師父は円満な家庭を与え 助けてくださった
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年4月4日】1996年の春、夫は罪を犯して刑務所に入りました。当時、家には10歳に満たない娘がおり、私の気持ちは言葉で表現できませんでした。

 ある日、夫の親戚が会いに来て、「私はとても素晴らしい本を持っています。病気が長年続いていた近所の某さんは、本を読んで治りました。本はいかに他人のために考えるか、いかに良い人になれるかが書いてあります」と言いました。私は聞いて読みたくなり、何という本かと聞きました。彼女は『轉法輪』という本だと答えました。私は『轉法輪』という三つの文字を聞いた途端、気持ちが明るくなったと感じました。彼女は、「ちょうど明日、県から無料で功法を教える人が来ますので、一緒に学びに行きましょう」と言いました。

 翌日私は早めに行きました。まず五セットの功法を学び、『轉法輪』の宝の本もいただきました。私は字があまり読めなかったので、なかなか読み進めず、やめようとしました。しかし、学法をやめたら、悩みが一気に浮かんで来ました。学法を始めたら、すぐに気持ちが明るくなりました。2日後、知らないうちにたばこも、お酒もやめることが出来ました。大法は本当に素晴らしいと思いました。

 師父は、一旦修煉したら、「自分が別の人に生まれ変わったように感じられるに違いありません。あなたの世界観も間違いなく変わり、これからどんな人間になるべきかが分かり、いままでのように愚かに暮らすわけにはいかないと分かるに違いありません。絶対そうです。したがってわれわれの心性がすでに上がってきたと言えるのです」[1]と語られました。

 煉功した後、私は夫を憎まなくなり、逆に彼は40代の若さで人身の自由を失い、かわいそうだと思いました。

 開廷の日、夫の親戚達は、私が絶対に夫と離婚すると思い、私に、「10年以上の刑を判決されたら離婚しますか?」と聞きました。私は、「離婚しません。法輪大法を学んでいるので、師父に、何事に遭っても、先に他人のために考えるようにと教えられました。彼と離婚したら、彼は絶望するので、家に帰って来られる希望を持たせたいです!」と言いました。彼らは私の話を聞いて驚き、心より大法に感心しました。

 1999年7.20に江沢民邪悪集団は大法及び師父のデマを飛ばし、中傷しました。そして、大法弟子を迫害し、私は法を守ろうと北京に行ったため、15日間留置されました。再び北京に陳情に行ったら、1年の不当な労働教養処分を受け、しかも750元を強請られました。そもそもあまり収入がなかった私は、さらに悪い状態が重なりました。派出所の人に、「家に帰ったら、どうやって生活しますか?」と聞かれ、私は、「私は修煉者なので、自分で生活できます」と答えました。

 当時は真冬で、家は氷室のように、暖まるものが何もありませんでした。仕方なく、私は同修に一晩泊めてもらいました。師父の法はずっと私の頭の中に浮かんでいました。「だからこそわれわれは、こういう複雑な環境の中で修煉しようとしており、苦の中の苦に耐え、かつ大きな忍の心をもつように修煉しなければならないのです」[1]

 法を学び、心性を修めながら、寒い冬を乗り越え、春を迎えました。親戚に手伝ってもらい、私は豚小屋を作りました。養豚で生活を維持しようと思いました。

 豚小屋に電気を付けたときに、私は電線を肩に乗せて進みましたが、電線の長さが足りず、手が無意識に電線の端に触ってしまい、感電して倒れてしまいました。小屋にいた甥が電源を入れたためでした。自分が感電したと分かりましたが、「私は修煉者で、師父がいらっしゃるので、大丈夫だ」と思いました。立ち上がって小屋の奥に行きました。娘は甥に、「お母さんはなぜ倒れたの?」と聞き、甥も、「おばさん、どうしたの?」と言いました。私は歩きながら、「感電したよ、手も焦げてしまった」と言いました。彼らは私の手が焦げているのを見て、びっくりしました。私は、「私は法輪大法を修煉しているので、師父に見守っていただいている。そうでなければ、命はすでに失っているよ!」と言いました。

 私達は自分の目で大法の奇跡を見ました。

 ある日、私がポンプで水を吸い上げると、電源ブレーキが突然発火しました。私はどうすればいいか分からず、外の人に助けてもらおうと思いました。しかし、周りにはが誰もいなくて、どうしようと思いました。思わず、「師父、助けてください!」と口に出ました。その時、鎌があったのを見て、すぐに拾って、電源ブレーキを下ろすと火が消えました。私はびっくりして腰を抜かしました。心で「師父に再び助けていただき、ありがとうございました!」と考えました。驚いたのは、火はすでに十数分も燃えていたのに、電線が燃えず、棚も燃えませんでした。そうでなければ、私はすでに家を失い、家の中の全てを失っていました。家の全てに電線が通っていたからです。

 再び師父に家族を守っていただいたことに感謝

 十数年後、夫は戻ってきました。私は夫に、「法輪大法の師父に完全な家庭を与えていただきました。そうでなければ、私達2人はすでに別かれていたでしょう。2回も電気の事故が起き、他にもいろいろありました。大法の師父に見守っていただいたので、あなたは家に帰ってくることができました!」と言うと、夫は、「法輪大法のことは分かっている。我々を担当していた刑務官は法輪大法の弟子だった。私は大法弟子にいただいたお守りも持っているよ!」と感激して言いました。

 それから、夫の私達への暴力がなくなり、しかもほとんどの家事を私にさせず、一生懸命やってくれ、私に三つのことをしっかりできる時間をくれました。

 重ねて師父に感謝します! 合掌!

 同修に感謝します!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/24/363286.html)
 
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