「すべての大法弟子への注意事項」を読んで
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 【明慧日本2018年8月31日】ある問題を見る時、人は様々な視点や角度からその問題を見たり、考えたりしますが、大法弟子は、大法弟子の視点から問題を見なければなりません。明慧編集部から安全性についての通知が届きました。私たちは大法弟子として、どのようにこの問題に対処すべきでしょうか?

 初めてこの通知を読んだ時、私にも他の同修と同じように、実際の情況により、We Chatを使用する必要があるとの言い訳をし、明慧編集部からの通知の通りに行うべきかどうかについて、すぐに決断を下すことができませんでした。他の同修と交流したくても、皆さんも同じように戸惑っているし、また、様々な言い訳も出てきました。これはまさに、通知に書かれた「関係する学習者は二度とこれらで情報を伝えたり、何かを信じたり、いろいろな言い訳をしないようにしてください」と警告しているのではないですか?

 師父は「念転ず 腐敗物は滅し 光明が顕れる」 [1]と説かれました。

 観念が変われば、正念が現れます。師父は私に真相を洞察する智慧を授けてくださいました。大法弟子の主体は中国にあるのです。1億人以上もの大法弟子とその家族、親戚、友人などを合わせれば、膨大な人数となり、そして、その背後には無数の膨大な生命も存在しているのです。We Chatが確実に大法に消される運命なら、未だ、様々な理由でそれを使用し続けている大勢の大法弟子は、法を正す進展を妨げていることになるのではないでしょうか? まして、我々が知ってはならない玄妙な按排も存在しているかもしれません。

 別の角度から見れば、明慧編集部から発表されたこの通知に対して、真に受け入れない人や、理解できずに、依然と自分の思い通りに行動している人、あちこちに「『We Chat』の使用が禁止されたら、私たちはどうするの?」などと聞きまわる人、We Chatを削除しなくて済む方法を探す人など、多くの大法弟子が様々な言動を現しました。たかが、We Chatの使用禁止についての通知に、これほど大きな動きを現し、これほど強烈な執着心を見せるなど、まさに私たちへの警告ではないのでしょうか?

 実際の所、We Chatを削除した後、想像していたほど困ってはいないし、かえって、心がすっきりしました。明慧ネットで他の同修の交流文章を読んで、We Chatを使っていない同修がたくさんいることも知る事ができました。

 明慧編集部からの通知に書かれた通りに何も疑わずに、迷わずに行うということは、師を信じ、法を信じているかどうかの問題でもあるのではないでしょうか。昔、ソ連が突然解体したかのように、どれほど権利を持った組織でも、どれほど巨大な生命でも、もし、それが大法によって滅ぼされる運命であるならば、あっという間に消えてしまうのです。そして、明日は、昨日よりもすばらしい世界になるでしょう。人々にはまた新たな生活様式が訪れるでしょう。大法弟子として、常人の様にずる賢い手段を使うか、それとも、大法が与えて下さった智慧を働かせるか、どちらを選ぶかは大法弟子の心によって変わります。大法弟子こそ、全ての生命の希望なのです。

 もちろん、修煉の過程において、執着心や観念をきっぱりと切り捨てることはなかなかできないことです。常人から学習者、そして、大法弟子に至るまでの道のりでは、様々な状態が現れ、討論や意見のすれ違いなど、たくさんのことが起こりうるのです。しかし、法を正す進展が最後の最後まで来てしまった今、解決すべき問題を目の前にする時、お互いに相談し合い、選択するかどうかを悩むのではなく、どうすれば、大法に従って自らを正していくかを考えるべきではないでしょうか。

 師父は「事々対照し、做すところ到るは是れ修なり」 [2]と説かれました。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟』「新しく生ず」
 [2] 李洪志師父の詩:『洪吟』「着実に修める」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/9/370795.html)
 
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