遼寧瀋陽市の胡林さん 留置場で苦しめられる
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 【明慧日本2019年7月28日】(遼寧=明慧記者)遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・胡林さんは、懲役2年の実刑判決を言い渡された。胡さんはこれを不服として、すでに瀋陽市高等裁判所に控訴したという。

 2019年7月16日、胡さんの弁護士は高等裁判所で胡さんの案件を調べた後、法庫県留置場で胡さんと面会した。警官は弁護士に対して厳しくチェックし、公文書以外のものは持ち込み禁止となり、紙とペンは留置場側から提供するという。胡さんは数人の警官らに支えられて出て来ると、椅子におろされた。

 その際に、胡さんの片側の鼻孔は黒色になっており、管を插入され灌食されたことが推測された。「留置場で受刑者に滅多打ちにされたことがあり、現在に至るまでずっと断食して迫害に抗議している」と胡さんは弁護士に話した。


拷問の実演:板の上に「大の字」にされ、引っ張られる

 2019年6月初め頃から、留置場は胡さんに対して迫害を強めた。胡さんは板の上で両手両足に手錠と足かせをはめられ、「大の字」にされて手足を引っ張られ、動くことができない上に、灌食に使用する管が胃の中に挿し込まれたままの状態で、放置されているという。

 2019年6月初めから18日まで、胡さんは長い間、身体を板の上に乗せられ、「大の字」の形で引っ張られたままで、時々、ほんの僅かな間、解かれたことがあるという。そして、6月18日に開廷された後の2日目から6月28日まで、また同じように「大の字」にされて苦しめられた。7月11日に再度板の上で四肢を引っ張られ、両手両足に手錠と足かせをはめられ固定された。2019年7月16日、胡さんは弁護士と面会の時にだけ、ちょうど外されたところだったという。

 受刑者の唐帥と栾天祥の2人は警官から指示された胡さんの監視役で、胡さんに対して常に罵ったり、殴ったりしているという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/7/21/390344.html)
 
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