US-DCで反迫害パレード、人々は法輪功に声援を贈る

 

　【明慧日本2018年7月6日】（米国＝明慧記者・呉思静）6月20日、世界各国から6000人以上の法輪功学習者が米国首都ワシントンDCで行われた迫害を制止するパレードに参加し、中共による法輪功に対する迫害を非難し、人々に共産主義が人類にもたらした危害を見分けるよう呼びかけた。

 

6月20日、ワシントンDCで行われた、法輪功学習者のパレード

　大パレードは当日の正午にスタートした。天国楽団は米国国会の西側を出発し、迫害で死亡した法輪功学習者の遺影を持つ学習者の列が続き、そして横断幕やのぼり旗隊が続いた。パレードはペンシルベニア通り、憲法通り、ホワイトハウスを通り、終点のワシントン記念塔までの2・4マイルのコースを歩いた。

　中国からの観光客「真善忍は普遍的な価値観である」

　観光でワシントンを訪れた張さん（偽名）は、偶然にも法輪功のパレードと出会い、「震撼！」と連呼した。「中国から来た人がこの場面を見れば、みんなが震撼を受けるはずです。なぜなら中国でこのようなパレードを見ることはできないので、この画面（場面）を見ることはとても大切です」と話した。中国では政府により情報を封鎖されているが、しかし政府のルート以外でみんなが情報を伝えているという。

　張さんは真・善・忍の価値に賛同しているという。「真・善・忍は普遍的な価値観であり、聞いた人はみんなが良いものだと認めてくれることでしょう」と話す。どのような信仰をしていようと、最後にこれらの人はほんとうに善い人であり、人は信仰をすれば、信仰の要求に従って行わなければならず、「自分の信仰を守らなければなりません」と張さんは話した。

パレードの様子を写真に撮る中国人

　両側の歩道に、中国からの観光客や、在米華人が絶えずパレードを写真に撮っていた。中には法輪功学習者と雑談する人もいて、中国で迫害を受ける法輪功について尋ねた。

　通行人「共産党の本質を暴くことは良いこと」

パレードが伝えるメッセージに賛同するディデンバロンガディさん

　ディデンバロンガディ（Daydeon Baron-Galdadi）さんは大学生であり、付近の会社で研修している。彼は横断幕の伝統的な内容である「伝統に回帰することが、人類の未来につながる」、および「共産党の悪魔がこの世界を統治している」と書かれているメッセージに同感しているという。彼はこのパレードの方式でメッセージを伝えることはとてもいい方法だという。

アラン・ハミルトンさん「共産党の本質を暴くことは良いことだ」

　アラン・ハミルトン（Alan Hamilton）さんは、「共産主義は人類を壊滅にする」、「共産主義の終極の目的は人類を壊滅することだ」の横断幕を見て、法輪功学習者が中国で迫害を受けているため、共産党の邪悪の本質を暴いていると知った彼は、「私が思うには、このような理由から、共産党の邪悪な本質を暴くことはとてもいいことだ」と話した。

　彼は、この数千人のパレードはきっと多くの人に興味を持たせ、多くの人が法輪功の真相を知るため勉強することでしょうと話した。

パレードを観賞するパトリック・ブリニーさん

　パトリック・ブリニー（Patrick Briney）さんは人材育成学院の院長で、以前から法輪功が受けている迫害を知っていたという。「共産主義はすべての信仰の自由と思想の自由に反対しています。これは大規模なパレードだ！　人々に共産党の人間性に対する迫害に注目してもらうことができます」と話した。

　彼が言うには、法輪功の音楽は平和な雰囲気をもたらし、この法輪功学習者たちは平和と、座禅の自由を望んでいるという。

　観光客 「パレードのメッセージは明晰で、人々に希望を持たせる」

スイスから来たサブリナさん（右）、ワシントン市民のジャッキーさん

　ワシントン市民のジャッキー（Jackie）さんはパレードの規模に驚愕し、座禅する人が迫害を受けていることに悲しみを覚えるという。スイスから訪れたサブリナ（Sabrina）さんは、このパレードの方式でメッセージを伝えることは「素晴らしい！」という。2人は天国楽団の演奏に惹かれ、ジャッキーさんは音楽はとても平和的で、私はとても好きになりました」と話した。

シンディー・ホーディさん（左）と、ルイス・トラールさん

　メリーランド州から訪れたルイス・トラールさん（Luise Tolar）さんは、退職した元会社顧問。パレードを見て、「これが米国のいいところで、抗議の自由があります」と話した。パレードが伝えるメッセージは中国共産党の迫害を制止することであり、このメッセ―ジはとてもよく伝えているという。「メッセージははっきりとしていて、人々に希望を持たせています」と話した。シンディー・ホーディ（Cindy Hody）さんはメリーランド大学の教授で、横で話を聞いてうなずいていた。

保安主管のトームさん

　保安主管のトームさんは、警備するビルディングの前でしばらくパレードを観察していた。彼は多くの集会を見たが、法輪功のパレードについて、「平和的だ」という。彼は法輪功が受ける迫害について関心を持っていきたいと話した。

　警察官 「法輪功学習者の幸運と成功を祈る」

　4人の警察官は事務所の前で法輪功のパレードを見ていた。彼は法輪功が中国で受けている迫害を知っているという。仕事中なので取材を受けることはできないが、彼らは「法輪功学習者の幸運と成功を祈る」と話した。

　ホワイトハウスの多くの職員はラファイエット公園で昼食を摂っていた。記者は彼ら数十人と歓談し、法輪功の真・善・忍の理念と、法輪功が受ける迫害について相当知っていたという。仕事上の理由で実名でインタビューを受けることができないが、彼は共産党の迫害を非難し、法輪功学習者が受けている迫害に同情し活動に支持しているという。

　イギリスからワシントンにあるシンクタンクで研修している、ハンナワトソン（Hannah Watson）さん（女性）は、「法輪功学習者が彼らの宗教の自由を実践できるよう希望します」と話した。

　　法輪功の子供弟子 「多くの人に法輪功の迫害に関心を持ってほしい」

イギリスから参加したティエン君は天国楽団のクラリネット奏者

　14歳のティエン（Tian）君はイギリスから来ている。修煉者の両親と一緒に中国からイギリスに移住ししている。彼は幼いころから両親について法輪功を修煉している。クラリネットを習って５年になるが、天国楽団とともにイギリス、ドイツ、フランスとアメリカでなどでの演奏に参加しているという。

　彼は、天国楽団の演奏に参加するのが大好きで、できるだけ多くの人に法輪功学習者が中国で迫害を受けていることに関心を持ってほしい、演奏するのはとても面白いと話した。

　演奏の過程で、彼は沿道の人々が音楽を楽しんでおり、彼らは「微笑み、拍手を贈っている」ことを見て取れるという。

　２時間半のパレードを、ティエン君は休まず吹き続けた。彼は少し疲れていたが、演奏はとても素晴らしい目的があるので、それほど疲れていないという。

　イスラエルの学習者 「私たちは沈黙してはならない」

イスラエルで高校教師をしているエラードさん

　イスラエルの学習者で高校教師をしているエラードさんは、なぜ米国のパレードに参加しにきたのかと聞かれて、「もし世界のすべての人々がこの（法輪功に対する）迫害を知っていれば、迫害を終わらせることができます。共産党は虚言で法輪功に対する迫害を維持しており、これは人道に反する罪であり、私たちは沈黙してはなりません」と話した。

　「私たちは平和の中で生活し、商売をしており、世界のこのような邪悪の存在を無視してはなりません」

　法輪功を９年修煉しているエラードさんは、彼の教え子に、「善い人になることは極めて重要なことで、もっと多くの人たちが真・善・忍に符合することができれば、この世界は素晴らしくなる」と教えているという。

　彼は、生徒の良い見本になるのもとても重要で、例えば生徒たちがふざけている時、彼は根気よく対処しているという。

　カナダの学習者 「法輪功は私を薬物中毒から救ってくれた」

カナダの法輪功学習者・ジェロームさん

　カナダの学習者で37歳になるジェローム（Jerome）さんは、かつてカナダで景観設計士をしていた。今はニューヨークにあるマスメディアで仕事をしている。

　彼は5年前から法輪功の修煉を始め、はじめて法輪功の書籍を読んた時、内容がとても純正で、道徳について語っている真実に心を打たれたという。

　彼は今の西洋の若者と同じように、軽い薬物を吸い、ヘビースモーカーだったという。「それまで薬とたばこを止めようとしなかったのですが、修煉してそれはよくないことだと分かり、止めなければならないと気づきました。法輪功しか私の良くない習慣を止めることができません」と語った。

　修煉してから仕事の効率が上がり、自立の能力も高まったという。