法輪大法は私の一家を救った
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2019年1月6日】私の母は精神に問題があり、周り人は母のことを「知的障碍者」だと言っています。父は賢くて働き者ですが、家は貧しく、両目を失明した祖母も一緒に住んでいます。父は30歳の時、知的傷害を持つ母と結婚しました。

 私の記憶では、私が5〜6歳の時、近所の子供たちは私と遊ぶのを嫌がり、私を見かけると遠ざかり「あなたとは一緒に遊ばない」と言っていました。遊び相手がいないため、何時も祖母と遊んでいました。小学生になって、周りの子はみんな新しい綺麗な服を着ているのに、夏にもかかわらず私は春の服を着せられ、暑いので袖を巻き上げて半袖にしていました。

 母はお金の使い方が分からないため、家事はすべてが父がしていました。父は毎日忙し過ぎて私にかまってくれる時間はありません。正月になると新しい服を1枚買ってくれますが、普段は他人から古着をもらっていました。父はかんしゃく持ちなので、お金を頂戴とも言えず、お金もないので放課後友達が買った飴玉や、アイスクリームなどを一口わけてくれたりしていました。周りの子供たちは私の目の前で母を侮辱し、罵り、石を投げつけました。そのため私は内向的な性格になり、なぜこの家に生まれてきたのかといつも考えていました。

 ほかの子にとっては母の愛情は当たり前ですが、しかし私にとっては適わない夢にしか過ぎませんでした。幼い私の心がもっとも傷ついたことは、父は母のすることが気にいらない時、毎日のように喧嘩していました。母が間違ったことをすると、父は罵声を浴びせ、気がすまない時は暴力を振い、軽く殴られている時は、母は泣きじゃくり、酷く殴られている時は、家出をしていました。父は無視していたので、幼い私は夜道を恐れながら母を探していました。時には母が家を出るとき一緒に行き、しばらく一緒に歩き、家に戻るよう説得していました。

 ある時、母が家出するとき一緒に行くことを止められ、母は夜道に迷い、一晩中さまよっていました。翌日、善良な人に家まで送ってもらいました。私は幼いころからこのような家庭環境の中で育てられてきたので、幸せとは何かが分かりませんでした。私の運命はなぜこんなに苦しいのかといつも考えていました。

 喜びは天から舞い降りてきました! 私が12歳の時、父は法輪大法を学び始めました。以後、大きな変化が起きました。その当時は、法輪大法についてよく分からなかったのですが、しかし父の変化を見て、良い功法だと理解していました。

 父は煉功を始めてから酒やたばこを止めることができました。母方の叔父さんは「父が酒を止めることができれば、自分はご飯を食べるのを止める」といつも言っていました。父はいつも酒を飲んでいて、大酒飲みだと村で有名になっていました。しかし法輪大法を学んだ父は、すぐに酒を止め、20年来一滴も口にしていません。

 最も嬉しかったことは、両親の喧嘩が減り、父がたまに愚痴を言うと、母が「あなたは修煉者でしょう?」と言い、父はすぐに「そうだ! 忍をしなければ、善でなければ、もうあなたと言い争わないよ」と言っていました。

 この時から私の家庭は楽しくなり、法輪大法が父を変え、私たちの家庭を変え、私に家庭の温かさを体得させ、家庭の笑い声がどれほど暖かいかを分からせてくださいました。

 父の変化を見て、私も父と一緒に法輪大法を学び始めました。

 大法の書籍を通読することで、法輪大法は「真・善・忍」に基づいて、真実を語り、嘘偽りのないことを行い、人を騙さない、どんな人に対しても善をもって接し、不公平なことに遭っても忍耐し、他人のことを優先に考え、私利私欲をなくすことだと分かりました。私はこの原則に基づいて実行し、善良で優しく、みんなに尊敬される少女になれるように努力してきました。また、勉強も努力した結果、成績も上がり、多くの賞状もいただき、先生からも褒められ「皆さんのお手本ですね」と言われました。

 法輪大法は、内向的で醜いアヒルのような私を、とても楽観的で美しい白鳥のように変えて下さいました。私は心の曇りが取り除かれ、太陽のように輝く少女になりました。

 12歳の時から法輪功を学んできて、真・善・忍の法理が心の奥底まで入り込み、私生活の隅々まで浸透しています。どんな人に対してもどんなことを行うにしても「真・善・忍」の法理に従って行い、善をもって他人に接し、まずは他人のことを優先に考えるようにしています。

 今は農村を離れて、都会に嫁ぎ、仕事をして子供にも恵まれ、車もマンションもあります。修煉を支持してくれる主人と、実母のように可愛がってくれる姑がいます。私が実家に戻ったとき「見てごらん! どこのお嬢さんでしょうね(意味しているのは、知的障碍者の母親が優秀な娘を生んだ)」と村人が話していました。私を見下していた幼なじみも、現在の私の生活を羨ましがっています。

 これらのすべては、私が法輪大法を学んで得られた福報であり、法輪大法の救いがなければ、今の明るい私はいません。 李洪志先生、私は弟子になれたことを誇りに思い、教えを永遠に遵守し、真・善・忍をもって自分の一言一行を律し、すべての人々に「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」ということを伝えます。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/23/350716.html)
 
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