文╱中国の青年弟子
【明慧日本2019年3月1日】私は幸せな家庭で育てられました。父も母もとても誠実で温厚な人柄で、誰に対しても優しく接しました。幼い時からずっと母と一緒に師父の説法を聴いていた私は、修煉者であれば、必ず「真・善・忍」に基づいて行なわなければならないという道理が分かっていました。母はいつも私に「よく法を学び、しっかり修煉し、大切な機縁を逃さないようにしようね」と言い聞かせてくれました。ですから、幼い時から、私の心の中には必ず修煉をしようという一念がありました。
7歳の時、生まれて初めて母と1カ月半ほど離れて生活をしました。母が帰ってきて「1人で寝るのは大丈夫だった? 怖くなかった?」と私に聞きました。「怖くないよ。師父が家におられるんだもの」と言いました。そして、母が居ない間、私に起きた不思議なことを話しました。
母が故郷に同修を助けに行っている間、夜、電気を消して部屋が暗くなると、すこし怖いと感じました。そこで、「電気がついたらどんなにいいだろう」と思うと、不思議なことに電気が本当につきました。そして、壁にたくさんの法輪が回転しているのが見えました。「母はいつ帰って来るだろうか」と思っていると、今度は、師父が部屋の天井のあたりに来てくださいました。蓮の花の上に座っておられた師父の髪は青い巻き毛で、身体から光を放って私を見て笑っておられました。そして、夜が明けるまでずっと私を見守ってくださいました。それから、私はもう怖いと感じたことはありません。
師父はずっと私の成長を見守ってくださいました。生活上で様々なことが起きた時、困難に直面して解決できない時、落ち込んで考え方が極端に走った時、師父は必ず私を慰めてくださり、導いてくださいました。師父はずっと私のそばにおられ、私に善の心を守るように教えてくださいました。
いつも加護して向上させていただき、師父に感謝いたします。師父に見守られているので、道徳がひどく滑落している今の世の中でも、私は汚染されず、善の念を守り抜くことができました。これからも、私は必ず自らを厳しく律して、真・善・忍の基準に基づいて行ない、法をしっかり学び、さらにより多く学びます。そして合格した大法弟子になれるよう頑張りたいと思います。