【明慧日本2017年12月6日】(遼寧=明慧記者)遼寧省綏中(すいちゅう)県の法輪功学習者・李永華さん(62歳女性)は11月20日、綏中の警官により葫蘆島市留置場まで不当に連行され、断食で迫害に抗議をしている。留置場の警官は葫蘆島市の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に電話をして、李を連れて帰ってほしいと頼んだ。11月23日、李さんは国保大隊の警官に拘置所まで移送され、判決を宣告すると言われた。
現在、李さんの家には娘(16)1人が残り、まだ学校に通っているが、頼る人もなく一人ぼっちで孤独な状態である。警官が娘の学校へ行って、娘を学校の寮で生活させ、李さんに判決を下す予定だったが、娘は寮生活を断った。
李さんの生涯は哀れで苦しく、息子(21)を交通事故で亡くし、夫と離婚した。また、自身が心臓病(時々、心肺停止を起こす)の持病を持っているので、突然発作を起こして気を失い、倒れて頭をけがして出血したこともあった。息子を亡くしてから、李さんはショックを受けて絶望し、何回も自殺を考えた。法輪功を学んでからは、人が変わったようになり、健康で善良な人になった。李さんの現在の生命は法輪功から与えられたことを、親友達はよく知っている。
李さんは綏中県の某中学校でトイレ掃除の仕事をしていた。仕事を真面目に頑張っている李さんは学校の先生や生徒たちに好評である。以前はトイレの匂いがしていたが、李さんが担当してからは、ホースを使って長年の汚れをきれいに洗い流したため、トイレの匂いが消えた。トイレで落とし物や金銭を拾ったら、必ず学校の徳育処に届けた。徳育処の職員らは長年、このような事はなかったと言った。
李さんは1人で娘を扶養している、生活費がギリギリであっても、利益のことで他人と争わなかった。上司が李さんを指名して、ゴミ箱のビンを集めて売ったお金は、李さんの収入とさせていたが、他人もゴミ箱のビンを集めて売っていることを知り、李さんはビンを売ることをやめた。
2008年綏中林工商会計の法輪功学習者・田紹艶さんは、警官・李長華に連行され、馬三家労働教養所に移送された。そこで田さんは、毒入りの注射をされて精神病になったため、2010年に解放されて帰宅した。李さんは心優しい人である。李さんは田さんを自宅に連れて帰り、馬三家労働教養所で注射をされて気が狂った田さんを、亡くなるまでの約2年間、ずっと面倒をみた。田さんの面倒を見るのは非常に困難だった。田さんに食事を食べさせる時でさえ、田さんは時々茶碗を投げて壊した。また、時々手を出して李さんをぶったりした。それでも李さんはずっと細心の注意を払い、田さんの面倒を見続け、あたりを汚したり、自分が疲れることを気にしなかった。
以前、李さんが葫蘆島市留置場に拘禁されて断食をしていた期間、警官・馮氷に指示された人が、李さんの口に糞便を押し込んだ。今回も葫蘆島市留置場に拘禁されている李さんが、断食をして迫害に抗議している中で、以前のように、糞便を李さんの口に押し込むのではないかと、親友が李さんのことを非常に心配している。
ここで善良な人々に、李永華さん母子の窮状に大いに注目して頂き、救援の手を差し伸べて頂きたい
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)