山東省の学習者・呉宝玉さん 迫害され死亡
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 【明慧日本2019年6月1日】山東省の法輪功学習者・呉宝玉さんは2017年10月22日に、自宅から国家安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らにより連行され、拘禁された。拘禁されていた期間中、法輪功の修煉を放棄するように強要され、酷い拷問を受けて身体が極めて衰弱し、胃がんの症状が現れ胃がんと診断された。それでも2018年7月に懲役3年の実刑判決、執行猶予4年の判決を下された。しかし、2019年4月29日に呉さんは、冤罪が晴れないまま死亡した。

 呉さんは女性で、1956年に生まれ、山東濱州市に住んでいた。

 2017年10月22日、呉さんは自宅で他の学習者2人と共に不当に連行され、家宅捜索を受けた。法輪功の書籍、法輪功創始者の写真、現金5000元などの個人財産を押収された。

 同年11月23日、呉さんは東営市留置場に、他の2人は濱州留置場に収容された。

 2018年4月、他のもう1人の蘇さんは、懲役7年の実刑判決を下された。

 東営留置場で拘禁されていた期間中、呉さんは法輪功を放棄するように、「反省文」や「保証書」を書くことを強要された。当局は家族や親せきを煽動して、呉さんに圧力をかけた。呉さんが転向しない限り、息子は昇進できず、孫までも就職に影響があるという。残忍な拷問を受けた呉さんは、そのような圧力の下で身体が極めて衰弱しきり、胃がんと診断された。それにもかかわらず、2018年7月、呉さんは懲役3年の実刑判決、執行猶予4年の判決を言い渡された。

 2019年4月29日、呉さんは肉体的にも精神的にも残酷な迫害を受けて限界に達し、冤罪が晴れないまま、この世を去った。享年63歳であった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/5/25/387825.html)
 
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