文/中国の大法弟子
【明慧日本2018年7月5日】数日前、明慧ネットで掲載された文章に、ある病院の副院長が1999年、法輪功に対して捏造した1400の死亡例と言う嘘の報道を見た時、「これらの人が法輪功を煉功しなければ死なないような言い方をしているじゃないか。とんでもない話だ」と言った話が書かれました。この副院長は人の話の受け売りをせず、しっかり自分の考えを持っていたため、法輪功に一言公平な話をしてくれました。
事実上、中国には、この副院長のような真相を見極める洞察力を持っている人がますます多くなりました。ある友人から聞いた話ですが、先月某派出所の所長は、不当に拘禁された法輪功学習者を早く解放し、「解放しなければ、台湾やアメリカ、カナダからの抗議電話が鳴りっ放しで大変だ」と言ったそうです。数年前、とても積極的に動いていた地元の610弁公室、国保大隊(法輪功迫害の実行部隊)の人達も、今は、あまり出動したがらなくなったそうです。つまり、警察の内部にも真相を見極めることの出来る人が増えてきたということでしょう。
慧眼(けいがん・物事の本質を見抜く力)で真相を見極めるには、自らの考えをしっかり持つという大切な資質がなければなりません。考えてみてください。もし、法輪功が本当に江沢民と中国共産党が誹謗中傷したようにそれほど悪ければ、どうして世界100以上の国と地域に広がったのでしょうか? どうして『轉法輪』が39種類もの言語に翻訳されたのでしょうか? 新唐人テレビのあるドキュメンタリーでは、ハーバードやスタンフォード、ケンブリッジやオックスフォードなどの世界名門校出身の一部の法輪功修煉者にインタビューをしました。それは、法輪功が世界の様々な国、様々な民族、様々な社会階層に歓迎されていることを実証しているのではないでしょうか?
慧眼で真相を見極めるには、経験主義という思想の桎梏(しっこく・手かせ足かせ)から抜け出さなければなりません。なぜなら、共産主義と中国共産党に対して、善良な人々はそれを一つの思想の流派、邪説、或いは一つの政党、邪悪の党だと認識することが出来るかもしれませんが、しかし、それが邪霊、つまり人類を超えた邪悪の生命によってコントロールされている事実は思いつかないでしょう。そして、共産主義の究極の目的は人類を破滅させ、中国人だけでなく、全人類を破滅させようとしている事実を、想像もしなかったでしょう。信じられない人に『共産党についての九つの論評』を読むようお勧めしたいと思います。
同じ友人から聞きましたが、ある人は彼がプレゼントした九評編集部の新書『共産主義の究極の目的』を読んだ後、「この本は実によく書けていますね。後半はいつ出版するのですか? 早く読みたいです」と言ったので、彼は「次の本のタイトルは『悪魔が私達の世界を統治している』というものですが、今連載中で、まだ出版されていません」と答えたそうです。中国にも真相を見極めることの出来る有識者がだんだん多くなり、そして、彼らはもっと真相を知りたいと渇望しているのです。
慧眼で真相を見極めるには、真・善・忍という普遍的な価値を堅持し、道徳の観念によって欲望を抑制しなければなりません。『共産主義の究極の目的』という本に書かれたように、江沢民が鼓吹した「こっそりと千金を得る」というのは、まさしく共産邪教の首領自らの告白に他なりません。人類の歴史上、「欲望」を国の信奉として、国教として国民に注ぎ込むのは、中国共産党が初めてではないでしょうか。ある人は、「中国の空気の中には、PM2・5 以外はすべて欲望だ。今の中国は、国民全員がお金を奪い合い、欲望を放任し、腐敗を極める時代に突入している。今の人々の心はすべて欲望に侵食されていて、真・善・忍を留める場所はどこにもない。人間と神とのつながりが断ち切られた時、中華民族の未来はもうないだろう」と言いました。
「廬山(ろざん・中国の名山。峰々が作る風景の雄大さ、奇絶さ、険しさ、秀麗さが有名)の本当の姿を知らないのは、ただ私が山中にいたからだ」と言いますが、中国と世の中の慧眼を持つ人には、早く九評編集部が出版した新書『共産主義の究極の目的』と『悪魔が私達の世界を統治している』を読んで、自ら考えていただき、慧眼で真相を見極め、悪魔が人類を滅亡する陰謀を見抜き、悪魔のコントロールから抜け出し、素晴らしい未来に向かって前進していただきたいのです。