文/中国の大法弟子
【明慧ネット日本2019年9月5日】私は農業をしている古い大法弟子です。若い頃から家は貧しく、姉妹も多かったのです。両親は女の子には勉強させる必要はないと言い、学校にも行かさせてもらえませんでした。だから文字も読めませんでした。 結婚前も結婚後も私は実家と嫁いだ家でも主な労働力となっていました。 私には2人の娘と1人の息子がいて、5人家族の生活は農業の収入で生計を立てています。 師父は講法の中でおっしゃいました。「農民は、毎日激しく照りつける太陽の真下で野良仕事をしており、大変辛くて苦労が多く」 [1] のような農民です。 子供たちに同じような苦しみを味あわせたくないので、一生懸命働いて、多くの借金を背負い、2人の子供を大学に行かせて卒業させ、1人は大学院修士課程を卒業させました。子供たちは街で仕事をしてお金を稼げるようになり、息子も結婚しました。しかし、夫は病気で亡くなりました。 苦痛とともに、夫への懐かしさと情が私を縛り付けていました。
1996年、私は母と共にキリスト教徒となり、地元のキリスト教会では影響力のある人になりました。教会のメンバーはよく私に様々な問題を相談してきました。 しかし、息子家族に子供が生まれ、私は孫の世話をするために街へ行きました。 新しい場所で孫の面倒を見なければならないので、私は毎週教会へ行くことができず、非常に焦っていました。
息子嫁の母親は大法弟子でした。私に大法の素晴らしさ、病気治療と健康保持の不思議な効果、大法弟子はなぜ真相を伝えているのか、大法弟子は共産党から迫害を受けているなどの話をしてくれました。彼女も法輪功を修煉しているとの理由で強制労働をさせられたそうです。私は、彼女の話を聞きながら観察していました。共産党の虚言に毒害され、これに加えてキリスト教は、キリストは唯一の神であり、上帝であると教えられているため、彼女が話した法輪大法の真相を受け入れるのは難しかったのです。 しかし、目の前にいる彼女を見ると、実に善良で教養があり、品の良い人であり、話す言葉も物事を行うときも「真・善・忍」に従って行っています。
のちに、彼女を訪ねて来たほかの法輪功学習者を見ると、笑顔いっぱいで、汚い言葉を一言も話さず、彼らの話しから修煉者一人一人の故事を聞くことができ、どのようにして嫁と姑の関係によりよく対処し、夫の不倫を寛容に受け止め慈悲をもって対処し、商売で詐欺に遭いお金を騙し取られても、相手を憎まず穏やかな態度で対処し、電気自動車にひかれても相手に金銭を要求せず、相手の気持ちを考えて恐れないようにと安心させ、法輪大法は素晴らしいと覚えておくように伝えていたそうです。うわー! この人たちはいったいどのような人達でしょう! 古いクリスチャンの私よりも心性が遥かに高いのです。私は怒ると人を罵りますが、彼らは マスメディアで宣伝されているような法輪功学習者ではないのです。
次にいくつかのできことが私を深く感動させました。
一つは、嫁の母親は田舎に法輪功の真相を伝えに行きました。帰り道、転んで手首を骨折しました。夕方8、9時ごろ息子が家に帰ってきました。私はそれを見てはショックを受け、彼女の左手がぶら下がり骨が突出し、腕が腫れていました。この時、私は気をつかってご飯を彼女に渡しました。彼女はそのご飯を食べられないだろうと思いましたが、彼女は何事もなかったかのようにご飯を食べました。私たちは大変驚いて開いた口が塞がらず「痛くないのですか? すでに腫れていますよ、時間が立つと骨が繋がりにくくなります。すぐにでも病院に行きましょう」と声をかけましたが、彼女は「そんな必要はありません。私には師父がいます。恐れる必要はありません。私が家に帰った後も見舞いに来てくれる必要はありません。電話もかけないようにしてください。私はすぐ治ります」と話しました。彼女は夢でも見ているかのような話しをしているではないか、きっと煉功で頭が可笑しくなったのだと思いました。数日後、私は息子夫婦に義理の母親の様子を見に行くように頼みましたが、2人は行く必要はないと言い、母親は家で学法と煉功をして、日に日によくなっているそうです。嫁の父親の同級生は市立病院の整形外科の部長であり、それを聞いて私は彼女にすぐ病院に行って石膏で固めるようにと勧め、迷信を信じてはなりませんと告げました。彼女は「ならば私はその部長に挑戦状を送りましょう」とジョークを言い「私はこのままで治療を受けずに治れば、それは大法は迷信ではないこと、超常的な科学であり、さらなる高いレベルの科学を証明することができます」と話しました。
6日目に彼女の家が断水になりました。彼女は大きな鍋に溜めた水を、プールサイドまで運び地面に置いたのです。彼女は病院で治療を受けずに、骨折した手が本当に治ったのです! この法輪功は間違いなく本物であり、良いものであり、そうでなければ、彼女の手を治すことができると思いますか?
二つ目は、四川大地震の後、彼女は何回か息子に共産党組織から脱退するようにと勧め、お守りも渡しました。息子は会社の人に知らるのを恐れ、心でそう思うようにしますと言いました。彼女は小さなお守りを息子に渡して、携帯電話のバッテリーの裏側につけて置けば、常に持って歩くことになると話しました。しばらくして息子は会社の同僚と夕食会で酒を飲んでいたところ、1人の同僚が息子の腕を掴み、無理やり二軒目に飲みに行こうとしました。息子は付き合いとして仕方なくついて行こうとしたところ、突然、胃が痛み出し、めまいで立ち上がれなくなり、これを見た同僚は、息子を連れて行くのをあきらめ、運転手と出かけました。しかし、このあと誰も想像していなかったことが起こったのです。その同僚は店から出た途端、交通事故に遭って即死したのです。息子はふらふらして家にたどり着きましたが、庭の芝生に横たわり意識を失っていました。夜遅く仕事から戻った嫁が息子を発見し、部屋に連れて入りました。真夜中に、上司から電話がかかり、息子は家に帰ったかどうかを尋ね、この時息子の同僚が事故で亡くなったことを知りました。息子は2日ほど恐怖で顔面蒼白でした。息子は義理の母親に尋ねました。「お母さん、師父は守って下さったのですか?」義理の母は「私は坐禅をしていた時、師父は某某(私の息子を指す)早く助けるよう、何回も啓示してくださいました。もし師父の手助けがなければ、あなたをその場から動けないようにしなければ、あなたも同じように交通事故に遭い、彼と同じことになっていたでしょう」と説明してくれました。 私たちの家族は、命を救って下さった師父にとても感謝しています。この出来事から、法輪大法に対する息子の態度は完全に変わりました。
三つ目は、2008年に私は子宮筋腫で子宮摘出の手術を受けることになりました。私の家族は糖尿病の病歴があるため、医師は「尿糖値が高いので手術後、切り口が塞がりにくいと言い、抜糸できるのは少なくとも10日後になります」と言いました。嫁の母親は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と心を込めて念じれば、奇跡が起きるかもしれません」と言いました。
手術室に入った私は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と心の中でずっと繰り返し念じました。すると抜糸できるまで1週間かかりませんでした。 若者のようにとても珍しいそうです。 退院後、一日中体の下からお腹の中に風を吹き込まれているように感じ、毎日、ジャケットで湯たんぽを包んでお腹を覆いました。 嫁の母親は一緒に煉功をするようにと勧めてくれました。 私は第三式まで功法を煉功したところで、お腹の冷たさを感じなくなりました。 法輪功は本当に素晴らしいです! それ以来、私は法輪大法の修煉を始めました。
そして私はキリスト教徒から大法弟子になりましが、やはり激しい思想の闘争を経て、特に初期のころは、イエスキリストを裏切り罰を与えられるのではないかと心配していました。テレビ漫画を見ていた時、一羽の小鳥は、カササギの会議にも参加し、燕の会議にも参加し、どの小鳥の会議にも参加し、最後にはどの小鳥の会議からも追い出されました。このシーンを見て、これは私に不二法門、修煉は専一でなければならないということを暗示していると思いました 私の母と妹はクリスチャンであり、彼女らは私が大法を修煉することに反対しています。私は故郷に戻り、かつてのキリスト教の仲間たちからも、神を裏切った、子供にとってもよくないことだ、などなどと叱責されました。私は長い時間かけて考えて観察し、自分の心性と嫁の母親の心性と比べ、キリスト教徒の仲間の心性と大法弟子の心性と比べると、大法弟子の方が心性が高いと感じました。
私は嫁の母親に「法輪功は本物であり、正のものであることは認めますが、共産党が良くないと言っているのは理解できません」と言いました。彼女は「あなたはキリスト教の中で、共産党は赤龍であり、サタンであることを聞いたことはありますか?」と尋ねられ、私が「はい、あります」と答えると「ならば聖書や啓示録に語られた大審判を知っていますか?」と質問され、私は「はい、知ってます」と答え「どのような人が大審判を受けるのでしょうか? 赤龍とサタンの味方をしている人ではありませんか?」と質問され、私の答えは「はい、その通りです」、「それでは、法輪功学習者は人々に共産党組織の党員、青年団員、少年先鋒隊から脱退させ、赤龍の支配から逃れさせることは、その人を救ったことになりませんか? それは大きな善ではないでしょうか? イエス側に立たず、共産党側に立って法輪功は共産党を反対していると言っているのは、あなたはイエスキリストを裏切っていませんか? あなたは法輪功の煉功をしなくてもいい、あなたは共産党の圧力の下で法輪功は素晴らしいと言えなくても、あなたは共産党と一緒に法輪功は共産党に反対しているというのですか?」この言葉を聞いて私は返す言葉はありませんでした。私は今までの宗教の仲間たちを思い出し、多くの人は同じ考えを持っていますが、知らないあいだに共産党について行き、法輪功の対立面に立っただけでなく、キリストの旨意に背いていました。
私はこの数年間の体験の中で法輪大法の無限の慈悲を感じました。過去のクリスチャンの仲間たちは神の側に立ち、法輪功に対する誤解を取り除くことを望みます。彼らに「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」ということを知っていただき、生命が素晴らしい未来を迎えてほしいのです。
注:
[1] 李洪志師父著作:『轉法輪』