四川の寧蘭蜻さん、呉秀容さん 無罪を訴え控訴
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 【明慧日本2018年5月19日】四川省内江市威遠県の法輪功学習者・寧蘭蜻さん、呉秀容さんは不当に判決を宣告された後、控訴した。内江市中等裁判所は4月18日の午前、内江市留置場で二審を開き、寧さんと呉さんは無罪で釈放されることを求めた。

 2人の弁護士は充分な根拠を持って、「国の現行の法律から見ても、威遠県裁判所が一審で呉さんと寧さんに対する判決には事実誤認があり、証拠が不十分で、引用したいわゆる法律の根拠(1999年の高等裁判所、高等検察庁の司法解釈)はすでに廃止されている」と厳しく指摘した。弁護士は法廷に対して、「本案件を却下して再審するか、あるいは2人を無罪で釈放するように判決するか、どちらかに変更するように」と提案した。しかし法廷は直ちに休廷を宣告し、判決を次回の開廷まで持ち込んだ。

 事実上、法輪功は人を善に導き、真・善・忍を基準にし、家庭にも社会にも有益で、人々の道徳水準を向上させている。法輪功を修煉することは合法だけではなく、むしろ表彰すべきことである。法輪功学習者が人々に真相を伝え、法輪功の真相資料を製作し、配布することも、法律が認める範囲内のことで、全く合法的な行為である。学習者が連行され、起訴され、法廷審問されることは起こるべきことではなく、認められないものである。

 威遠県厳丘陵鎮の学習者・呉さんと寧さんは2016年9月13日、町で市民に真相を伝えた時、中国共産党による法輪功の誹謗中傷の宣伝を信じる人に通報され、威遠県公安局の警官らに不当に連行された。その日の午後、警官らは家宅捜索をし、寧さんの家からパソコン2台、プリンター3台、現金1万元あまりと消耗品、大法の書籍、法輪功の真相資料などを押収した。また、呉さんの家からも数部の真相資料を押収した。寧さん、呉さんが不当に内江市留置場に10力月拘禁された後、威遠県検察庁は寧さん、呉さんを罪に陥れ、裁判所に起訴した。

 2017年8月18日午前、威遠県裁判所は不当に寧さんと呉さんに対して法廷審問を行った。3時間の法廷審問の中で、2人の弁護士は中国が現行する法律を用いて、2人の無罪を主張した。当時、弁護士の無罪の弁護に対し、法廷はいかなる異議も唱えなかった。寧さんと呉さんも自ら弁護をし、裁判官と検察官に対して、江沢民集団に追随して良い人を迫害しないようにと呼びかけ、善悪には必ず報いがあることを忠告した。

 検察官・古能は何度も拘禁された2人が「邪教を利用して法律の実施を破壊した」と訴え、寧さんに懲役1年、呉さんに懲役1年6力月の実刑を求めた。2人が理を詰めて論争した後、女性裁判官は激怒し、呉さんに「懲役3年の実刑判決を下す」と叫んだ。しかし結局、法廷はその場で判決を宣告しなかった。

 同年12月15日午前10時30分、威遠県裁判所は再び2人に対して不当に開廷し、「弁護士が無罪であると弁護したが、2人が犯罪を犯しているかどうかについて、上級公安機関及び上級裁判所に問い合わせた結果、有罪であると断定した」と言い放った。裁判所は弁護士の意見をすべて受け入れず、2人に判決を宣告した。寧さんは懲役3年6力月の実刑を言い渡され、さらに1万元の罰金を科された。一方、呉さんの場合、押収された少量の真相資料は刑を下すまでに至らないものだが、2014年に不当に懲役1年の刑を科されたことがあり、釈放された後、まだ5年を満たしていないことを理由に、呉さんにはあろう事か懲役4年の実刑を宣告し、さらに1万元の罰金を科した。

 呉さんと寧さんはこの判決を不服として、内江市中等裁判所に控訴した。内江市中等裁判所は2018年4月18日午前9時30分に、内江市拘置場で二審を開いた。呉さんと寧さんの2人の弁護士は引き続き2人のために弁護をし、呉さんと寧さんも再度自分達が無罪であることを主張した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/21/364384.html)
 
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