「馬三家からの手紙」メキシコの映画祭でドキュメンタリーベスト賞受賞
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 【明慧日本2018年10月16日】ドキュメンタリー「馬三家(マサンジャ)からの手紙」が、この8月25日に、メキシコ2018年ケレタロ・ドキュメンタリー映画祭において、外国部門でベストドキュメンタリーベスト賞を受賞した。

'图1:观众在观看纪录片《求救信》'
「馬三家からの手紙」を鑑賞する人々

 このドキュメンタリーは、中国の労働教養収容所内で発生した拷問のことを明らかにした。法輪功学習者の孫毅さんは、中国の馬三家という労働教養収容所(以下、馬三家)に不当に拘禁された。馬三家は中国の中でも最も残忍な拷問をする所で有名な労働収容所の一つである。

 メキシコ・ドキュメンタリーの映画祭の目的は、まだ知られていないストリーに、産声を上げる機会を提供することにあった。「馬三家からの手紙」は、地球の向こう側に助けを求める人々が大勢おり、助けを求め、世界に向けて助けを求め呼びかけている事が明らかになった。中国共産党の独裁政権が最も認めたくない事実を、そして、最も醜悪な暗黒面を映し出している。

 馬三家は中国の遼寧省にある。孫毅さんはここで2年半もの長い間ここに拘禁された。馬三家労働教養収容所で長い間酷刑を受け、奴隷のように強制労働を強いられた。その間、二十数通もの助けを求める手紙を、輸出するハロウィーンの飾り品に、命がけでこっそりと隠し入れた。

 これらの製品はアメリカに輸出され、そのうちの一つがオレゴン州に住んでいるジュリーさんに購入された。驚いた彼女は手紙の写真を社交メディアにアップした。そのことがきっかけになり、この話が全世界に伝えられた。

 孫毅さんは釈放された後、命をかけて中国共産党が法輪功学習者を迫害している証拠を収集し、このドキュメンタリーの制作にも積極的に参加した。

'图2:电影制片人弗洛雷斯在接受采访'
インタビューを受ける、映画プロデューサーのフロレスさん

 メキシコの市民はドキュメンタリーを観た後、とても深く感動した。映画のプロデューサーのフェルナンド・フロレスさんは、「この作品は完璧で、非常に感動させられました。多くの人といつも映画に来る人達とプロの人もこの作品を見に来ると思います。アニメによりとてもわかりやすくて、大成功だと思います。実際に体験した物語の主人公は、強靭な意志の強さと勇気を見せてくれました。映画界の人とすべての社会がこのドキュメンタリーを見て、支持するに違いありません」と語った。

'图3:电影节主办者卡雷拉在接受采访'
インタビューを受けるプリシラ・カレラさん

 プリシラ・カレラさんは、映画祭の主催者の一人である。彼女は「ドキュメンタリーの主人公は、尊敬すべき立派な人です。あのような悪辣な環境下で、彼は法輪功の教えを守り、その信仰だけを頼りに、あの醜悪な環境を乗り越えてきました。信仰に対する強い信念で、最後まで法輪功を堅持しました。ドキュメンタリーの彼の話で『私は、まだ生きています。あなたは迫害とまだ戦い続けることができますの言葉が一番好きです。本当に勇気ある態度に感服させられ、尊敬すべき好人物だと思います」と話した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/30/373124.html)
 
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