【明慧日本2018年12月19日】山東省青島市黄島区の法輪功学習者・劉奉春さんは2018年9月6日、黄島区裁判所で裁判が行われ、11月26日に懲役4年の有罪判決を言い渡された。
劉さんは2018年3月20日午後、家で仕事をしていた時、黄島区泊里鎮派出所の警官により不当に連行され、プリンター2台、ノートパソコン1台、全ての大法書籍、迫害の真相資料1袋を没収された。
3月21日午後、警官は劉さんの妻を連行して、法輪功を修煉しているのかどうかを確認した上で「プリンターは誰にあげたのか? 誰と連絡を取り合っているのか? と質問した。だが、彼女は警官の質問に対して何も答えなかった。彼女は当日の夜、無事に帰宅した。
劉さんが連行された後、どこに拘禁されているのか、家族にはいかなる情報もなかった。
7月18日になって家族は弁護士を雇い、劉さんは南留置場に拘禁されていることが分かった。泊里鎮で迫害の真相資料を配っていた時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている人に通報されたため、警官は監視カメラを利用して劉さんを特定し、連行したのである。
4月20日、劉さんに不当な逮捕状が発布された。この訴訟事件は黄島区検察院に移された。
2018年8月末、黄島区裁判所は9月6日に開廷すると通知した。
2018年9月6日午前、劉さんの家族と弁護士は8時すぎに青島西海岸新区の法廷に着いた。そして、10時前に入廷し、午後1時半に終わった。しかし実際に開廷された時間は、午後12時30分だった。
開廷している間、劉さんは自分で無罪を主張し、弁護士は劉さんのために無罪の弁護をしたが、法廷で結審されなかった。
その後、懲役4年の有罪判決を言い渡された。劉さんは、その判決を不服として控訴した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)