【明慧日本2017年12月22日】今年の夏、李海艶さんは娘ら4人と一緒に昆明から地元の通海県へ親族を訪れる途中、県城の秀山街で警官により不当に連行された。警官は「民衆の通報により、李は住宅区で法輪功の真相資料とDVDを配布した」と語った。
李さんはその後、玉渓市紅塔区留置場に入れられ、半月後、通海県検察院に逮捕状を出された。
今年11月6日、通海県裁判所は李さんに懲役1年の判決を宣告した。李さんは罪を認めず、上訴した。
李海艶さん(60女性)はかつて病気だらけで、関節炎、婦人科疾患、肝疾患、貧血、目を風に当てることが出来ず、風が当たると涙がボロボロとすぐに出た。いろいろな疾患があるため、労働できず、生活も自己管理できなかった。長い間、各大手病院を遍歴したが治らなかった。2年前に法輪功を修煉して間もなく健康を取り戻し、全身の病気が消え、体力を使う仕事も出来るようになった。
しかし、留置場で長期間、手錠と足かせを嵌められたり、体罰を受けたためにまた歩行できなくなり、両足が立たず、弁護士に面会した時に、李さんは監視室を這って出て行き、面会した。
11月3日、裁判が開かれ、李さんは車椅子で法廷に連れて来られた。裁判の最初から最後まで李さんはずっと衰弱した状態であったが、頭だけはしっかりしており、「私は罪を犯していません。無罪です」と主張した。
家族が依頼した弁護士は李さんに面会しようとしたが、何度も留置場の警官に妨害された。その理由は李さんの障害の様子を弁護士に見せないためだという。弁護士は留置場の違法行為を訴えた上で、何度も交渉してやっと面会できた。
李さんの話によると、留置場の規定やルールの暗誦、尋問の回答などをすべて拒否したため、李さんは1カ月にわたって重い足かせを嵌められ、両足に重傷を負い、歩行できなくなったという。
李さんは80歳の高齢の母親がおり、母親の面倒を見るために釈放を求めたが、許可されなかった。
弁護士は李さんに素晴らしい弁護をしたが、懲役1年の判決を宣告された。