山西省長治市の張岩氷さん 不当に開廷される
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 【明慧日本2018年6月7日】山西省長治市郊外王荘炭鉱の従業員で法輪功学習者の張岩氷さんは、2018年5月8日、地元裁判所により開廷された。張さんは足かせを掛けられて車イスに乗り、鼻から胃に管を通されたままで出廷した。そして法廷で法輪功を学んで受益したことを述べた。

 2018年3月15日、張さんは潞安グループ公安局、郊外の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)および市610弁公室の人員らに身柄を拘束された。張さんはすぐに抗議の意志を表し当日から断食をはじめ、すでに2カ月経過している。しかし、地元の裁判所は張さんに対して体調が悪いまま、強行に開廷した。

 張さんはかつて2回刑務所に拘禁されたことがある。張さんの親や兄弟5人も1999年の7.20以来、さまざまな迫害を受けた。2000年7月、張さんの姉・張紅岩さんは陳情のため北京に行き、そのために拘禁や監視をされ、1年6カ月の労働教養処分に処せられた。

 2006年3月1日、市公安局および610弁公室の人員、約20人の警官らは王荘炭鉱に侵入し、出勤途中の張さんを連行した。その後、張さん宅に押し入って家財を押収した。続いて張さんの姉も一緒に連行した。同日、襄垣に住む張さんの夫・李林さんも連行された。そのほか、学習者・楊続慶さん(張さんの義理の父)、申先英さん(張さんの義理の母)、付長勝さんも身柄を拘束された。 

 申さんは2年の労働教養処分に処せられ、2006年3月末に太原新店労働教養所に拘禁された。張岩氷さん、張紅岩さん、付さんは市第一留置場に拘禁され、市郊外検察庁に起訴された。2006年8月29日、市郊外裁判所は岩氷さんに懲役5年、紅岩さんに懲役7年の不当な実刑判決を宣告した。

 2018年3月15日、張岩氷さんと妹は自宅で私服警官に身柄を拘束され、16日に留置場に拘禁された。妹は15日(実際は17日間)行政拘禁され、張岩氷さんは断食で迫害に抵抗している。

 王荘炭鉱の警備課および市長潞支局は長年の間法輪功への迫害に加担し、十数以上の冤罪を作ったという。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/25/367980.html)
 
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