青海ゴルムド市の左愛鳳さん 亢金英さん 再び不当判決
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 【明慧日本2019年11月20日】青海省ゴルムド市の法輪功学習者・左愛鳳さん(59歳女性)、亢金英さん(60代女性)は2年間拘禁された後、2019年5月に左さんは懲役4年、亢さんは懲役2年6カ月の実刑判決を宣告された。2人はこの判決を不服として控訴したが、二審は原判決を維持するものとした。2019年9月29日、亢さんは刑期が満了して解放され、家に帰って来た。

 左愛鳳さん、亢金英さんは2009年3月23日、警官に不当に連行された。その後、亢さんは懲役1年の実刑判決を言い渡され、左さんは2年間拘禁され後、懲役4年の実刑判決を言い渡された。2013年3月23日、左さんは4年間の役刑を終えて家に帰って来た。

 2017年3月30日の午後、左さん、亢さんは国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の大隊長・王建平によって連行された。その後、王建平は2人の警官とコミュニティの警備員らと一緒に、左さん、亢さんの家を家宅捜索した。王建平らは欲しい証拠が見つからなかったにもかかわらず、依然として左さん、亢さんを拘禁し続け、罪に陥れた。

 2017年11月、左さんと亢さんに対して不当に開廷をした。法廷で、弁護士は2人の無罪を強く主張した。そして、検察官は弁護士に言葉厳しく問われ、反論も弁解もできず、法廷を早々に終了させた。裁判所はこの案件を検察庁に差し戻し、検察庁はそれを国内安全保衛部門に差し戻した。2018年1月、2回目の法廷で、弁護士は引き続き無罪を主張した。

 法廷では、左さんも亢さんも自らの無実を主張した。しかしながら、2人はその後も拘禁されたままであった。情報筋によると、この案件について裁判官は決定することが出来ず、上の部署、さらに上の部署に報告して決定してもらう必要があるという。

 2019年5月に判決がやっと下され、左さんは懲役4年、亢さんは懲役2年6カ月の実刑判決が下された。2人はその判決を不服として控訴した。

 本案件の検察官はゴルムド市検察庁の孫徳良であった。一審は青海省ゴルムド市で裁判が行なわれ、この際の裁判長は李文萍、裁判官は李暁武、陪審員は拉麻才譲、書記員は張志慧であった。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/10/31/95236.html)
 
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