【明慧日本2017年12月2日】山東省済南市東阿県の法輪功学習者・劉慶雷さんは、今年10月15日の夜、不当に連行された。市平陰裁判所は家族に11月28日に開廷すると知らせた。
家族は弁護士を雇い、先月17日、弁護士と一緒に劉さんに会いに行った。しかし、留置場の警官は劉さんはすでに関係者に連れられて、裁判を受けているところだと言われた。家族は急いで裁判所に行き、劉さんも「私の代理弁護士は来ていませんので、このような開廷に参加しません」と主張した。
劉さんの家族は裁判官に責任を持って、法律に基づいて裁判を行ってほしいと忠告したが、裁判官にそれは脅迫行為と言われた。
弁護士はその場にいるすべての関係者に向けて、「中国の現行の法律によると、法輪功を学ぶことは合法です。当事者は無罪です」と主張した。裁判官は判決を宣告しようとした時、弁護士はさらに、「中国の法律が定めた邪教の中に、法輪功は入っていません」と弁護した。裁判官と関係者らは何も反論できず、黙ったままだった。
最後に、裁判官はやむをえず、家族に11月28日に改めて開廷することを宣告した。しかし、数日前、裁判所は再び家族に、開廷の日にちは新たに連絡すると知らせた。
一部の法曹機関者は情勢を読み、明るい未来を選ぶことにした。明慧ネットの情報によると、今年1月から7月、58人の法輪功学習者が解放された。8月にも新たに10人が解放された。
近年、中国の法律は新たに法曹機関者が受理した案件に、終身責任を負わなければならないと定めた。だとすると、迫害に加担した法曹機関者は直接『警察法』、『検察官法』、『裁判官法』を犯していることになる。
まだ迫害に加担している関係者には、早く目覚めてもらい、身代わりにならないでほしい。