雲南省耿馬県の常成美さんに実刑判決を宣告
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 【明慧日本2019年1月5日】雲南省臨滄市(りんそうし)耿馬(こうま)県耿馬鎮の法輪功学習者・常成美さんは、耿馬留置場に不当に8カ月間拘禁された後、2018年10月「法律の実施を破壊した」という罪名で懲役1年3カ月の実刑判決を宣告され、2018年11月22日に雲南省第2刑務所に移送された。そこで、常さんは2019年5月8日まで拘禁されることになっている。

 2018年2月8日夜7時頃、常さんは耿馬鎮で法輪功の資料を配った時、地元派出所の警官により連行され、2月9日に不当に家宅捜索を受けた。

 もうすぐ2019年2月15日の旧正月を迎えるので、家族は常さんのことを一緒に旧正月を迎えられるかどうか、とても心配している。2018年2月12日に、常さんの母親と妹(妹は生後2カ月の赤ちゃんを抱いて行った)は耿馬派出所に行って、常さんとの面会を求めたが、派出所は様々な理由をつけて責任を転嫁し、面会を許してくれなかった。翌日13日に、派出所まで来るようにと知らせを受けた母親と妹が再び派出所へ行くと、中庭に警官がいっぱい立ち並び、恐ろしい雰囲気の中で、警官らは彼女たちに法輪功を煉功しているのかどうかと尋問して、「煉功していれば直ちに逮捕するぞ」と脅した。そして、録音やビデオ撮影をして、色々と取り調べを行った。しかし、常さんとの面会は許されなかった。

 そして、3月7日、警官らは昆明市の常さんの母親の家にやって来て、不当に家宅捜索を行った。当時、常さんの母親は留守だったが、警官らは家の中をめちゃくちゃにして、家族に大変怖い思いをさせた。警官らは師父の写真とMP3、法輪功迫害の真相が書かれた紙幣などを押収した。

 常さんには21歳と13歳の子供がいるが、警官らの不当な連行と家宅捜索は、常さんの子供達や常さんの母親の家庭に大きな精神的なダメージを与えた。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/12/15/378424.html)
 
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