あのネフロ-ゼ症候群だった私が元気に生まれ変わる
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文/中国の大法弟子 謝恩

 【明慧日本2019年1月20日】私はかつて重い病気を患い、健康を回復させるために法輪功を学び始めました。言い換えると、法輪功に命を救われました。

 私は当時、ネフロ-ゼ症候群と言われる病気にかかり、全身がむくみ、高血圧で、高コレステロールで、腰痛があり、不眠症を抱え、体内のタンパク質が尿を通して大量に排出されていたため(尿タンパク4+)、気力がありませんでした。この数年の間、私は処方された大量の薬を飲み、病状は緩和されましたが、完治せず(尿タンパクは1+に改善)、薬を飲みつづけて命を維持するしかありませんでした。

  しかし、長期にわたって薬を服用したため、副作用も大きく、特にプレドニゾンというホルモン剤は服用後、中心性肥満や骨粗しょう症、免疫力低下などの副作用がありました。身体のいかなる所でも感染すると、腎臓機能の悪化を引き起こす可能性が高いため、怪我や風邪、高熱を出さないように、気をつけなければなりませんので、とてもプレッシャーを受けて細心の注意をして生活を送っていました。

 プレドニゾンという薬はすぐにやめることは出来ず、少しずつ減量する方法を取るしかありません。病状が安定してくると、医師の指導の下で、飲む量を最初の1日6粒から2週間後に半錠の量を減らしました。2カ月後にまた1日4粒に減量しました。半年後に退院できた私は家で休養をとりながら、定期的に病院で検査を受けることになりました。退院の時、医師は「この病気は完治する事例はきわめて少ないので、一生涯にわたって薬を飲み続ける可能性が高く、結婚や肉体労働はできない」と告げられました。これを聞いた私はショックのあまり、倒れそうになりました。

 身体が疲れたら病状が悪化しますので、家に戻ってからも何もしないことにしました。全身に気力がないため、遠くにはいけませんでした。親がすべての身の回りのことをやってくれ、毎日私のために悩んでいました。それを見ていた私はとことんまで落ち込みました。20代の若さで親孝行すらできない上に、やりたい事も何もできず、かえって親のお荷物になりました。その後、民間療法を紹介され、あらゆる方法を試してみました。毎日苦い漢方薬も合わせて飲んでいました。また、食事の制限が多く、腎臓に負担がかからないように1日50gの精肉しか摂取できませんでした。このようにして私は家で2年間、毎日4粒のプレドニゾンを飲み、尿タンパクを1+に維持し、希望の見えない日々を送り、自殺も考えました。

 ある秋の夜、私は散歩に出かけると、近くの公園で何人かが静かに煉功している姿を見かけました。この人達の顔はとても穏やかで、血色も良く好感を持ちました。聞いてみたところ、この気功は法輪功という功法で、学びたければ無料で教えてくれるそうです。

 私は一度試してみようと、翌日煉功場へ行きました。法輪功をしている皆さんはとても親切で、動作を教えてくれました。あれから雨が降らなければ毎日煉功に通い、皆と一緒に法輪功をしました。毎回煉功の後、時間があれば体験談も話し合います。煉功に通っていると私の身体はとても気持ちよく感じ、元気になりました。以前、他の気功もやったことがありますが、すぐに挫折しました。しかし、法輪功に魅了されました。2週間後、9日間にわたって、法輪功の先生による法輪功についての教えを説くビデオを見ました。

 それは一生忘れられない9日間でした。初めて法輪功の先生の顔を見ました。柔和な先生はとてもわかりやすく法輪功の奥義(最もかんじんな点。極意)と人生の真諦(しんたい・最高真理。絶対・究極の真理)を説かれ、私の人生観は大きく変わりました。ビデオを見ているうちに、身体はポカポカと暖かくなり、言葉で言えないほどの軽さを感じました。私の健康状態と食欲はますます良くなり、腰痛と不眠症もなくなりました。この数日間、私は法輪功の素晴らしさを実感しました。この時、私は必ずしっかりと法輪功を学び続けたいと強く思いました。

 ビデオを見終わり、私は法輪功の効果を信じて、すべての薬をやめました。初めは少し心配しましたが、1日目は病状が悪化するどころか、かえって身体の調子が良く軽く感じました。力もついたように感じたので、病院で検査したところ、すべての数値が正常になっていました。私は本当に嬉しくて号泣しました。親も久し振りに笑顔になりました。あれから食事制限の必要もなくなり、なんでも食べれるようになりました。そしてボンベを運んで交換するような肉体労働も出来るようになりました。翌年、私は結婚しました。その次の年には、健康でかわいい娘に恵まれました。娘は今中学生になり、成績が優秀でいい子です。あれから十数年来、私は薬を飲む必要も一切なく、毎日元気に過ごしています。

 私は入院当時の主治医に出会い、自分の身に起きた医学的な奇跡を伝えました。医師もとても摩訶不思議だと言いました。以前、私は全身に扁平疣贅(へんぺいゆうぜい・顔面、手の甲、前腕などに、米粒の半分程度の大きさで、皮膚面からやや隆起した淡褐色で台状の丘疹が多数できるいぼ)という頑固な皮フ病を患い、長く治療を受けても治らなかったため、治療をやめました。しかし、法輪功を学んで半年後、ある日の朝、顔が少し痒く感じて鏡を見てみると扁平疣贅は水疱になり、数日後、いぼのかゆみがなくなり、水疱も消えて肌がツルツルになりました。本当に不思議でした。

 『轉法輪』が出版されてから、私は少なくとも『轉法輪』の本を数百回以上読みました。この本は生涯にわたって、私の宝物です。法輪功を学んで身体が回復して元気になったほかに、『轉法輪』の本から、「真・善・忍」という教えを学び、「真・善・忍」に従ってより良い人になることを目指すことも教わりました。私は法輪功に出会い健康を取り戻して生まれ変わり、生き方を学び、とっても、とっても幸運だったと思います。先生、本当にありがとうございます!! 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/30/262140.html)