江西南昌市の学習者・王鳳英さんに不当裁判が
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 【明慧日本2017年11月26日】江西省南昌市東湖区裁判所は、11月13日午前11時頃から、法輪功学習者の王鳳英さん(75歳女性)に不当な裁判の審理を行なった。こ裁判の審理を、王さんの家族と法輪功学習者5人が法廷で傍聴し、王さんは自分で無罪であると弁護をした。12時に裁判審理が終わった後、なぜか裁判の判決は宣告されなかった。


王鳳英さん

 王鳳英さんは、江西省南昌市果物食品会社(今贛江ホテルに属する)を定年退職した元社員である。仕事をする時、労災事故に遭い、ひどい後遺症が残った。また高血圧症や気管支炎などの病気にも罹っていた。1996年王さんは法輪功を修煉し始めると、すべての病気がなくなった。

 中国共産党の江沢民グループが法輪功を迫害したあと、王さんは数回にわたり不当に連行され、洗脳班にも拘禁された。永修県留置場では強制的に灌食され、九江市馬家壟労働教養所では長時間にわたり仕事を強いられ、江蘇省興化市公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)では、4昼夜にわたり拷問を受け続けた。昨年だけでも、4回も連行されたことがあるという。

 今年6月12日午前に、王さんは真相の横断幕をかける際に、南昌市紅谷灘公安分局鳳凰洲派出所の警官に不当に連行された。7月17日、家族に王さんを逮捕するという「通知書」逮捕状が届いた。

 11月13日午前11時15分、南昌市東湖区沿江北大道1133号に基づいて、東湖区裁判所は王さんを裁判にかけ、審理した。王さんの夫や子供など家族8人が法廷に入り傍聴した。また、法輪功学習者5人は身元を確認されたあと、法廷に入り傍聴した。法廷の中で、傍聴する公務員や私服警官はいなかった。

 裁判で審理する時、主審の裁判官・李益慶は告発状を読み上げ、いわゆる刑法第300条に基づき、王さんに罪名を言い渡した。王さんは自分で無罪であることを弁護し、「法輪功を修煉して心身ともに健康になり、善良な人になり、いかなる法律にも違反していないので、法廷で出されたすべての告発を認めない」と答弁した。

 王さんは法廷で、家宅捜査された時に押収された法輪功の師父の写真や銀行通帳、現金などの個人財産を返すように要求した。その時、傍聴する王さんの夫は押収された金額を述べた。

 12時に裁判の審理が終わったが、法廷での判決の宣告はなかった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/15/356740.html)
 
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