【明慧日本2018年10月4日】河南省洛陽市汝陽県公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らは、2018年9月12日の夜、陶営鎮の法輪功学習者・郭玉暁さんの家に押し入り、3人の子供達が母親に抱きついて泣き叫ぶ中(大きい子は9歳、末の子はまだ2歳)、母親の郭さんを連行した。
その時駆けつけて来た姑は子供達の面倒をみるために少し準備してから、明日、必ず母親の郭さんを派出所へ行かせると、警官に願いでたが、警官はこれを許可せず、強行して郭さんを連行して立ち去った。近所の村民達は連行される様子を見て、涙を流した。
また、3人の子供の父親の劉偉涛さんは、汝陽県留置場に拘禁されてすでに4カ月経っており、不当な裁判に直面している。
夫の劉偉涛さんが不当に連行された後、妻の郭さんは3人の子供の世話をしながら畑仕事をして、夫のためにあちこちと奔走した。陶営派出所に行って尋ねた時、所長の劉子傑は「この案件はすでに他の部門に引き渡され、もう自分には権限がない」と返事した。郭さんはまた汝陽県公安局に行ったが、警備員に遮られて入ることさえ出来なかった。仕方なく何度も担当者の張衛兵に電話をかけ、やっと電話が繋がったが、張は「すでに他の担当に回したから、権限がない」と言った。郭さんは汝陽県の国内安全保衛部門に、迫害の法律的根拠について何度も聞いたが、教える義務はないと断られた。
現在は秋の収穫作業の繁忙期に入っている。9月12日の夜、汝陽県の国内安全保衛部門の警官は、「郭玉暁はネットで汝陽県の警官を暴露した。その上、劉偉涛の案件で、北京の謝燕益弁護士に依頼したことに対し、腹が立っている」と言って、3人の子供の泣き叫ぶ中で郭さんを連行した。これらの無慈悲な警官らの態度を見て、近所の村民たちは悲しみがこみ上げ、涙を流したという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)