四川省会理県裁判所で 雇った弁護士が殴られる
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 【明慧日本2017年11月26日】四川省涼山州会理県裁判所は、今月17日午前9時に法輪功学習者・花晩霞さん、崔徳莉さん、張恵瓊さんの3人に不当な裁判を行った。3人の弁護士は法廷に入ってから、裁判官にパソコンやカバンを取り上げるように強いられた。案件の関連資料はすべてパソコンに保存されているため、3人がパソコンの取り上げを拒否したという理由だけで、裁判官は開廷を取り消すと宣告した。

 弁護士の黎さんは裁判官の違法行為を起訴しようとしたため、法廷の警官に暴力を振るわれた。弁護士の盧さんはその行為をビデオで撮ろうとして、事務所に引っ張られ、12時半まで殴られて病院に搬送された。

 3人の弁護士は裁判長、裁判員に抗議し、暴力をやめさせるようにと求めたが、裁判官に「待ってろ! お前ら1人ずつにするぞ」と脅かされた。

 その後、弁護士・熊さん、黎さんは事務所に連れて行かれ、パソコン、携帯電話、USBメモリーなどの私物を差し押さえられた。弁護士・黎さんは弁護に関する書類なども押収された。

 午後4時、法廷の警官は弁護士から差し押さえたパソコン、電気機器などはすでにインターネット監査部門に送られており、結果によってはこれらを皆処分すると言った。

 午後6時、弁護士の盧さんは病院からホテルに戻ると、すでに携帯電話、パソコンが差し押さえられていた。

 昨年8月24日朝6時過ぎ、会理県国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、派出所、社区の関係者が学習者・花晩霞さん、崔徳莉さん、張恵瓊さんの3人の自宅に侵入し、身柄を拘束したほか私物を押収し、3人を留置場に拘禁した。1週間後、崔さんは病気の症状が現れて一時出所できた。

 今年5月初め、県国保、検察庁は学習者・花晩霞さん、崔徳莉さん、張恵瓊さんの3人を罪に陥れようとし、資料を県裁判所に提出した。

 張さん、花さんはすでに15カ月近く拘禁されたままでいる。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/20/356899.html)
 
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