湖南の71歳の彭頌偉さん 懲役7年の不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2019年10月23日】湖南省衡陽県の法輪功学習者・彭頌偉さん(71)は先日、当局の裁判所に不当に懲役7年の重刑を宣告された。彭さんは2018年8月、長沙鉄道公安局の警官らに連行された。

 その他にも、湖南省長沙市の法輪功学習者・柳春霞さん、唐敏さんの2人にも、それぞれ懲役1年と懲役1年6カ月の不当判決を言い渡され、すでに刑務所に収容された。

 今年71歳の彭頌偉さんは衡陽市衡陽県両路口に在住で、1996年から法輪功を学び始めた。法輪功を学んだ後、彭さんは喫煙と飲酒の悪習をやめ、患っていた病気が完治し、穏やかな性格になった。「真・善・忍」に従って自分を律した彭さんは仕事を真面目にやり、誰からもリベートを取らず、「良い職員である」といつも上司に褒められた。同僚も友人からも私心がなく、利益をむさぼらない彭さんのことを「良い人である」と言われていた。ある日、服を卸売りした彭さんは、十数枚の服を多めにくれたことに気づき、すぐに店主に返しに行った。店主は「服を盗む人もいるのに、法輪功を学んでいる人達は本当に良い人だ。私のミスなのに返してくれるとは思わなかった。私は1カ月間でこの十数枚の服に相当するお金を儲けられない。本当に感謝するよ」とお礼を言った。

 2018年8月7日、彭さんは長沙駅の付近で人に法輪功の真相を伝えた際に、中国共産党のいう法輪功への誹謗中傷を信じた人に通報され、駅の派出所の警官に連行された。その後、長沙鉄道公安局の警官が彭さんの長沙の自宅を家宅捜索して、衡陽県の警官と連絡を取った。そして、警官らは彭さんの衡陽県にある家の三つものドアを壊して、不当に侵入して家宅捜索をした。

 警官は彭さんを長砂鉄道留置場に拘禁したが、家族には一切通知しなかった。その後、家族は彭さんがずっと家に帰っていないことに気づき、警察に捜索願いを出したところ、彭さんが留置場に拘禁されていることを告げられた。しかし、どこの留置場に拘禁されているかまでは教えてもらえなかった。

 そして先日、陥れられた彭さんは懲役7年の実刑判決を下されたという。

 長沙市の柳春霞さんは2018年11月下旬頃、五里牌で法輪功が迫害されていることを人に伝えた際に、五里牌派出所の警官らに連行され、長沙市第四留置場に拘禁された。その後、懲役1年の実刑判決を受けた柳さんは、すでに約3カ月前に湖南省女子刑務所に送り込まれていた。

 同じ長沙市の唐敏さんは2018年5月13日、秘密裏に連行された後、長沙市第四留置場に拘禁され、その後、懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡された。すぐに唐さんは控訴したが、当局の裁判所は法輪功に関する本案件に対して法律に従わず、唐さんを湖南省女子刑務所に送った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/10/15/394591.html)
 
関連文章