文/中国の大法弟子
【明慧日本2019年4月25日】
師父、こんにちは!
同修の皆さん、こんにちは!
私は大法を修煉して24年近くになりますが、1日も学校に行ったことがない私は、字もわからないし、書くことも出来ませんでした。しかし大法を修煉した後、師父は私の知恵を開いてくださり、字が読めるようにしてくださったばかりでなく、今では字を書くことも出来るようになりました。そして、大法の多くの不思議さが目の前に現れました。
『轉法輪』の中の字が目の前に現れる
修煉を始めたばかりの時『轉法輪』を手にとっても一字も読めず、どうすればいいのでしょうか? 本の中の「真念」という2文字が目の前に現れました。師父の教えの通りにまるまる6カ月学び、ある時は多くある時は少なく、6カ月で『轉法輪』を一通り学び終えました。それから私は字が読めるようになりました。この時、私は大法の不思議さと、これには師父が関わってくださっていることを知り、私は言い表せないほど心の中で喜びました。
今年(訳注:2018年)の5月10日、私たちの学法グループでは師父のお誕生日と、「法輪大法デー」をお祝いして、私が『師父への恩』の詩を歌った時、師父の『洪吟』の中の「還原」「只この一回の為なり」、「高き処寒さに堪えず」などが私の頭の中に現れてきて涙が止まらず、師父がこんなにも多くの犠牲を払ってくださっていることを思い、心の中で「私は自分のこの善に向かう心を必ずしっかりと修めます」と申し上げました。
家に帰っても心の中でまだ涙を流しており「どうして私は字が書けないのでしょうか?」と思いました。私は『轉法輪』を手に取って読み、書かれている字画が多く、書くのがとても難しそうでした。次の日の朝、煉功の時に『轉法輪』の中の字が目の前に現れ、「私は難しいですか? 私は難しいですか?」と聞かれ、字はどんどん大きくなり、字の筆画がはっきりとしてきました。筆画を見ているうちに、頭の中に詩が浮かんできました。師父は「皆さんに更に教えますが、この法にどれほどの力があるのでしょうか? 私は私の巨大な能力をこの法に容れました。ですから、この法はどのようなことでも皆さんにしてあげることができます」[1]と説かれました。煉功が終わるとすぐに筆をとり、頭の中に現れた詩を書きました。
師父が法をお伝えになり、私は修煉を始めた
師父は私の知恵を開いてくださった
大法はすばらしく、私は字が読めるようになった
『轉法輪』を通読し、涙が雨のごとく流れた
師父は偉大であり、大法は偉大である
師父がおっしゃることを私はすべて信じ
大法の素晴らしさを私は悟った
心身をしっかりと修め、師父に従って家に戻る
私は「どうして字が書けたのでしょうか?」と、とても不思議に感じました。私が感動して泣いていると、子供たちが「お母さん、どうして泣いてるの?」と尋ねてきました。「字が書けるようになったのよ」と言うと、子供たちも感動して泣き出しました。そこで私は筆を取り、師父への感謝の気持ちを書き記しました。
それから、どんな字を見ても難しくなくなり「難しい」という観念が取り除かれ、師父に感謝申し上げました! 師父は本当に偉大です! 師父は「わたしの法身は何でも知っています。あなたが何を考えているかも全部知っています。そして、わたしの法身は何でもできます。あなたが修煉しなければ、何も面倒を見ませんが、修煉すれば、最後まで助けてくれます」[2]と説かれました。字を書きたいと私が思ったので、師父は助けてくださいました。字が読めるようになり字が書けるようになったのは、師父が知恵を与えてくださったからであり、師父は「常人の得ようとするものは求めようとしません。そのかわり、常人は修煉しないかぎり、われわれの得るものを得ようとしても得られません」[2]と説かれました。
師父は縁のある人を我が家に案内してくださった
2005年娘が妊娠した時、私はずっと娘に付き添い、また、娘が子供を産んだ時も、疲れ切っている私を見て娘は心を痛め、育児ヘルパーを雇いました。ヘルパーの仕事を私は助け、私が他の人とは違う、とヘルパーは感じました。私はヘルパーに「自分は真・善・忍を修煉し、法輪功を修煉していますよ」と伝えました。
1人目のヘルパーは「あなたはとても健康で、性格もよく、私も法輪功を学びたいです」と言われ、私は非常にうれしくなりました。こんなに大きな圧力の下でも、法輪功を学びたいというのですから、「彼女は法輪功を学ぶために、ここに来たのだ」と思いました。動功の煉り方を教えると、ヘルパーは大法書籍を読みたがりました。あの頃の情勢下では、どこでヘルパーのために大法書籍を手に入れればよかったのでしょうか? 同修に相談すると、数日も経たないうちに『轉法輪』が送られて来ました。ヘルパーに『轉法輪』を渡すと「家で用事がある」と言って、そのままヘルパーは来なくなりました。
数日後、お手伝いのAさんに来てもらいましたが、このAさんは意気消沈していました。Aさんは夫と離婚したことを私に話しました。夫は穀物倉庫会社の幹部で、社会のよくない影響を受け、いろいろな悪習に染まったことを話してくれました。私は『轉法輪』をお手伝いさんに貸して、読んでもらうことにしました。お手伝いのAさんは『轉法輪』を読んで、「この本は返したくないです、この本はすばらしいです、よい人になるように教えています。中国共産党は善し悪しの分別もありません。この社会はもうすぐ終わるのではないでしょうか」と言って、さらに「もしみんながこの大法を学べばどんなにいいでしょうか、別れた夫も悪習に染まることはなかったでしょう」。しばらくすると、Aさんの娘に用事ができ、『轉法輪』を持って帰ったまま来なくなりました。
また、とても変わった親子がいて、その娘はここの大学にいて母親はお手伝いさんをしていました。私が煉功しているのを見ると、お手伝いのBさんは私のところに寄って来て、「あなたのそばにいると気持ちがいいですね」と言われ、「私が修煉しているのは法輪功ですよ」と教えました。Bさんは「国が禁止しているのではないですか?」と言いました。私はBさんに法輪大法のすばらしさを伝え、1人が煉功すれば家族も恩恵を受けることを教えました。Bさんは「あなたと一緒にいると、なぜか、どこも痛くありません」と不思議がりました。話しているとBさんの娘がやって来て、自分の娘にどこも身体が痛くないことを話すと、Bさんの娘は大変喜びました。私は『轉法輪』を取り出し見せると、Bさんの娘は『轉法輪』をめくり、「おばさん、この本はすばらしいですね。貸していただけませんか、一晩で書き写してお返します」と言いました。私はBさんとその娘に「書き写す時に、誤字や脱字があってはいけませんよ、偏旁部首も間違えてはいけません」と注意しました。
次の日の朝、Bさんは私に「娘が本を書き写しましたが、書き間違いがあったので書き写すのをやめました」。さらに一晩中寝ずに、八講を学んだ、と言いました。Bさんの娘は私に「おばさん、私は第八講の辟穀の中で説かれているような状態の人で、ご飯を食べていません」と言いました。Bさんも私に話したことがあり、娘は何年もご飯を食べられず、ひどく悩んでいると言っていました。しかし『轉法輪』を読んで、Bさんと娘は理解して恐れなくなりました。2人は「この本をいただくことはできませんか?」と尋ねました。私はこの1冊しか持ち合わせがなく、『轉法輪』をあげることは私にとって大変難しいことでした。でも、縁のある人を修煉させるために、私にとって惜しいことでしたが2人に手渡し、「この『轉法輪』の本を必ず大切にしてくださいね」と伝えました。
娘の家と娘の姑の家で雇ったお手伝いさんはこれまでに10人以上になります。5人が『轉法輪』を持ち帰り、あるお手伝いさんは「三退」し、あるお手伝いさんは「法輪大法はすばらしい」と書かれたお守りを持ち帰りました。これは師父が縁のある人を按排して法輪功の真相を聞かせ、これらの縁のある人に修煉を始めさせたのでした。
外に出て真相を伝える
師父が按排してくださった修煉の道で、私は毎日自分が行なうべきことを行ない、異なる形式と異なる方法を用いて、多くの家々に大法の福音を伝えました。そして、私は多くの地方に出かけて行き、海外へも出かけて行きました。
真相を伝える中で様々なことに会い、それぞれの業界の縁のある人に会い、出会った縁のある人を大切にしました。そして、ある人のことは「お姉さん」や「妹」と呼び、ある人のことは「お兄さん」や「弟」と呼びました。字が書けなかったので名前を記すのが困難で、普段は主に電話で真相を伝えていました。面と向かって真相を伝えるのは、友人の家に行った時や親せきの家に行った時、商店、スーパー、靴屋、市場の中や病院に行った時に、医者達にも法輪功の真相を伝えました。友人や親せきなどに真相を伝える時は時間に余裕があり、比較的はっきりと詳細に伝えることが出来ました。ある友人や親せきなどには何度も伝え、これらの人が本当に真相がわかると、一部の人は「三退」をするだけではなく、修煉も始めました。
2006年のある日、佛教の居士に会い「『三退』すれば平安が保たれます」と伝えました。居士は私の話を受け入れ「あなた達の師父はあなたのような弟子を持って感動でしょう。このような圧力の下でも、あなた達は師父のために正義の声を上げているのですから」と泣きながら言いました。その時、何人かの人がやって来て、私が「法輪大法はすばらしい」と書かれたお守りを居士にあげたのを見て、他の何人かの人も欲しがりました。「ああ、もう残り少ないわ、あと二つしかないわ」と言うと、お守りをもらった人は大事そうにお守りを手に握りました。衆生が目を覚ましたのを見て、私も感動して涙を流しました。
またある時、1人の男性に出会い、法輪大法のすばらしさと「三退」すれば、平安が保たれることを伝えました。すると、その男性は「私の家は4人家族で司法部で働き、みな中国共産党員ですが、あなたの話は全てわかりました。お姉さんは早く行った方がいいですよ!」と心配して言いました。私が「『法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい』を覚えておいてください」と伝えると、この男性は「はい、わかりました」と言いました。
遠縁の親戚がおり、私はいつもその親戚に法輪功迫害の真相を伝え、さらに真相資料や明慧カレンダー、『共産党についての九つの論評』や真相レコーダーなどを渡しました。その親戚の家族4人は真相がわかった後、修煉を始めました。さらにその親戚は周りにいる隣人や友人、同僚にいつも大法の真相を伝えていました。私がその親戚の周りにいる人達に真相を伝える中で、その人達の家族の数十人もの人達が、全員真相を理解した後、各々が加入していた中国共産党の組織を脱退しました。
あるブティックで、店員に大法の真相となぜ三退が必要なのかを詳しく伝えると、店員は少し理解しましたが、やはりよくわかっていませんでした。何回も繰り返し伝えると、店員は大法の真相をやっと理解してくれました。そして、私から『轉法輪』を借りて読み、一度『轉法輪』を読むと「この大法が本当に素晴らしく、どのように人々をよい人にするのか」を完全に理解しました。『轉法輪』を2回読むとさらに理解し、私と一緒に功法を学ぶことになりました。ブティックでは教えづらいので、『大圓満法』と『轉法輪法解』を店員に手渡し、店員自身でマスターしてもらいました。その後、店員も修煉を始めました。
また甲状腺機能亢進症を患っているある女性に出会いましたが、彼女は真相を聞いて理解し「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」を覚えた、と私に伝えてきました。その日、私は真相資料を持っておらず、ポケットの中から法輪大法の真相を書いた紙幣をさぐり取り、その女性に渡しました。紙幣には「法輪大法は素晴らしいと覚えれば、天から賜る幸福で平安が得られます」と書いてありました。3年後、私たちは再び出会いました。その女性は私があげた真相紙幣をずっと肌身離さず持っていると、体がよくなった、と喜んでくれました。
人を救った事例はまだまだ多く、様々な人がいました。あまりに多いのでここではもう書きません。これが「偉大な大法の威力」なのです!
常人社会で勉強するには多くのお金が必要です。しかし、師父は私に字を教え、本の読み方を教えてくださったり、また、私の病気を取り除いてくださったのに一銭も取りませんでした。現在、師父は私に一銭も取らずに、字の書き方まで教えてくださっています。さらに、家族全員が恩恵を受けています。
子供たちはいつも師父にご挨拶を書きます。私は書くことができないため、心の中でご挨拶します。また、時には同修が代わりに書いてくれます。今年の師父のお誕生日に、子供たちが書いたご挨拶文は丁寧な文字でよく書けていました。読むと、子供たちの心からの師父への感謝の気持ちがあふれていました。その頃、子供たちが書いたご挨拶文を見る度に、私も早くきれいな文字を書きたいと思いました。今では私も字が書けるようになりました。
現在、私は『轉法輪』を主として学法し、『精進要旨』、『洪吟』、『洪吟二』の一部の法を暗記できました。そして、私は毎日『論語』と『轉法輪』の目次を1、2回暗唱します。現在、大法の内涵が多く表れてきています。以前も『轉法輪』を暗記し、数段暗記してあきらめてしまいました。というのも、すべての字の筆画が多すぎて、手こずったからです。師父は「『阿弥陀佛』の一文字一文字が目の前に現われてきます」[2] と説かれました。覚えさえすれば、大法の一つ一つの字が目の前に現れてくるのだと思います。現在、字が書けるようになってからは書き写しながら、覚え、暗唱し、多くを求めず、1日1段ずつ行っています!!
私は最も、最も幸せな人間です。師父がすべてを与えてくださいました。私は心を落ち着かせて修煉に励んでいます!!
師父に感謝を申し上げます!
師父、ありがとうございます! 合掌
同修の皆さん、ありがとうございます!
注:
[1] 李洪志師父の経文:「二〇〇三年元宵節での説法」
[2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
(明慧ネット第15回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)