法輪大法が僕の人生を変える
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 文/アジアの大法弟子

 【明慧日本2018年8月17日】僕は今年で55歳になり、2012年の5月から法輪大法を修煉し始め、すでに6年が経ちました。修煉して良かったと心から思いますし、師父への感謝の気持ちでいっぱいです。

 「直接わたしの説法を聞き、功法伝授を受けられる人は、本当に……今のこの時間が最も喜ばしい時だったと、将来きっと分かることでしょう。もちろんわれわれは縁を重んじます。皆さんがここに坐っていることは、すべて縁によるものです」[1]  師父が説かれた縁について、僕はこの身を持って実感しました。

 僕はかつて、中国共産党を信じており、30年間ほど共産党員でした。しかし、大法を学んでから、宇宙の神秘を理解し、長い間抱いてきた生命への疑問も解りました。『轉法輪』が明かす真理を理解したので、自ら中国共産党から脱退しました。それから、大法を友人達にも勧め、『轉法輪』が述べている宇宙の真相についても相手に伝え、皆、喜んで話を聞いてくれました。

 修煉する前はほぼ毎日、病で苦しんでいました。体の抵抗力が弱いため、季節の変わり目になると、風邪を引き、毎日必ず薬を飲んでいましたし、通院もしていました。しかし、法輪功を修煉してからは、身体が健康になり、病院へ行く必要もなくなり、薬もすべて捨てました。

 「常人社会に流され、汚染されたために、人々が正しいと思うことの多くは本当は間違っているのです」[1] と師父は説かれました。

 僕は貧乏な家庭に生まれたため、幼い頃から辛い生活を送ってきました。人生について、良く困惑を感じていましたし、心も怒りと怨恨でいっぱいでした。また、普段の生活においても、仕事においても他人より強く、頭も良くならなければならない、とずっと思っていました。しかし、大法を学んでから、真・善・忍の法理を理解し、考え方が変わりました。

 師父は「ですから、人が正しいと思っていることは必ずしも正しいとは限りません。子供を教育する際に、将来社会でやっていけるように、大人はよく子供がまだ小さい時から利口になるようにと教えています。『利口になる』というのは、われわれのこの宇宙から見ればすでに間違っています。われわれは、自然に任せ、個人の利益を重く見ないようにと言っています。『利口になる』というのはほかでもなく個人の利益を得ようとするためです。『誰かにいじめられたら、その先生や親に訴えなさい』とか、『落ちているお金を見つけたら、拾いなさい』とか教えるのです。小さい時からこのような教育を受けてきた子供は、常人社会で利己心が次第に大きくなり、得をすることばかり覚えてしまい、それによって徳を失うことになるでしょう」[1] と説かれました。

 また、師父は「利口な人の場合、悟性がかえって良くありません。賢すぎる人は、人目につくような仕事にたけているので、上司、上役から褒められ ます。しかし実際の仕事は他人がやらなければならないのではないでしょうか? そこで彼は人に借りを作ってしまいます。利口で、要領がいいので、たくさん 利益を手に入れますが、他の人はそれだけ多くの不利益を蒙らなければなりません。利口なので、損をするようなことはしませんし、不利益を蒙ることもめった にありません。そこで他の人が不利益を蒙る羽目になります。現実の利益を重く見れば見るほど、彼の心はますます狭くなり、常人の物質的利益を何よりも大事 だと思えば思うほど、彼は自分こそ現実を重視する人間だと思い、ますます損をしない人間になります」[1] とも説かれています。

 大法は私の家庭に和(なご)みと平和をもたらしました。僕と妻の性格は全く異なります。妻の性格が良くないと言っているのではなく、彼女は多くの常人と同じように、お金持ちになりたい、良いものをたくさん欲しいと思い、富と質を追及しています。そしてたまに、女性らしくない言葉も口から出てきます。もし、僕が大法を修煉していなければ、すでに彼女と離婚していたでしょう。しかし、今、大法を学んだからには、そうはいきません。周りの人々とは縁で繋がっており、偶然な出来事は何もないのです。大法の法理で自分を律し、内に向けて自分を探さなければなりません。今は、自らの欠点や執着心を放下しながら、妻を理解するように努力していき、平和な家庭環境を保つように、日々頑張っています。

 困難や辛さがなくなったわけではありません。ただ、僕自身の心境が変わったのです。大法が僕の知恵を開き、そして、法輪大法の導きにより、様々な方面に気を配ることができ、毎日楽しい気分でいられるのです。

 僕は修煉する前は、酒を飲み、煙草も吸っていました。しかし、修煉してからは、酒にもたばこにも興味を失いました。まさに師父が説かれた通りです。「皆さんに忠告しますが、真に修煉したい人は今からタバコをやめてください。必ずやめられることを保証します。この講習会の会場にタバコを吸いたいと思う人は誰もいないでしょう。そのようにあなたはやめたければ必ずやめられます。再びタバコを口にすれば、変な味がするにきまっています」[1]

 また普段の勤務中においても、できる限り公平かつ正確に仕事を行うため、皆から信頼を得ています。僕自身の変化は周りの仕事仲間や顧客達にも影響を与え、そして、機会があれば、相手に法輪功の素晴らしさを紹介しています。以前の僕は今と違って、きちんと責任の取れる誠実な人間ではありませんでした。しかし、今はもし、仕事を終わらせることができなかった時は、素直に申し出ます。何か過ちを犯しても、素直に謝りますし、顧客に僕のせいで損失をしてしまったと言われた時は、自ら弁償します。昔の自分なら、これらの事を1人で背負わず、必ず相手の責任にしていたでしょう。これほど僕は変わりました。そのおかげでたくさんの注文が、押し寄せて来るようになりました。以前は、担当する顧客数が少なく、暇な時期もありましたが、今では、仕事量が増え、給料も上がりました。

 「心を正しくもち、公平に取引をすれば、多く働くだけ多く稼ぐのは当然のことです。『失わないものは得られず』と言われているように、それは常人社会のあなたの働きに対する当然の報酬です」[1] と師父は説かれました。

 僕は必ず毎朝煉功をし、仕事の合間に『轉法輪』を勉強します。「君はどうして毎日同じ本を読んでいるんだ?」とか、「まだ読み終わっていないのか?」とか、「それはどのような内容の本だ?」とかと周りの人に良く聞かれます。幸いなことに、尋ねられた時、いつもちょうど常人が読んでも理解しやすい部分を読んでいたので、その部分の法を読みあげて彼らに聞かせました。そうすると皆はすぐに『轉法輪』の内容に惹かれて、大法のことや修煉のことをもっと聞きたくなるのです。

 これまで多くの本を読んできましたが、『轉法輪』を読む度に気持ちが落ち着き、心が穏やかになります。集団学法に参加する時、初めは落ち着かなかったのですが、1講読み終えた後、心が穏やかになり、愉快な気分になるのです。

 これまでの人生の中で、僕はいつも完全に信じられる何かを探し求めてきました。その何かを、僕は大法の中で見つけました。大法より素晴らしいものはこの世には存在しません。昔、様々な気功に触れましたが、法輪大法は最高の気功だと確信しました。僕は師父の真の大法弟子になりたいので、これからも、一生懸命頑張りたいと思います!!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/13/370947.html)
 
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