【明慧日本2017年12月9日】「中国共産党の第19回代表大会」の開催を迎えるために、山西省汾西県政法委や610弁公室は1カ月前から前持って、9月から法輪功学習者への迫害を一層激化させた政策を打ち出してきた。政法委書記・梁秋菊は各派出所、各部署の第一責任者と協定を結び、学習者を厳しく監視するように郵便局、通信部署、携帯電話会社などに指令を出した。学習者らは秘密裏に監視され、電話を盗聴され、手紙や告訴書類を途中で没収された。学習者らは皆、談話を誘われ、尋問され、ひいては外出をも禁止された。政法委、警察署などの法曹部署は権力を濫用し、法律を執行する立場にありながら、故意に法律に違犯し、憲法の実施を破壊した。
一部の統計によると、このような嫌がらせをされた学習者は300人以上にも上ったという。その中には、90歳以上の高齢者も嫌がらせをされた。警察官は各住宅区の監視カメラ、消火栓の検査を口実に、ひいては「民衆からの通報があった」と公然と嘘をつき、学習者の家や店舗に押し入り、写真を撮ったり、家族にサインを強いたりした。家族が協力しなかったら、学習者の勤め先にまで出かけて行き、処理を強要した。警察官の圧力で、多くの部署は職員会議を開き、本部署内の法輪功学習者を全員監視する決定をした上に、さらに減給などの方針をも打ち出した。
今年10月17日深夜0時頃、永安鎮派出所の指導警官・王華、佃坪派出所の所長・薛俊耀、対竹派出所の賈力、僧念派出所の所長・カク華華など警察官を率いて統一の行動をし、法輪功学習者の家に押し入り、写真を撮ったりした。学習者達は警官の行動が違法だと指摘したにもかかわらず、警官らは「上からの指示で、任務を果たさなければならない」という口実で写真撮影を続けた。協力しなかった学習者に対して、警官は「規律委員会に申し出て、給料の支払いを停止させるぞ」と脅かした。
10月、汾西県政法委や610弁公室はまた各部署の幹部、職員に610弁公室が作ったウェブサイトに登録を強要し、洗脳し学ばせることを狙った。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)