【明慧日本年8月28日】(ニューヨーク=明慧記者・鄭岩)2002年からアメリカの一部の法輪功学習者は、自発的にニューヨークの中国領事館前で、毎日平和に穏やかに中国共産党による法輪功に対する迫害の停止を請願し続け、同時に往来する人々に法輪大法の真相や法輪功への迫害の真相を伝えている。風雨に阻まれることなく堅持し続けて、今年で17年になった。長年にわたって学習者たちの善念から出たもので、代償を支払うことを惜しむことなく、自発的に自費で領事館前に通っている。法輪功を誹謗中傷する中国共産党の人員がこの人達を「雇われた者」であると散布した虚言は、根も葉もないことである。果たして、領事館前に請願に来ている人達は「雇われた者」なのだろうか? 現場で取材した情報を分析してみよう。
2015年5月から、ニューヨーク中国領事館前に2人の中国人男性が現れ、学習者の請願に対して妨害や攻撃をした。彼らの具体的なやり方は毎週月曜日から金曜日まで、午前8時半から午後1時まで時間通りにここ領事館前に現れ、学習者の横で法輪功を誹謗中傷する横断幕を掲げ(写真2〜3枚目参照)、同時に中国の血まみれの国旗を広げる。同日の午後2時半、彼らは中国人が経営する飲食店に戻り(住所:135-25A 40RD,FL3,Flushing, NY 11354、写真4枚目参照)、ハンドカート(写真5枚目参照)や横断幕を渡すなどして、中国共産党の法輪功に対する人権迫害を海外まで広げる手助けをしている。それでは、彼らの背景は一体なんであろうか? なぜ、領事館前でこれらの悪事を働いているのだろうか? 正義のある人々は、私たちの調査と証拠の収集の手助けすることを歓迎する。
依然として領事館前で学習者の活動を妨害し、攻撃する2人の男性
情報筋によると、白い半袖を着ている男性は、年齢が65歳前後で名前はNINGXIANG LIUという。彼は、学習者たちを妨害する2人のうちの1人で、主要人物とみられる。毎日のように領事館前に現れ、非常に傲慢で学習者が持っていた携帯電話を蹴飛ばしたことがある。
NINGXIANG LIUの住所は、136-19 57th RD, FL3, Flushing, NY 11355、同居者のLiyan Huは彼の妻ではないかと推測される。
黒いジャンパーを着ている男性は、年齢が70歳前後で、名前はWAY H.QIUといい、水曜日を除いて毎日領事館前に現れ、学習者たちを妨害する主要人物である。
WAY H.QIUの住所は、67-18 150th St. #405A,FLUSHING, NY 11367、同居者のLI YAN QIUは彼の娘と推測される。
確認したところ、写真の3人の男性は依然として領事館前で学習者たちの活動を妨害している。彼らは中国共産党を手助けして、人権に対する迫害を海外にまで延長させ、妨害している。
3人目男性の住所は、144-44 1E 38th Avenue, Flushing, NY 11354。
かつて領事館前で悪事を手助けした者の目覚め
2015年5月、ニューヨーク中国領事館前に初めて、中国共産党の法輪功に対する迫害を手助けする中国人男性が現れた。その男性は法輪功の真相を知ると、二度と来なくなった。
当初、彼らは学習者の横で法輪功を誹謗中傷する横断幕を掲げ、チラシを配った。往来する人々は彼らの目的を知らずに、誹謗中傷のチラシを受け取った。しかし、学習者の説明を聞くと、誹謗中傷のチラシを学習者に渡し、法輪功の真相のチラシを受け取った。法輪功を誹謗中傷する者らの中に、1人の若い中国人男性がいた。彼は学習者を見かけると突進して来て、罵声を上げながら、真相資料を配っていた学習者の黄さんの身体を掴み、揺らし始めた。
目撃者の話によると、その当時の中国人の若い男性はとても凶悪で、傲慢だったという。彼は朝早く現場に来て、学習者が横断幕を掲げる場所を全部占領していた。この者に対して学習者たちは、常に礼儀正しく接して衝突したこともなく、法輪大法の素晴らしさや、中国で受けている迫害の真相を彼に根気よく伝え続けた。
彼は身をもって学習者の善なる接し方を体験し、それ以後変わり始めた。ある日、1台のタクシーが彼らの前に停車した。学習者の黄さんは運転手に真相を伝え始めた。この後、黄さんはこの若い男性が罵声を浴びせられるだろうと思ったが、結果的には、「あなたはとてもまじめに物事を行ない、あなたと同じようにすれば、どんなことも成功するだろう」と黄さんに向かって言った。黄さんは、観光客に真相を伝えていたが、彼は英語が通じないにも関わらず、黄さんの傍でじっとそれを見ていた。伝え終わった黄さんは彼に「何を話していたか、聞きたいですか?」と尋ねると彼はうなずき、黄さんは話した真相の内容を説明した。彼はこの内容を聞いて沈黙した。
ニューヨーク中国領事館前の空き地は、河の傍にあって風通しの良い道で、ニューヨークの中では最も寒く、最も風の強い場所である。2015年冬のある日、とても強い風が吹き、90歳の学習者は強い風に耐え切れず、地面に転倒した。妨害していた別の若い男性が走って来て、この学習者を抱きかかえて座らせた。この年配の学習者は、彼によく真相を伝えていたという。今まで彼は何も言わなかったが、学習者の女性が自分のために行なってくれた善良な心を感じた。他の学習者の手助けによって彼女は立ち上がり、すぐに歩き始めた。この光景がこの若い男性を感動させた。彼はこの日何度か年配の学習者を訪ねては「大丈夫ですか?」と心配そうに聞いた。この出来事のあと間もなくして、彼は学習者に「我々はもうチラシを配りません」と伝え、その後、チラシの配布をしなくなった。数日後、彼は「もうここには来ません」と学習者に告げ、それ以降、彼の姿は見られなくなった。
この男性2人は自発的に自費で、領事館前に来ていたのでしょうか? それとも、領事館が直接あるいは間接的に、日当を支払って雇っていたのでしょうか?
海外の華人団体の責任者の多くは、中国共産党との関係が密接である
話さなければならないのは、海外の華人団体の責任者の多くは、中国共産党との関係が密接であることだ。中国のスパイ機構は、華人団体のやり方で共産党を浸透させる活動を行なっている。中国のスパイは、華人団体の責任者の身分に身を隠し、中国共産党中央戦線工作部や610弁公室、中国大使館中国共産党機構の指示を受け、全力で共産党の浸透工作を執行している。
2005年の調べでは少なくとも、海外において1万以上の華人団体がある。ある資料で明らかになっているのは、多くの団体の責任者は中国共産党に招かれて交際のテクニックや、人事管理および外交などに関わるノウハウを学ばせている。中国共産党のネットサイトのデータによると、中国の地方政府は数十万元の予算を組み、これらの海外の華人団体の責任者達らに無償の訓練を提供しているという。
正気が上昇し、法の網が張り巡らされる
法輪功は、20年の長きにわたる迫害を受け続けている。明慧ネットの2019年5月31日の『通告』によると、米国国務省官員からの情報では、米国政府が入国審査をさらに厳格化にし、人権および宗教迫害者に対するビザの発行を拒否し、移民ビザと非移民ビザ(観光、親族訪問、商務など含む)を含め、すでに発行済みの者(グリンカード所持者含めて)にも入国拒否の可能性があるという厳しいものである。その官員は、法輪功学習者に迫害者リストの提出ができると告げた。
2019年7月20日、ドイツ外務省責任者や、人権政策および人道主義援助担当者・バーベル・コフラー博士は、外務省のネットサイトで公告を発表し、ドイツ政府を代表して中国共産党の法輪功に対する迫害を公に非難した。
カナダの法輪功学習者を支持する国会議員は、政府に対して人権を迫害する者の入国禁止、および迫害責任者の懲罰を実施する措置を取るように求めた。前カナダ移民部長で、現ジュディ・スグロ国会議員は、最近のマスコミの取材を受ける中で、「人権を迫害する者のカナダへの入国を許可すべきではない」と述べた。
2019年7月、法輪功学習者は明慧ネットの資料に基づき、法輪功に対する迫害参与者リストを作成して米国国務省に提出し、関係のある法律に基いてブラックリストに入れ、彼らの米国入国ビザの発行を拒否し、入国を禁止するように求めた。米国国務省官員からの返事では、事実を確認した上で法に基づいて対処するという。またその官員によると、近年、人権への迫害が原因で入国ビザを拒否された中国人が多くおり、その大多数は法輪功に対する迫害者だという。国務省は、明慧ネットの報道は信頼できると肯定的で、その情報源を引用できるともいい、法輪功学習者が提出したリストは詳細に書かれており、分かり易く、迫害を受けた団体の中で最もよくできていると述べた。さらなる迫害の参与者リストの提出を歓迎すると話した。
明慧ネットで暴いた悪人の情報:『PDFファイル』についての提出方法
中国:ネットサイト内のメールボックス送信ページを開き、「迫害者情報の提出」項目をクリックして提出のこと。
海外:電子メールで送信のこと。メールアドレスは、 ReportFugitive@minghui.org,ErRenBang@minghui.org