思春期の少女が法輪功で心臓が良くなることを実証
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 文/台湾台北 音員

 【明慧日本2019年1月30日】私が、まさに青春まっただ中の健康な美少女時代に、まさか7、80歳のお年寄りと同じように心臓手術による治療を受けなければならないとは、夢にも思いませんでした。

 私は今年(2006年)18歳の高校生で、生まれつき肌は色白でうっすらと赤みがさしており、唇は紅く、日ごろから元気ではつらつとしていました。一点の曇りもない健康優良児だとクラスメイトはみな私のことを呼びます。ほとんど病気になったことがなかった私が、ある日突然に病院に入院することになるとは思いもよらず、しかも夏休みの全てがおじゃんになってしまいました。これが発生したのは昨年の夏休みのことで、生命の無常を目にし、生命の存在の本当の意義に気づきました。それと同時に、友人と家族の行き届いた配慮を感じました。そして、最も重要なことは法輪功が私の体に現した奇跡を実証したことでした。

 もうすぐ夏休みが始まる頃、私は身体の調子がおかしく感じ始め、毎朝起きると汗をかいており、頭もボーッとしていました。何回か熱を出して、宿舎の先生が母親に電話をし、私を引き取らせました。私はめったに病気にならなかったので、ただ普通の風邪だと思い水をたくさん飲み、家で1日休んでまた学校に戻りました。学期末になり、母親が私を迎えに学校に来ると、私の顔色が黄色くて痩せてしまったのを見て、驚きました。私は食欲がなくなり、おいしいものを目の前にしても食欲がわかず、以前の私とはまるで別人のようでした。家族は私が肝炎にかかったのかもしれないと思い、病院に連れて行き血液検査をし、検査をした医者からもっと運動するようにと言われ、次週に検査結果の報告を聞きに来るようにと言われました。

 ところが家に帰った後、私は熱を出し寝ていても歩いていても咳が出て止まらず、あまり空気が吸えず、家族はすぐに私を入院させました。今回は胸腔科の医者がレントゲンを撮り、聴診器で肺の音を聞き、すぐに入院治療するように指示を出しました。入院しなければならないと突然要求され、事態が深刻であると感じましたが、数日入院すれば退院できるだろうと考えていました。私は母親の提案を受け入れ「法輪大法は素晴らしい」と念じ始めました。母親は仕事が終わった後、私に付き添って『轉法輪』をそばで読んで聞かせました。

 病院で数日点滴を打ち、ある日医者が来て母親に「熱は下がりましたが、心拍数は120を切っており、心臓に問題があるのかもしれない」と告げました。心臓のエコーを受けた後、医者は深刻な顔つきで私を心臓科病棟へ移しました。医者と家族は頻繁に話し合い、私は「いったい私の心臓はどんな病気になったのかしら?」と緊張しました。やっと主治医が血液検査と心臓のエコー検査のカルテを持ってやって来て、主治医は「私の血液に細菌がおり、細菌は血液と共に心臓に入り心臓弁膜を破壊し、血液の流れに重大な影響を及ぼしている。最も手を焼くのは1.5センチの菌の塊が、心臓弁膜に付着していることで、それがいつはがれて血管が詰まるかわからず、もし血管が詰まったらそこの組織が壊死し、その部分を切除しなければならない。もし運が悪くて脳の血管がつまると中風になる」と言いました。

 私のような病例の発生率は極めて少ない、と医者は言い、6~8週間抗生物質による治療を行った後、すぐに開心手術を行うことを提案しました。これは正に青天の霹靂で夢にも思わなかったことでした。まさに青春真っ只中の健康な美少女が、なんと7、80歳のお年寄りのように心臓手術による治療を受けなければなりません。急に頭の中が真っ白になり、孤立無援(頼るものがなく、ひとりぼっちで助けてくれる者がいないこと)で泣き出し、家族の心も乱れました。この夏休みは毎日24時間点滴を受けることを考え、その後、胸部を切開しなければならず、非常に恐ろしくなりました。こんなにも確率の低い心臓手術を私が受けるなんて、どうしてこんなについていないのかと思いました。医者と看護師の慰めもまったく耳に入らず、絶望した私は布団の中にもぐり込み、午後からずーと泣いていました。

 夕方になると母親が法輪功を学んでいる数人の友人を私に会わせてくれました。1人の女性が言うには、この前父親が集中治療室に入り、「法輪大法は素晴らしい」と念じると、すぐに退院できた人の実例と、もう1人の女性からは数年前に脳腫瘍になり、法輪功を学んだら良くなったという実例を聞きました。また、もう1人の男性は医者で「世界中には多くの奇跡がある。信じるか信じないかはあなた次第だが、法輪功は超常なものです。しかし、実際に修煉することが必要です」と伝えました。母親の友人たちの励ましを聞いて、私も自信が湧き、法輪功を学ぼうと決心しました。

 私が入院した知らせは海外に出張中のキリスト教信者の父親には通知されず、医者が手術の必要性を説いたので、母親は私に「お父さんに祈ってもらおうか?」と聞くので、「祈ってもらうですって? そんなものいらないよ、私は李洪志先生だけを信じているから」ときっぱりと答えました。その日から、毎日先生の説法の録音テープを聞き、自分で『轉法輪』を読み、同時に点滴を受けながら法輪功を煉りました。青白かった顏は、だんだんと血色がよくなり、体重も戻ってきました。いくら顔色がよくなり体重が戻っても、医者はやはり手術を受けるようにと、いつも説得しました。心臓弁膜にくっついている1.5センチの菌の塊がいつ破裂し、飛び散るかわからず、すぐに処置しなければ後々まで問題が残るだろう、と医者たちは一致した考えをもっていました。法輪功を学んでから私は頑として、時には、医者が実習生を連れて、私の病状に関するカルテを持って私を取り囲んで、病状がいかに重いかを解説している中でも、私は医者たちに「具合がよく手術は必要ない」と、いくら伝えても、毎回無駄に終わりました。

 しかしある時、医者たちの話を聞いて母親が動揺して、ある医者に「もし手術をしなかったら、菌の塊は自然に消えますか?」とビクビクしながら聞きました。医者は「奇跡が起きない限り、あり得ないでしょう」と言いました。医者が私を説得しても効果がないのをみて、看護師までが説得しにやって来ました。私には医者たちの好意だとわかっていました。しかし、私には手術をしても根本的な問題は解決できないことをはっきりとわかっていましたので、誰が説得しに来ても効果がありませんでした。ある日のこと医者はどうにもならないという様子で、看護師に「彼女を家に帰らせよう!」と言い出しました。私は後ろめたさを感じながら医者に「すみません、手術ができなくて」と言うと、医者は笑って「喜ぶのはまだ早いですよ、危険は解除されていませんから! 1週間後にもう一度、診察してみましょう」と言いました。

 家に帰ってから、ちょうど近所で9日間の法輪功講習会が始まり、私はすぐ参加し、参加して3日目に病院に再診を受けに行きました。医者は関心を持って「体の具合はどうですか? 手術する気になりましたか?」と尋ねました。私は「身体の具合はとっても良くて、手術の必要はありません」と答えました。医者に「口では証拠になりませんから、心臓のエコーを撮ってからにしましょう」と言われ、エコー室に行きました。医者はこと細かく作業し、ずっと「おかしいな、なくなってるぞ」とつぶやくのが聞こえました。医者は諦めずに何度も検査し、最後に「菌の塊は見当たりませんでした」と言いました。私は「見当たらないって、それならどこかへ行ったんですか?」と聞くと、医者はぶすっとした態度で「どうして私にわかるんですか、体はこんなに大きいんですよ」とだけ答えました。

 私の診断結果のカルテを握りながら主治医は、信じてたまるかと言わんばかりに診断結果を見て、それから私を見て「どこか調子が悪いところはありませんか?」と質問しました。私は「ありません、見てください、元気そうでしょう」と言うと、主治医は再び「それなら何か他の治療を受けましたか?」と質問しましたので、私は「いいえ、ただ法輪功を学びましたけど」と答えました。主治医は「法輪功がこんなにすごいなら、今度私の患者にも試してみようか」と小声で言いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/1/22/119224.html)
 
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