【明慧日本2019年3月10日】広州市天河区の黄埔供電局の会計士の法輪功学習者・李慶華さん(50)は、以前勤務していた同僚に、手紙の中に法輪功迫害の真相資料を添付して郵送した。このことを理由に、2019年2月21日、広州市海珠区裁判所に懲役2年の実刑判決を言い渡され、罰金5千元の支払いを命じられた。
李さんは長沙理工大学の会計学科を卒業した後、広州市黄浦供電局に就職した。幼い頃から内向的な性格の李さんは、幼稚園の時にB型肝炎を患い、さらに、小学校3年生の時には入院して治療を受けるため、1年間学校を休んだ。結婚後はうつ病や不眠症、胃の痛み、狭心症などの病気を患った。狭心症の痛みで李さんは意識を失ったことがある。また、辛い日々に耐えている時は悲観的になり、自殺まで考えたことがあるという。
1999年3月、幸運にも李さんは法輪功に出会った。1カ月後、李さんの病気はいつの間にか奇跡的に治り、性格まで明るくなった。
受益して元気になった李さんは、法輪功の良さを自然と他人に紹介したくなり、2017年4月、李さんはレーターパックを通じて、以前勤務していた同僚に法輪功に対する迫害の真相資料を郵送した。それを理由に、2017年8月15日、李さんは勤務先で十数人の警官らに連行され、越秀区留置場に拘禁された。
2018年8月23日午前、広州市海珠区裁判所は李さんに対して不当な裁判を行った。李さんの家族と黄埔供電局の責任者や同僚が傍聴者として出席した。李さんの弁護士は「李さんが手紙を郵送したことは、いかなる法律、法規にも悪い影響を与えていません。法輪功の資料を郵送することは、憲法が国民に与えた信仰の自由と言論の自由であり、合法的な行為です」と弁護した。
しかし、2019年2月21日、広州市海珠区裁判所は李さんに対して懲役2年の実刑判決を言い渡し、罰金5千元の支払いを命じた。
また2007年、李さんは労働教養1年6カ月を強いられた。解放されたあと、やっと元の勤務先に戻れたが、これまでの会計士の仕事を外され、雑務や雑用係りに降格されて使われた。また長期にわたり、住民委員会や610弁公室の人員らによる嫌がらせを受けた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)