台湾サマーキャンプ 100人近い若者が参加
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 【明慧日本2018年9月10日】(台湾=明慧記者・夏韻)台湾各地の大学生と専門学校生の青年弟子は8月17日~19日までの3日間、台中市の中興大学で2018サマーキャンプ活動を行なった。若い学生が「豊富で多彩な活動を通して、法輪大法と触れ合い、 様々な角度から『真・善・忍』の内包を体験し、生活の中で実践できるように」と願っている。

 青年弟子は多くの収穫を得ることができ、この環境は浄土であり、自分を見直す、この夏休みの最も充実した3日間になった。

 このキャンプで、共に学法し、劇と映画を鑑賞し、講演を聞き、集団活動、ロールプレーイングゲーム遊び、ならびに伝統音楽と舞踊を観賞した。この細心の計画活動の中で、生命に対する認識を高め、人生を正しい方向へ向かわせる積極的な態度を学んだ。

'图2~3:营队期间一起学炼法轮功。'
サマーキャンプで煉功する学生

'图4~6:透过戏剧、影片、专题演讲、团康活动等等安排,体验并实践“真善忍”的内涵。'
演劇、映画鑑賞、団体活動、講演を通して「真・善・忍」の内包を体験する学生

 浄土のような純潔な環境

 夏休みが終わり大学生になる朱穎さんは、このサマーキャンプ活動で半年来の疲労を取り除き、楽になった。朱さんは「ここは浄土のようだ」といい、単純な自分を取り戻した。彼女は入試のための勉強やプレッシャーで疲労が溜まり、しばしば落ち込み、物事に対する感知と吸収能力が弱まった。ここに来て、学生のメンバー、世話をする人たちはとても素朴で、彼らと付き合うと自然にリラックスできた。現在の社会は人と人が暗闘し合っているが、ここでは心と心を通い合わせて真実を語り合うことが出来る。しかし、このような単純な環境に出会えるのは難しいという。

 朱さんはこのサマーキャンプは巧妙に按排され、自分を見直すことができるという。彼女はロールプレーイングゲーム「レッドダスト」を例に上げた。このゲームはとても真実性があり、現代生活の縮図であり、登場した人物は必ず難題が解け、初めて世俗から脱して、自分の真の家に帰ることができる。このゲームが彼女にもたらしたのは、生活に直面して「名・利・情を放下することで、答えを得ることができる。これらを掴んだままでは自分を見失うが、これらを放下した時、真の自分を見つけることができる」と朱さんは話した。

 若い学生は 真・善・忍を準則とすることを学ぶ

 新北市からの参加者・戴語柏さんは高校3年生。姉の強い勧めにより、夏休みに予定していなかったサマーキャンプに参加した。彼は、この活動に参加してよかったという。このサマーキャンプで物事に対する見方の柔軟性を高め、講演の中から物事に対するよい見方を学び、将来自分の心にそぐわないことに出遭ったら、「真・善・忍」に基づいて、どのように直面すべきかを考えるという。

 戴さんはこの数日間の活動を通して「真・善・忍」の三文字の意義を切実に体得し、トラブルに直面した時の物事に対する見方と解決法を学んだ。以前の彼は人と何かを行なう時、その人の態度があまりよくないと、忍耐することができず、消極的になっていた。今は、まず自分が忍をしたあと、直接的にまたは第三者を通してその人と交流するという、もっと高い次元の対処法があると感じている。

 戴さんは映画「キャンドルライト・ストリート」から、法輪功が迫害を受けている情況と学習者が迫害を制止する活動の努力を知ることができた。学習者が平和と正当な方式を用いて訴えを表すことはとても意義があり、全世界に知らしめることができるという。彼は一人一人が判断能力を持つ学習者の長期にわたる努力は必ず報われ、永遠に迫害されることはないと話した。

 協力し合う活動の中で「善」を体験する

'图7:“勇气倒”的团康活动,透过团队成员协力守护他人,让邱思茹突破心防,愿意相信别人。'
「勇気ある梯子」という集団活動を通して、他人を守ることを学ぶ

 美術を学ぶ高校2年生の邱思茹さんは、集団活動の中で強い「善」を感じた。情緒の起伏が激しい彼女はこの数日間、とても安定しているという。彼女は活動の中で学生と、世話をする人々と連携する時、彼らは内心からの「善」を発していると感じ、全体の雰囲気は穏やかで、善であった。この活動は彼女に良い影響をもたらし、情緒は以前と違って、とても落ち着いていた。

 邱さんが集団活動「勇気ある梯子」を通してさらに分かったことは、自分は他人を信用しておらず、自分より能力の低い人を見下していた。そのため集団生活の中で、常に独自でむりやり行なおうとしたとき、結果は理想的ではなかった。彼女は勇気ある人間梯子に上り、倒れたらメンバーに守ってもらい、助けてもらおうと考えた。しかし、彼女は恐れていたため、伸ばし伸ばして、チームの最後に思い切って上った。「私は倒れて受け取ってもらった瞬間、恐れることなく他人を信用することができたと感じた」と、嬉しそうに話した邱さんは「以後の生活の中でどんなことに出遭おうと、他人をさらに信用しなければならない」と話した。

 3日目、彼女はこの夏休みをもっとも充実した日と感じ、このサマーキャンプを友人に推薦した。「ここはあなたを変えることのできる場所です!」

 自分を見直し、方向を見つける

 大学の理学部に入学が決まった何馥妤さんは、サマーキャンプで多くの収穫を得た。彼女は、自分はこの1、2年で以前のような単純で誠実さをなくしていたが、この活動を通して参加者と交流する中で自分を見直し、心を新たに整え、生活と心のバランスを取り戻し、続けて前に向いて歩く方向を見つけることができた。

 同時に活動の按排は彼女の魂に触れ、映画「キャンドルライト・ストリート」を観賞した感想を分かち合った。英国の学習者は、長期にわたって中国大使館の前で座禅をして請願を行ない、この種の真相を伝える方式で迫害の停止を求めている。当地のラジオ局は学習者のこの平和的な活動を称賛し、これは最も力を持っていると称えた。このことは彼女を感動させ「『堅持』という二文字は、簡単にできることではない」と話した。

 19日午後5時、参加した人々は名残り惜しそうに別れを告げ、サマーキャンプは円満に終了した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/22/372733.html)
 
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