【明慧日本2017年11月28日】広州市消防プロジェクト担当の植行昇さん(40)は今年9月、仏山市順徳区裁判所で不当な裁判が行われた。しかし、植さんの妻はいまだに開廷の日にちや状況を知らされていなかった。
昨年11月15日夜、植さんは車で順徳区勒流鎮を通りかかった時、地元警官に身柄を拘束された。順徳公安局は「公共電信施設を破壊した疑いがある」という理由で植さんを拘禁した。2カ月後、また「法律の実施を破壊した」という罪で不当に拘禁した。その結果、植さんの4人の幼い子供達は苦境に陥った。
今年7月14日、家族が雇った弁護士2人は留置場を訪ね、面会を求めた時、関係者に辞退させられた。理由は弁護士は区検察庁が指定する弁護士に担当させるという。8月8日、植さんの案件は区裁判所に提出された。9月、区裁判所は植さんに対し開廷した。一方、植さんの妻は現時点でも、何の情報も知らされなかった。
植さんは広州市花都区に在住する。1995年の学生時代に法輪功を知り、人生において今までわからなかったことの答えを見つけ、法輪功を学び始めた。植さんはタバコ、お酒、賭博をやめ、時々刻々「真・善・忍」に従い、より良い人になることを目指している。
2013年、植さんは高速道路でひどい事故に遭った。法輪功を煉ってわずか1週間で奇跡的に回復した。植さんにとって法輪功を学ぶ信念はとても強く、弁護士が面会する度に、必ず学び続けると言った。
今年6月20日から、植さんは毎日、順徳留置場で思想改造を強要されている。
7月14日、2人の弁護士が面会に行った時、突然、植さんに弁護を辞退すると言われた。仏山法曹機関者は植さんに「法廷の上で罪を認めば、1カ月以内に解放する」と騙した。
植さんはいまだに拘禁されている。植さんの親と子供3人は具合が悪く、病院で治療を受け、一家は苦境に立たされている。