に大法修煉を始めた僕は、よく大法弟子の歌を聞くようになりました。同修が歌うと、僕もついて歌い、たくさんの歌を覚えました。しかし、不思議なことに、僕は歌を上手に歌えるようになりました。大法の歌を歌う時、音程は狂わず、MP3の中の歌手の同修と同じぐらいうまく歌えるのです。常人の歌を歌う時は、はやり音程が外れるので、僕は大法の歌だけを歌い、常人の歌は歌いません。

 今年の正月、クラスで新年パーティーを開き、担任の先生が僕に歌を歌わせました。僕はステージに上がり、大法弟子の「星の物語」を歌いました。僕が歌っていた時、校長先生が他の2人の教務主任とカメラマンと一緒に教室に入ってきて、クラスの友人と担任の先生は一緒に私の歌を聞いていました。カメラマンは私の写真を撮りました。

 歌い終わると、皆は盛大な拍手を贈ってくれました。担任の先生に「僕の歌は上手かったですか?」と聞くと、「上手かった!」と皆が口を揃えて言ったため、「もう一曲いかがですか?」と聞くと、皆は、「もう一曲歌って!」と叫びながら、拍手をしてくれました。私は皆にもう一曲大法弟子の歌、「済度」を歌いました。友人はまた、「アンコール、アンコール」と叫んだため、僕はステージで両足を組んで、更に、「座禅」を歌いました。会場ではまた雷鳴のような拍手が響きました。教務主任はとても感銘を受けて、「これは普通の技ではないね」と言いました。

 学校の新年パーティーで縁のある人に大法弟子の歌を歌ってから、すでに2、3カ月が過ぎました。しかし、僕は今でもはっきりと覚えています。皆が拍手喝采したのも、カメラマンが私の写真を撮ったのも、すべて師父が子供弟子の僕を励ましてくださったからです。

 三、師父のご加護の下で危険を乗り越える

 僕は生まれてから、何度も生命の危険に晒されましたが、毎回、師父の慈悲なるご加護のもとで、危険な状況を抜け出すことが出来ました。僕は大法の中で幸せに成長しました。

 最も忘れがたいのは9歳の時でした。新年の前夜に雪が降って道はとても滑りやすくなっていました。お婆ちゃんが僕を連れて道を渡ろうとしました。その時、1台のジープが道路の右側の通行人を避けるため、突然、猛スピードで僕とお婆ちゃんに向かって来ました。その瞬間、僕は突き飛ばされ、10メートルほど先に飛ばされ意識不明になりました。そのジープは道路と溝を横切って並木にぶつかり、最後には電柱に衝突して、やっと止まりました。車のエアバッグのおかげで、運転手は助かりました。

 親切な人がぐったりとした僕を抱き起こしてくれました。やじ馬見物の人は皆とても心配そうにしていました。ある人が、「この子はもう駄目かも?」と言いました。僕は県の病院に搬送され、緊急措置を施されました。意識不明になった僕は嘔吐が止まらず、痙攣して、顔色が青白くとても危険な状態でした。県の病院では手術が出来ないとのことで、僕はさらに省の病院に搬送されました。

 母が駆けつけた時、親戚は皆心配して泣いていました。母は僕の側に来て一言も言わず、心の中で、「師父、この子供弟子を救ってください」とお願いし、繰り返して、「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と念じ、「法は乾坤を正し、邪悪を全滅する!」と強大な正念を発しました。

 母は、驚いて冷や汗でびしょびしょになった運転手を慰め、「大丈夫です。心配しないでください。子供は、きっと無事です」と言いました。

 省の病院に搬送され、集中治療室で、僕はずっと昏睡状態でした。医者は僕の耳元で呼びかけるようにと母に言いました。母は僕の耳元で、「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と唱えました。緊急治療中に、僕はずっと点滴を受けました。しかし、体には発疹がいっぱい出来ました。数日後、点滴を打つ時、血管が見つからないと言うことで、医者は点滴を中止しました。

 母は毎日、僕に師父の説法の録音を聞かせてくれました。数日後、奇跡が起きました。僕は目を覚まし、意識が戻って来ました。僕には外傷はないものの、脳神経に損傷があり、目が覚めても手足は動かず、まるで脳血栓の症状のようでした。母は、「師と法を信じる」念を強めました。僕は毎日、師父の説法を聞き続け、心の中で、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じ続けました。

 僕の体はとても早く回復しました。今、僕の身長は170センチで、視力はクラスで一番です。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/6/353359.html)
 
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