シンガポール法会開催、修煉の機縁を大切に
■ 印刷版
 

 【明慧日本2017年12月25日】シンガポール2017年法輪大法修煉体験交流会が12月10日に開催された。マレーシア、インドネシア、ベトナムなどから法輪功学習者(以下・学習者)が参加し、20人の学習者が真・善・忍の原則を遵守して、日常生活や仕事の中で修めて善に向かい、社会各界に大法の真相を伝える修煉の経歴を発表した。

'法轮功学员在二零一七年新加坡法会上交流修炼心得。'
2017年シンガポール法輪大法修煉体験交流会で発表する学習者

 1日の交流を通して、学習者は師父の洪大な慈悲さと、修煉の機縁の大切さを深く感じた。修煉を始めて1年の孟さんは、「この(法輪大法の修煉の)場は正しく、慈悲に満ち、みんなの発表に真実性があって、とても感動し、師父が私たちの傍に居てくださっていると感じました」と話す。マレーシアから来た許さんは、「今年のシンガポール法会に参加して同修の発表を聞いて涙を流しました。師父の慈悲によって、自分の不足を見つけることができ、正法は最後の最後まで進み、努力しなければなりません。発表した学習者は正念がとても強く、簡単な言葉で人を救うことができ、今後如何によりよく行なうかの励ましになりました」と語った。

 古い学習者夫妻、経営する店舗で法を広め真相を伝える

 法会で発表した年配者の郭さん夫妻は、修煉して21年になる。

 修煉する前の郭さんは全身に病気で、頭痛、貧血、便秘、特に腰痛が彼を19年間苦しめた。シンガポール全土の東洋・西洋医学の治療を受けたが、治らなかった。彼は「1996年4月、私は法輪功を修煉し始め、毎日煉功を堅持して1年足らずで私の病気が消えました。それから20年経ちましたが一粒の薬も飲んだことがなく、体力と精神状態がとてもよいのです。他人が持ち上げることのできない重いものを、私は簡単に持ち上げることができます」と述べた。

 「このような素晴らしい功法を、私たちは得ることができましたが、ほかの人はまだ得ていません」と話す夫妻は、修煉を始めた当初、大法の不思議と素晴らしさを感受し、縁のある人に紹介しようと思った。彼らは家で学法グループを立ち上げ、家の近くで二つの煉功場を作り、ボランティアで功法を教えた。それから20年経ったが、風雨の日も休むことなく煉功を続けた。

 2人はパザール市場で百貨店を経営し、そこの人はみんな夫妻が法輪功を修煉していることを知っている。「私たちは市場で真相を伝え、大法弟子の風貌を表しています」。2人は誠実に商売し、金儲けを考えないのに、かえって商売が繁盛している。夫妻は子供のおもちゃを買いに来た親に金銭の浪費をしないよう勧め、顧客が商品に不満があれば、取り換え、不満の言葉を一度も言ったことがない。「多くの顧客が私の店で買い物をするのが好きで、彼らは信用があると思っているようです」と話した。

 店で様々な人たちに出会うが、夫妻は分け隔てなく機会があればお客さんに真相を伝えている。誤解していた女性客は支持するようになり、完全に信じられない老人は心から承服するようになり、中国から出稼ぎに来ていたグループの中国人は、真相を知って三退した。

 世人が大法を得て救われるよう、夫妻は休むことなく真相を伝え続けている。「師父は多過ぎるほどのものを与えてくださり、私たちが行なっていることは少な過ぎます。今生に幸運にも大法に出会えて、ほんとうに幾万年にも出会えない大切な機縁です。世人が大法を大切にすることを願っています」と話す。

 新しい学習者夫妻、修煉の機縁を大切にする

 交流会の午前中の発表者の中で2人の新しい学習者夫婦がいる。2016年に修煉を始めた。

 昨年、ある機会に大紀元時報を受け取り孟さんの人生が変わった。彼は真相を知って、ネットでさらに多くの資料を入手し、最後に『轉法輪』という貴重な書物を読み、すべてが分かった。「私たちは大変貴重な生死の輪廻から解脱できる円満大法を得ることができました!」と話す。

 彼はすぐ飲酒の習慣を止め、身体を苦しめていた、リューマチ、関節炎、重い鼻炎、背中の痛みが、治療を受けることなく治った。人生観が根底から変わり、周囲の友人は彼が変わったといっている。「彼らは私の身体にある正気と善良を感じ、妻は私の変わりようを見て修煉を始めました」と話した孟さん。

 孟さんの奥さんは、「主人の影響で私は彼と一緒に師父の説法ビデオを見て、一緒に煉功を行ない、法を得た喜びにあふれました。法輪大法は私たちが長く探し続けていた人生の信仰であり帰るべき家なのです」と話した。

 孟さんの奥さんは病院で仕事をしているため、よくトラブルに出遭うという。「修煉する以前、私は毎日怒りの中で過ごしていました。上司からの圧力以外に、病人の家族からの圧力もあり、時には悔しくて泣きました。心を込めて仕事をしているのに、良い報いがありません。修煉を始めてからは、すべてが分かり、自分の心理状態が穏やかになり、トラブルや突発性の事件に出遭うと、自分に注意を喚起し、これは師父が私に与えて下さった試練だと思うのです!」と話す。

 怨恨の心を根こそぎから取り除き、真心を込めて姑に接する

 今年68歳の静鸞さんは結婚して姑と35年間一緒に住んでいる。姑は心の中で求めていた嫁と違うといい、結婚後はトラブルが絶えなかった。「私がすることを姑は気にいらず、ケチをつけました。服はこのように干すものではない、これも駄目、あれも駄目でした。私は生きていくことをとても辛く感じ、悔しかったのです。仕事から戻っても、子供の面倒を見なければならず、家事もしなければならず、姑の虐めに耐えなければなりませんでした」と回顧した。

 「私は修煉してから、姑が私にこんなに多くの魔難を与え、私にあんなに多くの心性の試練を与えて、私の多くの業力を除去してくれなければ、私は大法を得ることができなかったでしょう」と話す。

 これらを悟ったとしても、姑の口のうるささと不満は止まらなかった。彼女は修煉者として「忍」をしなければならないと分かっていたが、「時には『忍』をできない時もあり、実は心の中で姑を恨んでいました」と話す。

 ある時、姑はボールに水を入れていた。水がいっぱいになり溢れていても、水道の蛇口を止めようとしなかった。静さんは慌てて蛇口を止めたが、姑はボールの水を全部捨てた。彼女は我慢しきれず叫んだ。「おかあさん、水道料が高くなったのを知ってますか?」。そして彼女は浴室に行き額を洗面ボールに強くぶつけて大きなコブができました。「私は目覚めて悟り、姑に対する怨恨の心を根本から取り除くことができました。姑がどれだけ私を責めても、口答えをしなくなりました」

  「その時、私は姑に対する怨恨がすべて消え去りました。私はそれまで確実に修煉していませんでした。こんなに長年修煉してやっと意識することができ、この頑固な怨恨の心を取り除くことができました」

 姑は高齢のため病気になりがちで、何時も静さんが病院に連れて行き、看病している。その時「法輪大法は素晴らしい」と念じるよう言い聞かせ、何度も危険状態から脱した。

 経済学者の精英「修煉当初の状態を取り戻す」

 李さんは経済博士の課程を卒業し、いくつかの大学で教鞭をとっていた。のちに米国の上場企業で研究の仕事に従事している。

 彼女は1998年に大法の書籍を読んたことがあるが、根強い無神論の影響で、法輪功は佛法修煉であることを認識できず、7年後にやっと修煉の路を歩み始めた。

 2005年、ある機会に大紀元新聞を手にし、多くの疑問をもって大法のホームページや明慧ネットに没頭した。およそ2カ月かけて師父の経文と同修の修煉体験を全部読んだあと、彼女の脳裏にあった無神論の観念は取り除かれ、修煉とは何かを理解し、修煉の心が芽生えた。

 修煉を始めた当初、李さんは多くの魔難に遭うが、彼女は常に大法に照らしていたため、毎日、昇華していることを感じ、とても楽しく幸福に感じ、家の窓ガラスに優曇華の花がいっぱい咲いた。

 新し仕事に就いたあと、仕事が繁忙のため多くの挑戦に直面した。彼女は「忙し過ぎて、毎日の休息時間が足りず、精神的に疲労して学法や煉功があまりできなくなり、長期にわたって悪循環になり、ますます疲労して精神的にも集中できなくなり、学法や煉功をしたくなくなりました。そのため、精神的にますます落ち込み、疲労もますます酷くなりました」と話す。

 何時からだったか、彼女は修煉について分からなくなり、矛盾と煩悩のなかに落ち込んだ。前代未聞の無力感に襲われ、修煉して成就できないのではないか、師父は自分を見放すのではないか、修煉はもうすぐ終わると考えると、彼女は大きな声で泣きたくなり、長い間消沈した。

 新たに学法を重視したあと、李さん自身は時間と円満成就に対する執着を見つけ、学法を緩めることは滑落の始まりであると分かった。法の中に溶けたのち、彼女は師父の洪大な慈悲を感じ、「私の状態は徐々に改善され、修煉を始めた当初の状態に戻ることができました」と話した。

 清掃工、矛盾の中で心性を修めて信頼を得る

 黄さんはマンションの清掃をしている。長年来、会社の部長や社長、同僚から様々の試練に遭っている。矛盾がやってきた時彼は修煉者の基準で自分に照らし、心性を守ることができた時、その試練を乗り越えることができた。

 3年前、マンションの管理会社はインド系の部長に変わり、マンションの清掃は1年契約になると同時に清掃会社も変わり、新しい社長になった。次の契約が取れるように、この社長はマンション管理会社の言いなりになって、社員を冷遇し、きつくとがめた。

 ある時、前夜に大雨が降り、落ち葉が地面に多く積もり、黄さんは頑張って掃除したが時間がかかり、住民が管理会社に苦情を言った。部長の顔色が変わり彼に圧力をかけ、会社にも連絡した。社長が迅速にやってきて、怒って彼をとがめ、黄さんに仕事に責任を持つよう要求した。

 事後、彼は自分が修煉者であること、高い基準で自分を要求し他人のために考えなければいけないと意識した。「私は彼らの仕事は容易ではないと考え、内に向けて探し自分の意見を固執せず、心理状態を改めて仕事に励んで尽くしました」と話す。しばらくして部長の態度が変わり、時には朝食を買ってきてくれた。社長の態度も良くなって笑顔になり、時にはほかの社員に盾突かれた時、黄さんを呼んでどちらに理があるのかを判定した。社長は彼に感謝して、「彼らにも法輪功を修煉させればいい」と話した。

 黄さんは「このことを通して私には多くの良くない人に言われたくない心、挑む心、面子を気にする心を取り除いたことで、身体が軽くなり、師父は私の業力の山を取り除いてくださいました」と話した。

 面とに向かって真相を伝え、心を込めて世人を救う

 藍さんは長年来、面と向かって真相を伝えることを続けており、「自分をよりよく修めることで衆生を救い済度することができる」と話す。「面とに向かって真相を伝える中で、一部の人は私が大法弟子であることを知ってから、友好的であったのが冷淡になり、その場から立ち去ります。この時私はすぐ、自分にどこか良くできていないところがあったのではないか、慈悲心があったかどうか、気付かない人心があったかどうか、衆生の態度に心が動かされたかどうか、等々を探しました」、「私は自分の一思一念を徐々に正に帰し、いかなることも最初の一念で自分の内に向けて探したことで、内に向けて探す機制が徐々に形成したのです。同時に、自我の人心も徐々に取り除くことができました」と述べた。

 「資料を見たくない衆生には、世間話で彼らの大法に対する誤解を取り除き、彼らの心のわだかまりを解すことができます」、「衆生の声に耳を傾けることで、相手の立場で問題を考えることを覚え、その場で真相を受け入れなかったとしても、彼らに良い印象を残して、今後の真相を伝えることに良い基礎を築くことができます」

 参加した学習者「比学比修して、再び精進する」

 修煉の体験を発表した韓さんはむさぼるように学法をしている。法の中に溶け合い二十年来の修煉の路を回顧し、天安門広場で法を実証したこと、シンガポールに来て新たな修煉の環境を開拓したこと、マンハッタンの街で真相を伝えたこと、幸運にも師父に会えたことなど、「今回の修煉体験を書くにあたり、正念が強くなりました」と語る。

 ステージのうえで発表する韓さんは涙が止まらず、舞台の下の同修も涙を拭いた。「師父が授けて下さったことを考えると、どんなことをしても師父に報いることができず、原稿を読み始めると涙が止まりませんでした」と話す。ほかの同修の発表を聞いた時、彼女は「同修はとても良くできていて、自分はそれに比べて遅れています」、「清掃工の同修は心性の試練を乗り越える際、どんな仕事環境の中でも三つのことをしっかりと行えうことができ、私に多くの啓発を与えました。さらに精進しなければなりません」、「さらに、同修は大紀元新聞を手にしたことで修煉の機縁が結ばれました。このことは私が新聞を配布する態度を糾し、。自分の多くの不足を見ることができました」と語った。

 新しい学習者の宇さんは、「今日の発表を聞いて、シンガポールの同修は共産党文化の毒害を受けていないことが分かりました。三つのことを行なうにあたり、とてもまじめで、どんな機会も逃さず真相を伝え、彼らをとても敬服しています。自分との大きなギャップ感じました。彼らに学ばなければならず、さらに精進しなければなりません。多くの時間で真相を伝え、もっと多くの人たちが救われるようように」と話した。

 インドネシアから来た楊さんは、一人一人の発表に感動し、この収穫をインドネシアに持ち帰り同修と分かち合いたいという。

 交流会に参加した清蓮さんは、「数人の同修は修煉の機縁の大切さに触れ、師父の説法を引用して、私に正法の最後の修煉の機縁を大切にしていないことを分からせ、時には懈怠しています」、「ほかには同修が日常生活や仕事の中で出遭ったことに直面して、鏡のように私を映し出し、私の取り除いていない執着を悟らせ、その中で同修の悟ったことを見ることができましたが、私は小さなことにおいてあのように深く悟っていません」、「ある同修は発表しながら泣いていました。彼女の大法と師父に対する尊敬、師と法に対する信じる力が私に震撼を与えました。私はあとから修煉を始めていますが、ギャップが大きいと感じています。真に実修する大法弟子になるためには、信念をさらに強くしなければなりません」と話す。

 張さんも同修との交流は自分を啓示させた。「同修の精進する状態を見て、自分との修煉のギャップを見つけることができ、同修一人一人が自分の修煉の経歴を語り、感動するところが多く、特に午前中は泣き続けました」

 マレーシアから参加した佩雲さんは、「この場がとても正しく交流の内容が豊富で、涙を流しました。タクシー運転手の修煉故事、清掃工の心性の試練、老夫婦が真相を伝えて人を救い、ほかに多くの発表にとても感動しました。彼らは内心から語っていたので、多くの受益を受けました」と話した。佩さんと一緒に来た周さんは、「法会はほんとうに比べて学び修めることができ、今日は収穫が多く、この良い交流を持ち帰り、私たちはスピードを速め、遅れを取り戻さなければなりません」と語った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/14/357852.html)