山西省晋城市の史海忠さんに懲役4年の判決
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 【明慧日本2018年9月5日】山西省晋城(しんじょう)市の法輪功学習者・史海忠さん(45歳男性)は当局に懲役4年の実刑判決を宣告された。

 先日、史さんの妻は交通事故で片足を失った。史さんの2人の子供は1人が学生で、もう1人が他の地方でアルバイトをしている。大黒柱の史さんが現在拘禁されているため、一家の生活はとても困難な状態である。

 史さんは高平寺庄鎮の在住者で、1994年に難病を患い、自立生活ができなくなった。1999年3月、史さんは法輪功を学び始め、喫煙、飲酒等の良くない習慣をやめ、しばらくして病気も完治した。2カ月後、史さんはとてもきつい農作業まで出来るようになった。

 史さんの身に起きた奇跡を目の当たりにした両親と妻は、史さんの修煉を支持した。妻は史さんが法輪功の師父の説法の映像を見れるように、迷わずVCDプレーヤーを買った。さらに、史さんの父が法輪功師父の説法の映像を見て、「中国人のみんなが法輪功を学べば、どんなに良いことか!」と感嘆したという。

 しかし、1999年7.20から、江沢民らの邪悪集団が法輪功への迫害を引き起こした。史さんは法輪功を学び続けていたが、当局からの迫害を恐れた家族は、史さんにやめるようにと勧めた。

 2003年8月1日午前、史さんは市内の定林小区の壁に「善良な人々よ、法輪功の真実を聞きましょう」と書いた為、その場で、連行された。史さんは公安局に連行された後、尋問を受け、自白を強要され、『高平市公安局治安管理処罰裁決書』に署名するようにと強いられた。警官は史さんの家を不当に家宅捜索し、史さんを15日間拘束した。

 その後、警官は洗脳する専門の人員を派遣し、史さんに対して洗脳を行い、監視し続けた。史さんは国家安全保衛部門(法輪功迫害の実施機関)、派出所の警官、鎮政府・村委員会の人員に騒がれたり、呼び出されたり、尾行されるなどの迫害を加えられた。

 長期的にわたる圧力の末、史さんは2009年に病気が再発した。2011年の秋と2013年4月と、2回も入院して治療を受けた。

 2017年9月21日、史さんは法輪功の真相内容が書かれた紙を街の壁に貼ったため、高平市公安局の警官に連行され、不当に家宅捜索をされた。さらに、警官は家にあったパソコン、プリンター、法輪功関連書籍、法輪功の真相が書かれた紙幣などを押収した。その後、史さんは高平市留置場に拘禁された。

 そして、実刑判決を言い渡された史さんは現在、山西省祁県刑務所に拘禁されているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/19/372635.html)
 
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