この10月に37人の法輪功学習者に不当判決が
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 【明慧日本2017年11月26日】明慧ネットの統計によると、10月、また37人の法輪功学習者が不当な判決を宣告された。それ以外に、1月~9月の間に26人の法輪功学習者が不当な判決を受けたが、10月に入って初めて報道されたため、合計で63人の法輪功学習者が不当な判決を宣告されたことになる。

图1:2017年1~10月大陆法轮功学员被非法庭审、判刑累计人数统计

図1、2017年1~10月、不当な裁判で、不当判決を受けた中国国内の法輪功学習者の人数統計表

表1、2017年10月に不当判決を受けた63人の法輪功学習者の地域別分布表

区 域 判決人数 順位 区 域 判決人数 順位
遼寧 17 1 河南 3 5
山東 10 2 吉林 2 6
北京 5 3 江西 2 6
河北 5 3 新疆 2 6
四川 5 3 重慶 1 7
湖北 5 3 浙江 1 7
黒竜江 4 4 内モンゴル 1 7
           
内訳:2017年10月に37人に判決、26人は1-9月の間に判決を宣告されたが、10月に報道された

表2、2017年10月、31都市で不当に判決を受けた法輪功学習者の人数統計表

 都 市  判決人数  都 市  判決人数 都市 判決人数  都 市  判決人数
瀋陽 7 ウルムチ 2 成都 1 新郷 1
青島 7 済南 2 阆中 1 長春 1
大連 6 朝陽 1 達州 1 通化 1
秦皇島 4 撫順 1 瀘州 1 九江 1
荆門 2 営口 1 攀枝花 1 新余 1
佳木斯 2 盤錦 1 襄陽 1 湖州 1
武漢 2 潍坊 1 ハルビン 1 赤峰 1
三門峡 2 承德 1 鶏西 1    

表3、2017年10月に行われた26回の不当な裁判の行われた地域別人数分布表

 区 域  裁判人数 順 位  区 域  裁判人数 順 位
河北 4 1 遼寧 2 3
吉林 3 2 貴州 2 3
山東 3 2 北京 1 4
広東 3 2 天津 1 4
黒竜江 3 2 江蘇 1 4
四川 3 2      

表4、16都市で不当な裁判を受けた法輪功学習者の人数統計表

 都 市  裁判人数  都 市  裁判人数
保定 3 済南 1
広州 3 ハルビン 1
佳木斯 2 成都 1
長春 2 瀘州 1
青島 2 攀枝花 1
貴陽 2 大連 1
唐山 1 撫順 1
通化 1 蘇州 1

表5、2017年10月、中国の裁判所が科した罰金の統計表

名 前 裁判所罰金 警官ゆする取った金額
吴乃英 遼寧 瀋陽 2万元  
张清华 遼寧 瀋陽 2万元  
刘云 遼寧 撫順 1千元  
李红蕾 山東 青島 4万元  
王忠宇 山東 青島 2万元  
邱青华 山東 青島 4万元  
于福兰 北京   2千元  
张久海 北京   8千元  
赵满凤 北京   2千元 保証人を立てる6千元
李兰强 北京   警官ゆすり取った7千元、法廷罰金として押収  
李金凤 四川 阆中 5千元  
李成芳 四川 達州 4千元  
薛莉 黒竜江 ハルビン 1万元 1万元
李达 湖北 武漢 6千元  
周锡坤 湖北 武漢 5千元  
朱定敏 湖北 襄陽   5千元
合計     19万元  3万6千元(原文の中で上記の記載漏れあり)

総計

    22万6千元  

 一、社会のエリートが不当な判決を宣告される

 1、「相談」を持ちかけられた女性教師が、懲役3年の不当な判決を宣告される

 黒龍江省佳木斯市の法輪功学習者で、教師でもある孫艶環さん(58)は、1年近く拘禁された後、今年10月19日、佳木斯留置場で裁判所が発布した懲役3年の判決文を受け取った。孫さんはすでに上訴を申し出た。


孫艶環さん

 孫さんは昨年11月8日午前8時頃、佳木斯市東風公安支局、建国路派出所の警官に「相談」を持ちかけられた。警官は「法輪功を学ぶことは無罪であること、江沢民を告訴すること、迫害の停止を呼びかけることの三つの主張を放棄しなければ、厳しい判決を下す」と脅したが、孫さんは屈しなかったため、直ちに佳木斯市留置場に送られた。

 2、江沢民を告訴したため、北京の教師・李蘭強さんが3年の冤罪を着せられる


李蘭強さん

 1999年7.20江沢民勢力が法輪功を迫害した後、李蘭強さん(53)は2回労働教養を強いられ、計4年間迫害を受けた。この家族までもが連座される迫害運動の中で、李さんの妻は絶え間ない打撃に耐えられず、幼い娘を連れて李さんと離婚した。李さんの父親も耐えきれなくなり、病死した。

 李さんは2015年8月2日、最高検察庁に迫害の元凶・江沢民を告訴し、江沢民の刑事責任を追及した。そして、世間の人々にはっきりと分かるように、江沢民の犯罪事実を世に公表すべきと要求した。

 昨年4月20日、李さんは自宅から警官により連行された。今年2月9日、房山裁判所は李さんに対して2度目の裁判を行った。裁判の後、ある関係者は李さんを呼び出し、「黙って、しゃべらないように」と李さんに要求した。李さんは「私が話してはいけないことをどの法律に定めているのですか?」と聞くと、その関係者は大声で、「私に法律の事を言うな! 俺が法律だ!」と叫んだ。

酷刑演示:电棍电击
拷問の実演:電気棒で電気ショックを与える

 そのあと、その関係者の怒りが収まらず、数人の司法警察官に李さんに対して電気棒で猛烈に電気ショックを与えるように指示した。李さんは意識を失って倒れ、頭を壁にぶつけて血を流し、胸部などに深刻な傷を負った。

 今年10月27日午後、李さんの代理弁護士は房山区裁判所からの電話を受け、李さんはすでに懲役3年の不当な判決を宣告されたことが分かった。

 3、重慶市の医師の亢宏さんが懲役2年の冤罪を着せられる

 重慶市の法輪功学習者・亢宏さん(49)は、昨年10月28日、直港大通りで法輪功の資料を配布したため、九龍坡区の華岩留置場まで不当に連行された。

 医師である亢さんは法輪功を堅持したため、何度も不当に連行され、3回労働教養を強いられ、懲役4年の不当な判決を宣告されたことがある。亢さんはかつて労役をさせられ、体罰を強制され、大人数で殴打され、電気ショックを与えられ、薬物による迫害なども受けたことがある。

 今年9月末、九龍坡区検察庁は作成した資料を九龍坡区裁判所に送付した後、九龍坡区裁判所で不当な裁判が行われた。近日、亢さんは懲役2年の不当な判決を宣告されたことが分かった。

 4、公安の人員に善を勧める手紙を書いた教師の韓清さんが、懲役3年6カ月の判決を下される

 今年4月の初め、韓清さん(46)は実名で遼寧省瀋陽市遼中区の公安局の人員に善を勧める手紙を書いた。手紙の中で「法輪大法(法輪功)は正法であり、良い人になることを教わる功法です」と説明した上で、自分が法輪功を学んだ後の心身の変化を紹介した。そして、公安局の人員に是か非かをはっきり見分けさせ、江沢民勢力に追随して、罪のない人達を迫害しないようにと勧めた。

 韓さんはまた国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の副隊長・趙維に電話をかけ、昨年11月3日に押収された授業用の教材と子供のパソコンを返すようにと話した。趙は4月4日以降に取りに来なさいと返事した。4月5日、韓さんは公安局に行って趙を訪ねたところ、趙は直接韓さんを尋問室に引っ張った。

 今年11月の初め頃、韓さんは遼中区裁判所に懲役3年6カ月の不当な判決を宣告された。韓さんはすでに瀋陽中級裁判所に上訴した。

 5、元山東省国境防衛本隊の紀検部門主任・周冬東さんが不当な判決をされる

 明慧ネット2017年10月28日の報道によると、済南市暦下区裁判所は、法輪功学習者・周冬東さん(56)に対して懲役2年の不当な判決を宣告した。周さんはすでに中級裁判所に上訴し、無罪で解放することを求めた。

 今年4月1日午前、周さんは暦下区和平通りと山東通りの交差点で、通行人に法輪功の資料を配った時、共産党のマスコミに騙された人に通報されたため、済南市千佛山派出所の警官に不当に連行され、家財を押収された。

 今年8月25日の午前、済南暦下区裁判所で周さんに対する不当な裁判が行われた。裁判の中で、公訴課の課長・解蒙は、弁護士のすべての質疑に対して、最初から最後まで無言だった。最後に、弁護士は無罪で周さんを解放することを求めると、裁判所側は、上に報告してから指示を待つ、当法廷では決める権利はないと言った。

 その後、済南暦下区裁判所は秘密裏に周さんに対して、不当な判決を宣告した。

 二、裁判所は厳しい判決を宣告する

 1、即墨市裁判所の司法官はすべて忌避し、平度市裁判所は厳しい判決を宣告する

 山東省平度市の裁判所は今年10月10日、即墨市の法輪功学習者・李紅蕾さんに対して懲役4年の不当な判決を宣告し、罰金4万元を科した。邱青華さんに懲役3年の不当な判決を宣告し、罰金4万元を科した。王忠宇さんに懲役1年3カ月の不当な判決を宣告し、罰金2万元を科した。徐建訓さんに懲役1年2カ月の不当な判決を宣告した。

 即墨市裁判所は司法官の集団で忌避することを要請したため、青島市中級裁判所は、平度市裁判所に裁判させるように指定した。

 2、弁護士は「彼ら(法律関係者)はただの無頼で、法律を無視している」とコメント

 明慧ネット2017年10月17日の報道によると、安徽省阜南県の法輪功学習者・丁献友さんは、浙江省湖州裁判所に懲役4年6カ月の不当な判決を宣告された。丁さんはすでに上訴した。

 今年1月12日午後2時頃、湖州市南潯区派出所の警官は丁さんを不当に連行し、「判決を下す」と公言した。国保大隊の隊長は「お前らは弁護士を雇っても無駄だ」と家族に言った。

 丁さんに対する判決文が下達した後、弁護士は「彼ら(法律関係者)はただの無頼で、法律を無視している」とコメントした。

 丁さんは湖州市で電動自転車販売店を経営しており、「新唐人電動自転車販売」という店名を付けた。現地の派出所の警官は、この店名を許さず、強行して取り外してカメラを設置し、毎日24時間監視していた。

 三、正義のある弁護士、無罪で解放することを求める

 1、貴陽市の不当な裁判にかけられた2人の女性学習者の弁護士が、無罪で解放することを求める

 貴州省貴陽市の法輪功学習者・曾祥蓮さんと曾貴雲さんの2人は、今年9月26日、貴陽市南明区裁判所で不当な裁判にかけられた。弁護士は法律に基づいて無罪であると弁護した。

 弁護士の王雅軍氏は「裸の王様に直面して、決して高い学歴が必要ではなく、一般人の良知と勇気だけを必要としています。悪に対して沈黙すれば、邪悪の共犯者となり、自分の良心にも申し訳ないことになります。誤審された案件については一生涯責任を追及される今日この頃ですので、各位の裁判官は国民の憲法の権利を尊重され、担うべき歴史的な責任を引き受けて、思い切って現実と自分の良知に基づいて、法律の精神を実践され、当案件の曾祥蓮さんと曾貴雲さんの2人を無罪で解放されるように強く求めるものであります」と懇(ねんご)ろで、思いやりのある弁護をした。

 2、楊秋仁さんと楊金花さんの弁護士は、当法廷で直ちに解放することを求める

 広東省広州市天河区の法輪功学習者・楊秋仁さんと楊金花さんの2人は、天河区派出所の警官に法輪功の迫害の資料を郵送したため、今年5月12日、警官に不当に連行され、「法律の実施を破壊した」という罪名で天河区留置場に拘禁された。

 今年10月30日、天河区裁判所は2人に対して裁判を行った。午前9時30分頃、楊秋仁さんと楊金花さんは足かせと手錠をはめられたままで法廷に入廷した。2人ともやつれて痩せ細り、歩く姿も大変そうに見えた。弁護士の強い要求の下で、手錠は外されたが、足かせは付けたままだった。

 弁護士は無罪であると弁護を行い、2人を当法廷で直ちに解放することを求めた。

 四、無罪で解放される人数が上昇している

 明慧ネットの統計によると、今年1月~10月までに、公安局、裁判所、検察庁は少なくとも72人の法輪功学習者を無罪で解放した。無罪で解放される人数は上昇の勢いを増している。

 1、検察庁から逮捕不許可が出され、劉秀春さんは帰宅

 遼寧省瀋陽市沈河区の法輪功学習者・劉秀春さんは、今年10月19日午前、皇姑区検察庁が下達した逮捕不許可(解放通知)の決定書を受け取り、当日の夜10時に無事に帰宅した。

 2、湖北省沙洋県検察庁は何時鳳さん、付伝英さんに対する起訴を取り消す

 今年4月24日、湖北省沙洋県検察庁は「公訴を提起した後、司法解釈の変更のため、被告人に対して追及しない方針を決定した」という理由で、沙洋県裁判所に法輪功学習者・何時鳳さん、付伝英さんの2人に対する起訴を取り消すように促した。

 今年10月26日、湖北省沙洋県裁判所は判決文を下達し、沙洋県検察庁の2人に対する起訴の撤回を許可した。現在、何時鳳さんと付伝英さんはすでに帰宅した。

 3、検察庁が立案しない方針を決定したため、張国華さんは帰宅

 四川省徳陽市の法輪功学習者・張国華さんは、今年9月5日に不当に連行され、家財を押収された。

 張さんの家族は北京の弁護士に依頼した。今年10月13日、検察庁は張さんに対して立案しない方針を決定したため、張さんは解放され帰宅した。

 結び

 迫害が始まった当時、江沢民は「3カ月間で法輪功を消滅する」と狂気じみた命令を出したが、18年間が過ぎ去った現在も、法輪功は消滅されなかった。そればかりではなく、現在、法輪功は世界の100余りの国と地区に広がっている。江沢民は法輪功を迫害することによって、「人道に反する罪」「拷問罪」などの罪で、国内外の二十数万人の法輪功学習者と家族に告訴され、大審判の序幕はすでに上がった。江沢民に追随し、迫害に参与したすべての者は、近い将来この歴史の舞台の審判台で大いに裁かれるに違いない!!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/13/356615.html)
 
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