遼寧丹東の莫亜琴さん 秘密裏に懲役1年を宣告
【明慧日本2019年6月2日】(遼寧=明慧記者)遼寧省丹東市の法輪功学習者・莫亜琴さん(73)は2018年12月12日、五龍背派出所に行き、善意で法輪功の合法性を警官たちに伝えた際に連行されて、家宅捜索を受けた。その後、莫さんは、2019年3月20日に振安区裁判所で開廷され、3月28日に秘密裏に懲役1年を宣告されたことを、家族は偶然に知った。
2018年12月12日午後、莫さんは法輪功に関する真実の情報を警官に知ってほしい、という前向きの考えで、五龍背派出所を訪ねて警官に真相を伝えたところ、身柄を拘束された。警官の話によると、随分前から莫さんを監視していたという。その時、莫さんのカバンの中の三百数元の真相紙幣が押収された。
その後、警官は莫さんの家の鍵を奪い取り、直接莫さんの家に行って家宅捜索を行なった。その日、突然6、7人の私服警官が部屋に入り、すべての物をひっくり返し、鍵のかかったある箱を見つけると、その箱を叩き壊し、開けた。また、莫さんの四十数冊の法輪功の書籍を押収した。家にいた莫さんの夫は、これらの一部始終を目撃していたという。
最近、莫さんの家族が依頼した弁護士が丹東留置場に行き、莫さんと面会した時、2019年3月28日、莫さんはすでに秘密裏に懲役1年を宣告されていたことを知った。
中国共産党による法輪功への迫害が20年間続く中で、莫さんは2007年11月、隣近所の知り合いに迫害の真相を伝えたために、労働教養1年を科されたことがある。