四川南充市の張秀珍さん 資料を配布し年金停止
■ 印刷版
 

 【明慧日本2019年5月16日】四川省南充市儀隴県の法輪功学習者・張秀珍さんの年金は1年6カ月前から支給が停止された。張さんはこの件で儀隴県の人事労務および社会保障局の関係者を訴えた。裁判所は本案件に対して、2019年5月14日の午後3時に裁判を行なう予定である。

 張さんは2016年4月、人々に法輪功の資料を配布したという理由で、身柄を拘束され、懲役1年6カ月の不当な判決を言い渡された。その後、2017年10月に、張さんは四川省成都女子刑務所から解放されたが、年金の受け取りは、2018年7月から社会保障局の局長に支給を停止された。社会保障局はさらに遡(さかのぼ)って、張さんに7カ月前に受け取った年金までも返すように強要した。返還しなければ、張さんを起訴し、再び刑務所に入れると脅した。今後、張さんの年金は社会保障局を経由して、民政部に申請し、毎月わずか1000元(約16000円)程度の生活費が支給されると言われた。張さんは関連部門に年金支給額の回復を願い出た件に添えて、それと一緒に法輪功の無実を手紙に書き、かえって嫌がらせと脅迫を受けた。

 経済的な迫害を受けている張さんは中国の『憲法』、『労働法』、『社会保険法』などに則り、「受刑期間も年金を受給する権利があるため、受け取った年金を返す必要はない」と主張して、関係者を訴えた。

 南充市西充裁判所はこの案件を受理し、最初、開廷日を2019年4月23日午前9時にしたが、現在、5月14日午後3時に変更したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/19/385286.html)
 
関連文章