【明慧日本2017年12月30日】吉林省榆樹市裁判所は今年12月20日朝7時、法輪功学習者・韓広芝さんに不当な裁判を行い、わずか30分で終わらせた。韓さんの娘は母のために弁護したいと申し出たが、却下された。
法廷上、裁判長と審査員は韓さんに質問をすると、韓さんは「私の弁護士はまだ入廷していないので、コメントを控えさせていただきます」と言った。その後、韓さんは一切発言していなかった。それにもかかわらず、裁判所側は30分も経たない内に裁判を終わらせた。
韓さんは以前、多種の病気を患い、いろんな病院で診てもらったが治らなかった。1997年法輪功を学んでからすべての病気が完治した。
韓さんと高秀琴さんは8月2日午前、正陽派出所の所長に偶然に会い、法輪功の無実を伝えた時、当所の警官に身柄を拘束された。その後、所長をはじめ、数人の警官と国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の関係者はパトカー3台を出動させ、韓さんから奪った自宅の鍵で家に侵入した。プリンター、パソコン、法輪功の文言が書かれた資料や法輪功の関連書籍などの私物を押収した。当日午後、高さんは解放され、韓さんだけが市留置場に連行された。
15日後、韓さんの案件は正陽派出所から検察庁へ、そして数日後に、また検察庁から裁判所に提出された。
家族は韓さんに弁護士を雇い、榆樹市にも6回訪ねたが、検察庁、裁判所が責任を転嫁し合い、弁護士に案件を見せなかった。そのため弁護士は、法曹機関者の法律違反したことや弁護士への義務責任を果たしていないこと、法律上の義務内容および案件の関連説明などの内容を書いて、すべて市法曹機関に郵送したという。
現在、韓さんはすべに4カ月拘禁されている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)