太原市の法輪功学習者3人 法廷で真相を伝える
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 【明慧日本2018年4月17日】山西省太原市杏花嶺(きょうかれい)区の裁判所は2018年3月6日、「真・善・忍」を信奉する法輪功学習者・田雲飛さん、薛富貴さん、連素蘭さんに対して不当に開廷した。法廷では、3人の弁護士と家族の1人が彼らの無罪を主張し、3人の学習者も法輪大法を修煉して健康になり、良い人になった事実を述べた。

 田さんは今年53歳で、薛さんは70歳、連さんは81歳です。2017年7月17日午後5時、田さん、薛さん、連さんは龍潭(りゅうたん)派出所の警官により連行され、田さんは不当に身柄を拘束された。いま田さんは太原市第一留置場に拘禁されている。一方、連さんと薛さんは健康状態が不合格のため、保釈されたが、住居を監視されている。2017年9月26日、3人の学習者は起訴された。

 今年3月6日朝8時半、杏花嶺裁判所の入口周辺は、いつもより多くの警官らと私服警官らが配置され、そして、警報ランプを点滅させている特警のパトカー1台と数台の警察車両が停まっていた。9時40分より、太原市杏花嶺区裁判所は田さん、薛さん、連さんに対して不当に法廷尋問を開始した。

 法廷では、田さんの弁護士は回避の申し立てをしたが、裁判官に不当に却下された。弁護士は「田さんに対する告発の中に、1万通の真相電話の音声資料があるとして、それを証拠として提示されたが、詳しい内容がないため、証拠不充分である」と主張した。そして、音声資料についての鑑定の合法性についても質疑をした。

 薛さんの弁護士は「太原市龍潭派出所の警官は3人を拘禁している間、薛さん(70)に対して、拷問して自白を強要し、水を飲ませない、トイレに行かせいなどの迫害を行った」と指摘した。

 連さんの弁護士は、「告発者が提供した写真はぼんやりしており、写った本人が一体誰なのかが分からず、連さんであるかどうかを証明することが出来ない」と指摘した。

 連さんの家族は「連さん(80)は、法輪功の基本理念「真・善・忍」を信奉し、良い人になるように努め、社会に危害を与えることもなければ、法律の実施を破壊していない。それどころか、生活の中で、連さんは自分の子供にも、他人にも優しく、自らに厳しく要求し、いつでもどこでも人のために考えており、自力で出来ることは決して他人に迷惑をかけないようにしている。人との付き合いの中でも、いつも『必ず良い人になるように、善事を行うように、社会の為になるように、うまい汁を吸わないように』と戒めているため、客観的に見ても、主観的に見ても、連さんはいかなる法律にも違反していない」と主張した。

 学習者・田さん、薛さん、連さんも法廷で自ら法輪功を修めてから、心身共に受益したことを述べ、大法の素晴らしさを実証した。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/12/362791.html)
 
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